6月26日(日) 2011 J1リーグ戦 第18節
山形 0 - 2 横浜FM (19:04/NDスタ/7,667人)
得点者:44' 栗原勇蔵(横浜FM)、90'+4 渡邉千真(横浜FM)
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●小林伸二監督(山形):
「まず、アントラーズ戦(第14節)でリスタートで点を取られてるのとあまり変わらないぐらいに、(横浜FMは)背が高くて能力が高い選手が多くて、リスタートは警戒していた。まずそこで取られなかったというところは、特に前半、何回もあったところはよかったんですね、すごく集中してくれて。ただし、その切れたあとのスローインのところでやられたという、そこがすごく残念で、より集中をしてくれてるんですけど、相手の横浜FMよりも、より集中してやっていかないと、やっぱりこのくらいのパワーを持っているチームには対応できないといのはあると思います。前半もありましたけど、後半、いくつかのピンチをしのいで、いくつかのチャンスをつくりました。でもやっぱり終わると0-2というところの差があったのではないかなと思います。いいところまでいくんですけど、ちょっとしたところでやられるというのが現状。前半あの(無失点の)状態で終わることができると、少し横浜FMも焦るというのもありますけど、あの時点で点を取られたのはすごく大きかったなと思います。(横浜FMは)堅いチームになってて動かないんですけど、きちっとそういうところもやるというところがあるので、なかなか崩せなかったなあというふうに思っています。
いろんなチームがあり、確かに点が取れずに0-2という試合をやりましたけど、7月に向けて1週間あるので、しっかりリカバリーをした中でメンタルがまいらないように。また新しいチームとやれるというところもありますので、7月のゲームを乗り切っていきたいと思っています。切り換えて戦わせたいなと思っています。この5戦については、なかなか結果が出ていませんけど、いい材料も見つかっているので、7月についてそういう材料を含めながらチャレンジしていきたいと思っています」
Q:今日は雨と連戦の影響があったと思いますが、全体的にミスが目立っていたように感じられました。その点で横浜FMとの違いがありましたか?
「ひとつは、(先発で)3人選手を代えてるというところでは、ゲームに入るうえでは緊張するところもあると思います。あとは、そこまではないですけど、ちょっとしたところを止めて選択肢をいくつか持ってたりという選手と、(プレッシャーが)来て焦るという選手の違いはあったと思います。そこはその選手の良し悪しというところと、その選手のタイプというものがあるので一概には言えませんけど、(横浜FMは)いろんな形でカードを持ってるんですね。今日は出てないんですけど、サブにはたくさんの選手がいるし、というところでいくと、スケール的には大きいと思いますね。そのなかで、今日はこのメンバーが勝ち残っている。前回、調子がよかったらそのまま持って来ているというところがあって、最後はFWも代えられるしというところは、もともと持っているチームだと思うんですね。そういうところに、いかにくさびを入れるように戦っていくかという。より相手より集中して戦うというところで、0-0でいいというのと、勝たなくちゃいけないというところの焦りにつけ込んでいくという戦いになっていくと思うんですね。そういうところがちょっとあったのかなあと思います」
Q:この5連戦のいい材料というのを、改めて教えてください。
「まず、サイドハーフがパワーが出てきたということですね。今までやってる選手が疲れてきた(J1)3シーズン目に代わって、若い選手が出てきたということ。そこは競争になっていくのと、あと守備的なボランチと船山を使いながら、少しボランチが安定してきたということ。あとはジャンボ(大久保)が長谷川に代わって活躍してくれているということ。長谷川が戻ればということだったり、太田がいろんなポジションができそうなんですけど、そつなくトップ下だったりトップというハードワークのところをやってくれているというのがゲームで出てきているので、よかったなと思います。うちのチームだから出られるのかもしれないけど、それがトレーニングよりゲームだというのでモチベーションが上がったり、たくましくなっていくと思うので、うまくそういう刺激を入れながら乗り切っていきたい。そういうものが見えてきたなという感じがします」
Q:山田選手が先発しましたが、もうひとつだったかなと感じたのですが?
