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【J2:第9節 岐阜 vs 水戸】岐阜側プレビュー:いよいよ岐阜にJリーグが帰ってくる!全身全霊で戦い、悪い流れを断ち切る一戦に!(11.04.30)

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4月30日(土)J2 第9節 岐阜 vs 水戸(16:00KICK OFF/長良川チケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
スカパー!生中継 Ch183 後03:50〜
totoリーグ中断期間を振り返るJ2編
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いよいよ3月6日以来のホームゲームが帰ってくる。未曾有の東日本大震災で延期していたJリーグ。先週の再開戦で岐阜は、熊本とアウェイで激突し、1−2の敗戦を喫した。

今年から木村孝洋監督が就任し、新たなスタートを切った岐阜。しっかりとした守備からスピーディーなカウンターで一気に攻め込むサッカーを展開し、開幕戦こそ無得点で大分に0−1で敗れたが、中断期間中に行った練習試合では、相手を崩しきってのゴールを重ねた。
前線から積極的にプレスを仕掛け、高い位置でボールを奪うと、両サイドに配置した染矢一樹と嶋田正吾のサイドアタッカーにすぐに展開して、スピーディーなサイドアタックを繰り出す。これがはまれば、強烈な威力を発揮するのだが、これがはまらないと逆に大きなリスクが生ずる。ハイリスクハイリターンなサッカーというべきか。このサッカー自体はよりサッカーのダイナミズムが伝わって、個人的には嫌いではない。だが、ある程度のリスクマネジメントは必要だろう。
大分戦と熊本戦を見てみると、大分戦は高い位置からのプレスがはまり、攻撃の形もしっかりと作り出して、岐阜がイニシアチブを握ることができた。しかし、決定力不足が影響し、カウンターから相手に一瞬の隙を突かれて失点し、そのまま敗戦のときを迎えるという典型的なパターンにはまった。熊本戦は逆にプレスがはまらず、相手に押し込まれ、最終的は我慢しきれずに失点し、敗戦のときを迎えた。この2試合は岐阜にとって、いい流れとは言えない。それだけに久しぶりのホーム戦で、この流れを食い止める、スカッとした勝利をつかみたい。

熊本戦は押谷祐樹の負傷により、佐藤洸一と西川優大のツインタワーが2トップを組んだ。だが、この2人を生かしきれなかった。熊本は岐阜と同じ、前線からの激しいプレスで、長身アタッカーの長沢駿を軸に、奪ったボールをスピーディーにゴールまで運んでいくサッカーを展開する。相手のプレスの前に後手に回り、ボールを奪うポイントが低くなってしまい、2トップが孤立してしまったことで、岐阜がやりたいサッカーをさせてもらえなかった。
「はまればいいけど、はまらないときが課題」と西川が語っていたように、この展開は選手たちも一番懸念していた形だった。
だが、ポジティブに考えれば、このサッカーは『諸刃の剣』であることは百も承知。ここで下手に慎重になるよりも、いかに前線からのプレスとショートカウンターの質を向上させることができるかに、全員が高い意識を持って取り組むべきだ。そうすることで、より木村監督のサッカーは浸透していくし、シーズンを戦いきる土台となる。

開幕から2連敗を喫しているが、あまり悲観することなく、前進してほしい。対戦相手となる水戸は、前節に震災の爪あとが残るホームで、徳島を相手に劇的な勝利を挙げた。磐田ユースから一度はトップ昇格しながらも、プロ生活を一旦やめて順天堂大に進学し、再びJリーガーに返り咲いた苦労人・岡本達也が、徳島戦で同点ゴールを挙げるなど、好調なのは脅威だ。筆者は磐田ユース時代の彼をよく取材した。身体能力が高く、何より気持ちを前面に出せる、見ていて気持ちがいいストライカー。彼の躍動感あふれるプレーは、味方に大きなリズムを生み出す力を持っているだけに、熊本戦のような展開にならないように、リスクを犯しながらも、彼をどこまでケアできるかがポイントになるだろう。

いよいよ岐阜にJリーグが帰ってきた。水戸とは今回の震災を通じて、深い絆が生まれているだけに、サッカーというスポーツで、お互いが全力でぶつかり合うことで、復興に少しでも役に立てるように、岐阜と水戸の関係がこれからもより深くなっていけるように。サッカーがある日常が帰ってきたことへの喜びをかみ締めながら、岐阜には悪い流れを止めて、新たなるスタートを切れるよう、全身全霊でこの試合に挑んでほしい。

以上

2011.04.29 Reported by 安藤隆人
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