4月29日(金) 2011 J1リーグ戦 第8節
C大阪 1 - 1 新潟 (15:04/金鳥スタ/9,014人)
得点者:3' ブルーノロペス(新潟)、42' 乾貴士(C大阪)
スカパー!再放送 Ch181 5/1(日)前05:00〜
☆totoリーグ |中断期間を振り返るJ1編
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C大阪が17本、新潟が11本。計28本のシュートが飛び交った、今季初のキンチョウスタジアムでのJ1リーグ戦は、結局1−1の引き分けに終わった。
上本大海、キム ボギョンの主力2選手をケガのため欠いたC大阪。そのなかでも、昨シーズンのオープン後、リーグ戦6勝2分と不敗の続くキンチョウスタジアムで今季J1初白星を狙ったが、立ち上がりの3分、いきなり新潟に出鼻をくじかれる。「ウチのトラップミスをスッと拾われて持って行かれた形」(藤本康太)から、最初のピンチでブルーノ ロペスにあっけなく先制点を献上。その後も、風下の影響もあってか、C大阪はミスが続き、「前半は本来のC大阪のサッカーを出せなかった」(レヴィー クルピ監督)。
しかし、25分ごろから、3シャドーの乾貴士、清武弘嗣、倉田秋を中心に、次第にチャンスを作り出していくと、42分、カウンターからC大阪は同点に追い付く。自陣右サイドでボールを受けたホドリゴ ピンパォンが、相手のプレスを受けながら、巧みにキープ。そして、「僕のプレースタイル」という縦への突破で、ペナルティーエリアまで切れ味鋭いドリブルで突き進む。そして、同じくゴール前へ猛烈に駆け上がってきた乾へ、絶妙のラストパスを送ると、これを乾が落ち着いてループシュートでゴール。新助っ人とエースのホットラインで、試合を振り出しに戻し、前半を折り返した。
後半になると、新潟の黒崎久志監督が言うように、「カウンターの応酬みたいになって」いたが、「このスタジアムで負けなしということで、雰囲気もすごくあった」(藤本康太)というように、サポーターの熱い声援を受けて、C大阪が時間を重ねるごとに圧力を増していく。
66分に小松塁と酒本憲幸を投入すると、酒本の入った右サイドを起点に、相手ゴールを強襲する場面が続く。さらに85分にはU-22日本代表の山口螢も送り込み、一気呵成に攻め込むが、小松の2度の決定機は新潟GK東口順昭に阻まれ、清武のヘッドも枠を捉えず。最後はCKのチャンスも得たが、活かせず、今季J1初勝利はまたしてもならなかった。
まだ2分1敗と結果が出ず、この試合でも決め手を欠いたC大阪だったが、「後半は勇気を持って攻めにいく姿勢を出して、チャンスも作れた」と、レヴィー クルピ監督は戦いを評価。そして、「チームとして歩んでいる道は正しいと思っている。ここで慌てず、1つ冷静になって、メンバーもある程度継続し、我慢強く、継続性を求めて戦うことが大事」と、あくまで先を見据えていた。
一方の新潟は、前節の磐田戦同様、早い時間に先制しながら、リードを守りきれず、2戦連続1−1の引き分け。ただし、前半途中には中盤の要である菊地直哉が負傷退場し、後半途中にも攻守に貢献度の高かった酒井高徳が後頭部にボールをもろに受けてベンチに下がるというアクシデントに見舞われながら、敵地で最低限の結果といえる勝点1を確保。攻めては、ブルーノ ロペスが開幕戦以来となるゴールを記録し、終盤こそ守勢も続いたが、GK東口を中心に粘り強いディフェンスで凌ぎきった。「後半の残り少ない時間だと、しっかりと1−1で終わらせるというのも、1つのゲームプランとしてあった」なかで、「若い選手を含めて、それを遂行してくれたのは、チームとして、また1つ上の段階というか、そういう戦えるチームになっているのではないかと思う」と黒崎監督もイレブンを称えていた。
ともに次の試合は5月3日。C大阪は、ACL第5節でインドネシアに乗り込んで、アレマ・インドネシアと対戦。グループリーグ突破のために「絶対勝たなければいけない」(藤本)一戦に臨む。また、新潟はJ1第9節で、リーグ戦7勝4分1敗と圧倒的に相性のいい神戸を、ホームの東北電力ビッグスワンスタジアムに迎え撃つ。
以上
2011.04.30 Reported by 前田敏勝