「もともと右利きなので、左でというところはあると思いますけど、慣れるまでちょっとそつなくやれなかったかなあと思います。そんなに大きな悪いプレーはなかったと思うので、久しぶりのスタメンでということであれば、悪くはなかったと思います」
Q:先ほど、「いいところまでいくけど、やられている」という話をしていましたが、いいところまでいっていい結果になるには、具体的にはどういうところをイメージすればいいですか?
「なかなか難しいんですよね。そこまでいってるのがいいんですけど、そこから結果が出るというのは難しいところであって、ひょっとしたらソロの力だと言い切れると思うんですね。ボールが止まるか止まらないかというのはグループじゃなくて、個人の技量であって、プレスを受けたときにプレスを感じるか、プレスを感じないかというところがあると思うんですね。『きついゲームだったけど、彼の一発で勝ったよ』というのがあるわけですね、Jリーグのなかで。そういうのは残念ながら持ち合わせていないので、そういうところも含めて、そこまでいくんだけど…というところになると思いますね。で、個人が機能的に、チームだったりグループでうまくいったときに点が取れたりすると思いますけど、なかなか個人でそういうことができてないのが事実だと思います。それだけJ1はレベルが高いというのは、慣れてきたんですけど、逆にわかってきたというところもあると思います。なかなかその部分は大きな課題だと思います。次のステップへ行くには大きな課題ではあるかもしれません。ただそのなかで、さっき言ったように若い選手が溌剌として、怖がらずにボールを持ったりというところが見えてきたというのは、すごく大きな材料です。ただ、それが即ち結果につながるわけじゃないんですけど、そういう材料を発信しながらめげずにシーズンを戦っていくというのは、すごく大事なことだと思うんですね。負けるとマイナスのところって見えるし、『力がないから負ける』となってしまうとそれまでなので、そのなかに、足りるところ、見つかるものを選手に伝えながらシーズンを乗り切っていくというところで戦っていくというふうになると思います。その、『もう少しのところ』というところは、結局3分の1のアタッキングエリアの工夫だったり、個のパンチ力というのがあれば個に対して(相手は)グループで来るから隣が空くというところになってくると思うんですね。そういうところは残念ながら持ってないというのが事実だというところですね。なかなか埋められないかもしれませんけど、めげずにチャレンジしていきたいと思います」
Q:後半に川島選手を入れた意図をお願いします。
「秋葉をボランチかトップ下、という今までの流れはいいんですけど、右サイドの小林(祐三)が上がるということと、右サイドハーフの谷口が下がるので、そこの受け渡しをうまく、宮沢と山田はやってたんですね。(山田が)小林祐を受け持って、下りた谷口を宮沢が見る。で、谷口はサイドじゃなくてボランチの仕事をしている。1ボランチなんですけど、小椋のボランチであまり受けられないものですから、兵藤が受けたり、結局ダブルボランチなんですね。そこにプレスをかけようと思ったら、サイドハーフよりも、(秋葉)勝みたいに中盤でできる選手のほうがいいなということ。多分、そこが一番初めの帰る場所かなと思っていたんですね。そこから次の展開で、勝をどこに動かすのかと、左サイドをどうするか。川島はいつもは右で使ってますけども、川島の飛び出すところ、小林祐の裏をと思いましたけど、1点取って少し堅めに、守備的に来ましたよね。でもそれでも裏を取るというところでいくと、勝を左に置くよりも、シンプルに川島を左に置いてという形をプログラムしていたのは、悪くはなかったなあと思いますけども、もうひとつですね。1-1ぐらいになってそういうことができるとおもしろかったなと思います。残念ながら、最後にそういう形で取られてしまったのは、ちょっと残念だったと思います」
以上
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