スカパー!生中継 Ch184 後00:50〜
☆totoリーグ |中断期間を振り返るJ2編
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※東京V側プレビューはこちら
今節の東京Vを迎えてのホーム開幕戦となるプレビューを語る前に、もう一度前節のプレビュー( /jsgoal_archive/jsgoal/detail.php?press_code=00117646 )を読み返していただきたい。前節のプレビューを執筆するにあたり、MF早坂良太と雑談を交えながら取材をしていた。そこでの話題の中心が、『試合への入り方』だった。約1カ月半の中断期は誰もが経験したことないことだったし、開幕戦で敗れている鳥栖にとっては、“平常心”で試合に臨むことは至難の業に違いないと話していたのである。
それが、開始数十秒で鳥栖が優位に立ち、そのまま90分間の主導権を握って戦うことができた。その一番の要因は、『試合への入り方』が鳥栖の入り方だったことがあげられる。先制点をあげることができたのは大きな要因だが、その前提にある“試合に臨む気持ち”が相手チームを上回り、鳥栖の狙いだった“前線からのプレッシャー”を出せたことが大きいと感じた。その結果が、早坂の先制点につながり、池田圭の追加点を生み、木谷公亮のダメ押し点となったのであろう。前節は、文字通りの『先手必勝』のパターンだった。
そんな良い流れのままに今節を迎えることになった。今季のホーム開幕戦である。選手は、良い気持ちと良いコンディションで今節を迎えているに違いない。今節も“平常心”で試合に入ることができれば、前節同様の試合を見せてくれるだろうと筆者は考えていたが、その考えを一喝してくれたのが室拓哉キャプテンである。
「前節に勝てたからこそ、今節の重要性と難しさが増した」と語ってくれた。前節を偶然で勝てたのなら、そこまでを考えなくてもよかったのだろうが、「自分たちの形で試合に入り、最後まで集中して試合を戦った」(室拓哉)ことで、今節への責任と重圧を感じているのであろう。これこそ、プロの意識であり、今季の鳥栖なのである。今節も、プロフェッショナルのプレーと鳥栖らしさを期待せずにはいられない。
対する東京Vは、連敗を喫しているとはいえ実力を持ったチームである。MF河野広貴やFW平本一樹など、1人で状況を打開する力を持った選手が多い。連敗中とはいえ、その結果がそのままの実力ではないことは、この2試合の戦い方を見ればわかる。不運な形での失点もあれば、相手チームの出来がすばらしかったことも忘れてはいけない。決して侮れないチームである。
その東京Vに対して、鳥栖は“個の力”で向かうのではなく、“チーム力”で立ち向かう必要がある。昨季は、劇的な勝利を飾ることもできたが、それは過去のこと。今季もそれを願うには、メンバーも取り巻く状況も変わってしまった。今季こそ、鳥栖らしく「チーム全員が一丸となって最後まで戦う」(室)ことが必要である。
今節の試合の見どころを予想してみたい。前節同様に筆者の予想が的中すればいいのだが…。今節は、ボールを持った選手に対してのアプローチが鍵を握ると考えられる。攻撃においては、鳥栖の選手がボールを持ったら、その選手に対してどれだけパスコースの確保や相手選手のひきつけなどのフォローができるかどうかである。守備に入った東京Vの選手に、どれくらい“ボール以外に気を向かせるか”で、攻撃において優位に立てることになるはずだ。
守備においては、ボールを保持している東京Vの選手に対して、鳥栖の選手がどれだけプレッシャーを与えることができるかである。1人でボールを奪いきるのではなく、東京Vの選手のミスを誘発するようなプレッシャーをかけ続けることができるかがポイントとなるだろう。前節同様に、前線からの連動したプレッシャーでボールを奪うことができれば、鳥栖のペースになるであろう。
鳥栖における今節のキーワードは、『チーム力(連動)』となりそうだ。
未曾有の大震災から、少しずつ明るいニュースも聞かれるようになった。いまだに大変な状況に変わりはないが、復興のニュースには安堵感を覚える。まだ、復興の序の口ではあるが、サッカー(スポーツ)を通して、できることに協力していきたい。文字や言語には限界があるのも事実であるが、筆者のつたない表現からでもお役に立てればと切に願う。
サッカーでできること。サッカーでしかできないこと。サッカーファミリーの一員として、応援し続けます。
Team as ONE =チカラをひとつに=
以上
2011.04.28 Reported by サカクラゲン















