今日の試合速報

開幕招待
開幕招待

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【J2:第9節 鳥栖 vs 東京V】東京V側プレビュー:出鼻挫いた昨季の二の舞とならないためにも、それぞれが「俺が決める」の強い得点意欲を持ち、今季初勝利を目指す。(11.04.30)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
4月30日(土)J2 第9節 鳥栖 vs 東京V(13:00KICK OFF/ベアスタチケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
スカパー!生中継 Ch184 後00:50〜
totoリーグ中断期間を振り返るJ2編
----------
鳥栖側プレビューはこちら

開幕戦に引き続き、東京Vは再開初戦も落とすこととなってしまった。開幕ダッシュで勢いに乗りたい。というのが、どのチームも願う理想だろうが、そこで早くも喫した連敗だけにやはり、痛い。ただ「まだ2試合ですから」(飯尾一慶)と、すっぱり切り替えられるのもまた、開幕直後の時期ならではの強みと言えよう。当然、反省は必要だが、必要以上に落ち込まず、今後続くGW連戦へと突入したい。

前節の敗戦原因は、明確だったように思う。「先に失点したこと」と「最後の崩しの問題」が、それに当たるのではないだろうか。ただ、最後の崩しについては昨シーズンから引き続いている課題でもあり、先制点はどの相手・試合においても大事なものである。つまり、どちらも、今後も常に東京Vが追求していかなければいけない重要なテーマと言えるだろう。

まず早急に修正したいのは守備だ。何度も書いてきたが、土屋征夫や佐伯直哉が言うように、「東京Vが目指すサッカーのベースは堅い守りにある」。特に前節・愛媛戦は、自分たちのミスから2点を失っているだけに、少なくとも同じ過ちだけは繰り返さないよう集中し、真骨頂である堅守を再構築したい。

そんな中、プラス材料もある。前節からGK土肥洋一とMF佐伯がベンチ入りしたことだ。特に守備力に長けている熟練者2人だけに、復帰すれば守備面はより安定することは間違いない。「若い選手にはない、指示の声やボールコントロールでゲームを落ち着かせる力がある」と、川勝良一監督も信頼を寄せれば、土肥、佐伯とも「それが自分の仕事だと思っている。しっかりチームに貢献したい」と、実力をピッチ上で直接チームに還元するための準備を着々と進めている。とはいえ、菊岡拓朗と小林祐希の2ボランチが機能しはじめていること、GK柴崎貴広の成長などを考えれば、あっさり入れ替え、とはいかないはず。富澤清太郎、高木善朗といった選択肢も含め、川勝監督がどのような組み合わせを選ぶのか。非常に興味深いところだ。

一方、攻撃面にも改善が求められる。とにかく『ゴール』が課題だ。内容そのものは昨季からの引き続きということもあり、時間の長短はあるにしても、どんな相手に対してもポゼッションしてある程度主導権を握ることができるようになってはきた。前節も、完全に引いてきた愛媛に対し苦しんだものの、特に後半はテンポよくパスをつなぐ自分たちのサッカーで一方的に攻めた。だが、「たしかに攻められましたが、そんなに際どいシーンというのは無かったように思います」という、試合後会見の敵将の指摘こそが、すべてだろう。

飯尾は「もっと迫力のある攻撃を」と口にしているが、そのためには、ペナルティエリア内やゴール前付近にもっと厚みを持たせることが必要なのではないだろうか。そこでポイントとなるのが、「1トップの平本一樹をいかに孤立させないか」だと、川勝監督は語る。「トップ下の3枚には、とにかく一樹との距離を近くしろと言っている」というのは、せっかくサイドから良いクロスが入って平本に当てても、落としたところから決定的チャンスを作れるシーンがあまり見られないからだという。加えて、“厚み”という意味では、そこにさらに「ボランチが飛び出していってゴール前に絡んでいけるか」も指揮官は強く要求している。「“俺が決めてやる!”という気持ちが足りなかった。ボランチだからとか関係なく、次からはもっと積極的に狙っていきたい」(小林祐希)。攻撃陣のゴールへのこだわりを、ぜひ見せてほしい。

前節終了後、選手たちの口から「去年もこのままズルズルいってしまって、結果が出るまで5試合ぐらいかかってしまった。次で止めたい」という言葉が相次いだのが、非常に印象に残った。「今になって振り返れば、結局開幕からの出遅れが、昇格を逃す原因だった」(土肥)と、昇格へ向けすでに危機感を感じているようだ。

川勝監督は、昨季第31節・鳥栖戦、PKでの1-0で勝利した試合を挙げ、次のように語っている。
「あの試合のように、自分たちのサッカーがほとんどできない中でもしぶとく耐えて、たとえPKでも勝点3をもぎ取れることが大事」。
相手のある競技だ。スタイルを貫いて勝つことも重要だが、時にそれを封じられた場合でも、勝利できるチームが強いチームということだろう。奇しくも今節の相手は同じ鳥栖である。あと一歩のところで昇格を逃した去年の悔しさを繰り返さないためにも、ヴェルディ・サッカーの追求と同時に“結果”を手にする強さも身につけていきたい。

以上

2011.04.29 Reported by 上岡真里江
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着