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J1リーグでは開幕のセレッソ大阪戦を皮切りにいい形で白星を積み上げて来たガンバ大阪だったが、ACLラウンド16での敗退が決まって以降、そのショックをひきづるかのようにJ1リーグでも3試合、白星のない状況が続いている。しかも決して悪くはない内容ながらも引き分けた14節の清水エスパルス戦とは違い、前節のベガルタ仙台戦は内容的にも、らしくない戦いでの敗戦となった。加えて、16日にはかねてから中東への移籍が噂されていた、現地点でのJ1リーグ得点王、FWアドリアーノがチームを離れることが決定的に(注:明日、メディカルチェックのためカタールへ出発)。前日15日のミーティングでは、西野朗監督の口から選手へその事実が伝えられ、練習後にはFWアドリアーノ自身もチームメイトに挨拶に訪れ、涙ながらに語った。
「決断の理由は正直に言うと金銭面です。悩みましたが自分の29才という年齢、将来、家族のことを考えた上で決断しました。このチームのみんなは、僕が言葉を話せなかったにも関わらず、最初からすごく仲良くしてくれて、受け入れてくれて、優しく接してくれた。ここで過ごした期間は短かったけれど、忘れない。ずっと応援しているよということは今日、みんなにも伝えたんだ」。
というように、チームの低調に加え、またしてもシーズン中のエースの電撃離脱と、厳しい状況に立たされているのは事実だが、試合は待ってくれない。今週、来週はともに週2回の連戦が待ち受けている中で、そうした状況を振り払い、悪い流れをいかに払拭できるかがまずもっての課題となるだろう。
「契約的に問題がないなら、しょうがないこと。いるメンバーで前に進んでいくことを考えるしかない。チームで一番点を獲っていた選手だけにチームにとっても打撃なのは間違いないですが、その分、チャンスのなかった選手が出れるということなので、そのことをいい効果にすればいい。チーム状況としては勝ち切れない試合が続いているけど、うちは2試合少ないですからね。勝点を失いすぎている反省はありますが、下位に沈んでいる訳ではないし、十分巻き返せる状況なので重く考えすぎずにしっかり目の前の試合に集中したい」(MF遠藤保仁)
対する横浜FMは、2戦白星のない状況で迎えた前節のC大阪戦で3試合ぶりの白星を手にした。早い時間帯に、相手に退場者が出るというアドバンテージはあったものの、アウェイの地で手堅く白星を引き寄せられた事実はチームを勢いづける要素となっている。これを更なる勢いに変えるためにも『連勝』を狙っていることは間違いない。2戦連続のアウェイ戦、しかも2つとも大阪のJ1クラブが相手ということで14日から慣れない地である大阪に滞在し、調整を行ってきた難しさはあるだろうが、今節は、前節出場停止だった日本代表DF栗原勇蔵が復帰するという追い風もある。前節で得た「1試合を通じてやろうとしたサッカーが出来た」(木村和司監督)という収穫をいかに今節に繋げるのかも楽しみだ。
注目はG大阪のMF宇佐美貴史、横浜FMの小野裕二による『92年生まれ』のライバル対決だ。揃って下部組織出身の生え抜き選手。J1リーグデビューはMF宇佐美の方が早いものの、『ガンバの至宝』と呼ばれ今季から背番号『11』を預かるMF宇佐美に対し、FW小野も正式にトップチーム昇格を果たした今季、いきなりチームから背番号『10』を与えられるなど、それそれに寄せられるクラブ、ファンの期待は果てしなく大きい。しかも今季のJ1リーグでの得点は共に『2』。一時期は揃ってU-22日本代表にも名を連ね、6月10日に発表された『ロンドン五輪予選 U-22日本代表メンバー』には選出されなかった二人だが、ポテンシャルの高さはJの舞台でも証明済み。実際、チームでは二人とも負けず劣らずの存在感を示しており、今節のピッチからもそれは伺えるはず。と同時に、チームの攻撃のカギを握る二人だからこそ、よりピッチでの躍動感を示した方のチームが、白星を手にするといっても過言ではないだろう。
両者のJ1リーグにおける過去の通算対戦成績は、ガンバ大阪の13勝5分24敗。数字的には圧倒されており、昨年も2連敗を喫したG大阪だが、悪い流れを断ち切るためにも、何が何でも負けられない一戦。今季のJ1リーグでは一度も負けていない聖地、万博記念競技場で、反撃の狼煙をあげて欲しい。
「今節のホーム戦でリズムを変えたい。きっちり勝ちを獲れる試合をしたいし、緊張感はあると思うけど、しっかり楽しみたいし、相手を翻弄するくらいの気持ちで臨みます」(DF加地亮)。
以上
2011.06.17 Reported by 高村美砂















