今日の試合速報

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【J2日記】熊本:昇格はどこだ!? J2九州4クラブ担当ライター座談会〜後編〜(11.06.07)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

北九州担当:上田真之介

鳥栖担当:サカクラゲン

熊本担当:井芹貴志

大分担当:柚野真也

開幕前に座談会が行われた「北関東ダービー」に負けじと、「バトル オブ 九州」も4クラブ担当ライターが集結! 開幕ダッシュに成功している鳥栖や昨季同様に好調な滑り出しを見せている熊本、田坂和昭監督を迎えてチームも若返った大分、そして今季大きく躍進している北九州と、クラブの成績も北関東には負けていない九州勢。リーグ序盤の戦いぶりを振り返りつつ、バトル オブ 九州の活性化案まで、真剣に(?)語り合いました。
★J’s GOAL「バトル オブ 九州2011特集」
昇格はどこだ!? J2九州4クラブ担当ライター座談会〜前編〜

■バトル オブ 九州のさらなる盛り上げに必要なのは!?

井芹貴志(熊本担当)「今季はすでにバトキュー(バトル オブ 九州)が2試合行われています。熊本は北九州と引き分けでした」
サカクラゲン(鳥栖担当)「鳥栖は、大分に劇的な勝ち方させてもらいました(笑)」
柚野真也(大分担当)「鳥栖には苦手意識があるのかもしれないですね。熊本とは今季も引き分けが続く(昨季は2分け)のかなと思うし、勝てるとしたら…(北九州・上田さんのほうを見る)」
上田真之介(北九州担当)「…」
サカクラ「もっとお互いにライバル心が出ると、バトキューもさらに盛り上がるんですけどね」
上田「北九州としては、同県のアビスパにはライバル心が強いんですけどね」
柚野「うん、大分もアビスパには負けたくないという思いはある。同じ県じゃないけど」
井芹「なんだか、早くもこの話題の結論が見えてきた気がしますけど…(笑)」
サカクラ「やっぱりアビスパがいればバトキューはもっと盛り上がる!?(笑)」
井芹「ただ、熊本サポーターはアウェイに行く人数も多いし、バトキューの盛り上げには貢献していると思いますよ。高木琢也監督も『負けたら、ウチのサポーターが相手のサポーターに頭が上がらないでしょ』って意識的に言うくらいですから。
大分のサポーターもアウェイまでたくさん来てくれるし、西弘則が移籍したりエジミウソンが移籍してきたりしたので、きっと今季も大分戦は盛り上がると思う。昨季の水前寺での試合も、雰囲気が良かったなあ」
柚野「確かに熊本には松橋章太や原田拓もいて、大分サポーターにとってなじみのある顔が多いからね。九州内ならアウェイ初心者でも行きやすいですから、ぜひアウェイまで応援に駆け付けてほしいですよね」
井芹「大分戦はお客さんも多いし、一度バトキューを大分銀行ドームで集中開催したらいいかも。今季はもう日程も発表されているので無理ですけど」
柚野「あ〜、それはおもしろいかもしれないですね!」
サカクラ「集中開催するなら、やっぱりスタジアムがきれいなところ、KKWING(熊本県民総合運動公園陸上競技場)か大分銀行ドームがいいですね。鳥栖が熊本で試合する時は水前寺でやることが多いけど…」
井芹「水前寺は熊本サッカーの聖地ですよ! 確かに記者席の座り心地がちょっときついのは否定しませんけど(笑)」
サカクラ「その点、大分銀行ドームはいいですよね。記者席もたっぷりあるし、記者控え室も広いし」
柚野「でも、名古屋が別府にキャンプに来た時に取材に行ったら、記者控え室にエスプレッソマシーンがあったんですよ!」
一同「えー!すごい豪華!」
柚野「びっくりしましたよ、2杯飲んで帰りましたからね(笑)」

■個性の光る選手の出現が、バトキューを輝かせる!

井芹「北九州は2勝目を挙げた第11節以降、練習を見に来るサポーターが増えたそうじゃないですか?」
上田「でも、今日は5人しかいなかった(苦笑)。観客数もなかなか増えていかないんですけど、チームの成績とともに上向いていくといいですよね」
サカクラ「まだ新しいクラブだから、これからだよ。鳥栖は99年からJ2にいるのに、なかなか増えていかないけど(苦笑)」
上田「でも、人口比から言えば健闘しているんじゃないんですか?」
サカクラ「そうなんだよ! 総人口約7万人の街で、昨季は1試合平均6600人以上も来てくれたんだから!」
上田「そう考えると、北九州は約100万人のうちの4200人ですからね」
柚野「大分は観客数が1万人を切る非常事態が続いているので、7月9日のF東京戦で『3万人来場プロジェクト』をやるんですよ。当日3万人以上入らなかったら、広報担当が角刈りにします。丸刈りだとかっこいいんで角刈り(笑)。気合いが入ってるでしょ?」
サカクラ「そういう気合いは欲しいなあ。あとはやっぱり選手の活躍だよね。監督が選手以上に有名っていうのはちょっとさびしい。鳥栖は、いまだに2002年のワールドカップで活躍した尹晶煥監督がいちばんの有名人かも。キャラクター先行でもいいから、目立つ選手が出てきてほしいですよね」
井芹「今季、熊本の最終節はベアスタでの鳥栖戦だし、大分も最終節は大銀ドで北九州との対戦。昇格を争うような状況で鳥栖戦を迎えられればすごく盛り上がると思う」
柚野「この最終節で、バトキューを制してJ1にも昇格!っていうストーリーを作りましょう。今季のJ2は超団子状態になると思うから、2年連続九州から昇格クラブが出そうな感じはありますよね。密かに熊本と鳥栖を応援してますよ。北九州と大分が縁の下の力持ちになって、熊本と鳥栖が昇格できるようにほかの地域から勝利をもぎ取って援護射撃しますから(笑)。でも直接対決のバトキューでは負けられません! バトキュー最下位になったクラブの担当ライターは坊主頭にするっていう髪切りデスマッチにするのは?」
井芹「いいアイディアですけど、サカクラさんは切る髪の毛があんまりないですよ(笑)」
サカクラ「そうなったら、あなたたちとの縁を切ります(笑)」

以上

座談会実施:5月27日
構成:井芹貴志

■次回のバトル オブ 九州
★6月12日(日)J2 第16節 北九州 vs 鳥栖(15:00KICK OFF/本城チケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
★6月19日(日)J2 第17節 大分 vs 熊本(19:00KICK OFF/大銀ドチケット販売はこちらリアルタイムスコアボード

【J2日記】のバックナンバーはこちら
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着