今日の試合速報

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【J1:第11節 新潟 vs 柏】レポート:柏が磐石の強さで首位キープ。新潟は今季初黒星(11.05.15)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
5月14日(土) 2011 J1リーグ戦 第11節
新潟 0 - 3 柏 (14:04/東北電ス/25,312人)
得点者:23' ジョルジワグネル(柏)、61' 近藤直也(柏)、81' 工藤壮人(柏)
スカパー!再放送 Ch185 5/16(月)前10:00〜
totoリーグ
----------
柏が3-0で新潟に快勝し、首位をがっちりとキープした。前半23分にジョルジ ワグネルのゴールで先制すると、後半は近藤直也、工藤壮人が追加点。守備でも新潟の攻撃をシュート1本に抑えた。新潟は今季初黒星。この試合までの5試合で2失点の堅守がほころびを見せ、ブルーノ ロペス、チョ ヨンチョルを欠いた攻撃陣も力強さを欠いた。

「難しい試合をものにできたことはこれからの自信になる」。ネルシーニョ監督の謙虚な感想が、かえって柏の強さを引き立てていた。前半23分、ペナルティーエリア付近の左サイドのスローインから、ジョルジ ワグネルがこぼれ球をキープ。右足でマウスに叩き込んだ。後半16分にはジョルジ ワグネルのフリーキックを近藤が頭で合わせて追加点。その20分後、酒井宏樹の裏を狙ったパスに、途中出場の工藤が反応。DFに競り勝ってダメ押しの3点目を奪った。

大人の戦い方だった。前半は中盤付近でボールを奪いにかかったが、後半は前線からのプレスで相手を押し込んだ。丁寧な立ち上がりから先制点を奪うと、後半は封じ込めにかかる。「相手の隙を狙って得点を決められたことが大きかった」。北嶋秀朗が言うように、思惑通りの展開に持ち込んだ。

相手のストロングポイントを抑えながら、自らの長所で得点を重ねる。「選手たちが自分たちがやっていることを疑わずに、グラウンドで発揮している」とネルシーニョ監督。勝点を積み重ねながら、柏のサッカーは精度を高めている。

新潟は完敗だった。開幕から5試合で2失点と、この試合の前まで仙台と並んでリーグ最少失点だった。それが今季最多の3失点を喫した。ブルーノ ロペス、チョ ヨンチョルが前節の大宮戦で故障し戦線を離脱した。バックアップの川又堅碁、田中亜土夢も体調不良と故障でベンチ外。手薄な攻撃陣をカバーするためにも、終盤まで無失点で進めたかった。

プランは序盤で狂った。前半23分、スローインから失点。試合前日、スローインからの相手の攻撃に対して入念にチェックしたが、ゴール前で簡単にスペースを与えてしまった。そして、後半の2失点はマークのずれから。「対応がルーズだった」と酒井高徳は今までなかった守備のあいまいさを感じていた。本間勲は「みんな考えていることがあると思うので、話し合いたい」。全員で課題を認識する必要性を感じていた。

収穫だったのは若手が経験を積んだこと。ルーキーの酒井宣福がプロ入り初スタメン、木暮郁哉は今季初のフル出場、期限付き移籍から復帰した長谷部彩翔が途中出場で今季初めてピッチに立った。主力に故障者が多い状況の中、若手の台頭は必須。「これからにつながっていくと思う」。黒崎監督はこの黒星が、この先の成長材料になることを期待した。

勢いを本物にした柏と、苦境を乗り切らなければならない新潟。状況は対照的だが、ともに今後はチームの結束力がより重要になってくる。

以上

2011.05.15 Reported by 斎藤慎一郎(ニューズ・ライン)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着