スカパー!生中継 Ch185 後00:50〜
☆totoリーグ |中断期間を振り返るJ2編
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※栃木側プレビューはこちら
リーグ再開後2試合目となる。第8節をこなし、その反省点を改善し、次の試合に向け準備する、そして、第9節の真剣勝負を迎える。この「当たり前の循環」を、改めて当たり前ではなく、幸せなことで、楽しくて、そして、とても大切なことだと気づかされた。様々な方たちの情熱と思いのお陰で、再び「Jリーグを観戦できる喜び」を確認された方も多かったのではないか。
と、同時に、被災地の皆さまには心よりお見舞いを申し上げます。
再開後2試合目。京都は栃木に乗り込み、アウェイでの勝点3を奪いに行く。
今節に向けて、攻撃のパターン練習で相手ゴール前に迫るイメージを膨らませた京都。当然、対栃木の分析も綿密に行われたが、あくまで「自分たちがどうするのかを詰めていくことが大事」だと、大木武監督は自分たちがアクションを起こしていくことを改めて強調した。
京都は前節、開幕戦から先発を5人入れ替えた。DF森下俊は元々開幕候補で、開幕直前の練習試合での負傷から復帰したもの。アンカーの安藤淳は秋本倫孝が中断中の練習試合で脳震盪起こしてからポジションに入っている。加藤弘堅も内藤洋平が体調不良で抜けた間にポジションを取った。そして、トップ下の中村充孝。ディエゴのコンディション不良、そして、トップからトップ下の起用で出遅れた所を中村充がポジションに入った。そして、そのまま先発出場を果たした。前節も中村充は1得点1アシストと殊勲の働きをみせている。
京都にとって控え組は「先発の代わり」という扱いではない。指揮官の考えを理解し、各々の個性でチームにプラスアルファをもたらし、勝利を目指していけるメンバーである。まだサテライトにはアンカーに韓国U−23代表のチョンウヨンもいる。今節も先発で出場している選手たちは、この厳しいレギュラー争いを勝ち抜いて出ているのである。
戦い方は、前節と変り様がなく、ボールを前に運んで相手の裏を取っていくサッカーだ。一発で裏を取れるのなら、DFからのロングフィードの崩しも可能だ。逆に、横パス、バックパスが多くなれば、リズムを失っていることになる。
今週、JFLの佐川印刷と練習試合を行った。攻撃を受けると引いて守りを固めた相手を、崩しに行くのは、京都にとっては対栃木を考えた上でとても意義のある練習試合だったのではないか。「攻めあぐね」がない訳ではなかったが、そういう事がリーグでも起こりえる、ということをシミュレーションできたのは大きい。
「(前節は)結果を残した部分が一番重要だと思う。全部の試合が難しいものになると思っているから」。中山博貴はそう、リーグの厳しさを表現した。最後に問われるのは結果であるが、そのために「内容であったり、質を求めることが大事」(中山博貴)ということである。
ポジション争いの激化で誰もが「自分も出場できる」と、意欲に燃えるチームになり、内容、質を求める姿勢が出来、そして、大木監督のサッカーを表現して、勝利を奪い切ろうとする循環が出来てきている。何処が相手であろうと、この姿勢は全く変わらない。
栃木に乗り込んでの第9節。だが、場所、相手に関係なく、攻撃でも守備でも、「仕掛けに行くサッカー」をみせられるか、それが勝負の鍵になる。
以上
2011.04.29 Reported by 武田賢宗















