スカパー!生中継 Ch180 後00:50〜
☆totoリーグ |中断期間を振り返るJ2編
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「怪我人が出たりしているみたいだけど、誰が出てもレベルが変わらないくらいのチーム力を持っていると思う」。MF宮澤裕樹はF東京の印象をそう話した。負傷が癒え、この試合で札幌加入後初出場を果たす可能性もあるDF日高拓磨も「本当に力のある選手が揃っているチームだと感じる」と今週末に対戦するライバルを評する。客観的に見てもそうだが、実際に対峙しようとする選手たちにとっても、やはりF東京の戦力の高さは認めざるを得ないところなのだろう。
ただし、だからといって後手に回るつもりもない。石崎信弘監督は「勝機?オーロイとマーク・ミリガンがいれば得点が取れるじゃろ(笑)」とジョークを前置きにしながらも、「まあ、つけいる隙がないこともない」と話した。今野泰幸、森重真人という国際経験豊かなセンターバックに挑む18歳のFW三上陽輔も「ハイレベルな相手と戦えるのはとてもいい経験になる。でも、経験を積むだけで終わるつもりはない。相手が誰だろうと、結果を求めていく」と言い切った。
開幕戦で愛媛に0−2のスコアで敗れ、リーグ再開初戦となった前節の湘南戦も0−1で敗戦。いまのところ開幕2連敗となっているが、チームのパフォーマンスからはそれほど悪い印象を受けない。愛媛戦こそ散々な内容ではあったが、トレーニングを重ねて挑んだ湘南戦は結果こそ出なかったものの、「やろうとしている形はできていたし、選手も気持ちをしっかり出していた」と石崎監督が手応えを掴む内容だった。1年でのJ1復帰を目指す湘南を相手にも、互角に近い展開に持ち込むことができていたのだ。
そして前述したようにこの試合では、右サイドバックの新戦力である日高が間に合う可能性もある。「(日高)拓磨が使えれば、これまで右サイドバックに置いていた(高木)純平を2列目に持っていくことができるから、いろいろなことができるようになる」と石崎監督は戦略のバリエーション充実に期待を込める。高木純は2列目の左右中央どこでもこなせるため、この選手の置き場所、さらには他の選手との組み合わせによって様々な変化をつけることができる。そしてもちろん、前節同様にサイドバックとしてスタートさせて、ここを起点に攻撃を組み立てることもできる。大きなプラス要素だと言っていい。
相手の特徴も知っている。「高松大樹、谷澤達也、鈴木達也。前のほうでプレーする選手はどれもワシの教え子だった選手じゃから」と石崎監督。また、09年までF東京でプレーしていた近藤祐介も「知っている選手は何人もいるから、特徴は味方に伝えていきたい」と話す。逆に近藤についてはF東京もよく知っているかもしれないが、今季からサイドMFにコンバートされており、内側へ入ってのプレーなどは「F東京のときとは違うところが見せられると思う」と近藤は続ける。
とはいえ、充実した戦力を誇るF東京とのアウェイゲームである。いずれにせよ札幌がチャレンジャーの立場にあるという状況は変わらないだろう。難しい試合になることは間違いない。湘南戦以上の強い気持ちで、乗り越えたいところだ。
以上
2011.04.28 Reported by 斉藤宏則















