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【J1:第2節 横浜FM vs 川崎F】レポート:『神奈川ダービー』史に残る名勝負!横浜FMが川崎Fの猛攻を凌ぎ逆転勝ち。(11.07.04)

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7月3日(日) 2011 J1リーグ戦 第2節
横浜FM 2 - 1 川崎F (18:05/日産ス/29,980人)
得点者:22' 柴崎晃誠(川崎F)、37' 大黒将志(横浜FM)、71' 渡邉千真(横浜FM)
スカパー!再放送 Ch181 7/5(火)後11:00〜
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6勝2分6敗のイーブンで迎えた、リーグ戦で15回目となる「神奈川ダービー」を制したのは、横浜F・マリノスだった。
両チーム合わせ33本のシュートを放つ(横浜FM13本、川崎フロンターレ20本)、“激アツ”な撃ち合いの末、逆転勝ち。今季初の3連勝を飾るとともに、首位・柏レイソルへ勝点1差に肉薄した。

序盤は「ディフェンスの裏に簡単に蹴ってくるところが嫌でした」と、川崎Fの小宮山尊信が話したように、横浜FMが相手の浅い守備ラインの裏を上手く突いて、流れを手繰り寄せる。ところが、その小宮山のドリブル突破からCKを与え、22分に失点。クリアのこぼれ球を柴崎晃誠が蹴り込み、ポストに当たる。跳ね返りが相手GK飯倉大樹の肩に当たってネットイン。川崎Fが先制した。
これで横浜FMが「前がかりになった」(栗原勇蔵)影響もあり、川崎Fの2列目、3列目が飛び出す、連動性の高い攻撃が機能し始め、形勢は一気に変わる。
しかしながら、横浜FMには“大黒様”こと、大黒将志がいた。栗原からの縦パスに瞬時に反応し、相手DFの裏をとる。そして、斜め後方からの難しいボールを絶妙にトラップ、即シュート。これが決まり、同点で折り返す。

後半の頭から両チームとも選手交代。横浜FMは渡邉千真を送り出す。川崎Fは井川祐輔に代えて、實藤友紀がセンターバックに入る。
試合は、ややこう着状態になりかけたが、65分あたりから、川崎Fの選手の足が止まり出す。その隙を突いたのが渡邉。71分、後方からパスを受け、相手の寄せが遅いと見るや、高温多湿のねっとりした空気を切り裂く、電光石化の一撃をゴール左隅へ。
逆転を許した川崎Fは、最後の力を振り絞って猛攻。77分にジュニーニョが立て続けに2本シュートを放ち、2本目が左ポストを叩く。アデショナルタイムには、小宮山が上げた左クロスに、菊地光将が飛び込んで頭で合わせ、こぼれ球を途中出場の小林悠がシュート。これは右ポストを直撃。暑い中、冷や汗をかきながらも、横浜FMが勝ち名乗りを挙げた。

渡邉千真のゴールは確かに「スーパー」という言葉をつい付けたくなるビューティフル弾だった。ただ、この日の勝利には影の立役者も2人いる。GK飯倉大樹と中澤佑二である。この日の飯倉はまさかの「“初ゴール”をしてしまった(苦笑)」が、その後の決定機2本を鋭利な反応で防ぐ。なかでも36分にフリーの中村憲剛のシュートを止めたシーンは、鳥肌もののビッグセーブだった。
中澤は、大黒が「佑二さんが体を張ってくれた」と称えるほど、要所を締める守備が研ぎ澄まされていた。この日のデキで言えば、日本代表の栗原よりも存在感の大きさを感じさせたのではないか。渡邉の得点も中澤のアシストによるもの。川崎Fのスローインがジュニーニョに渡ったところを小椋祥平とサンドして中澤がカット。そのままパスを渡し、渡邉がダイレクトで叩き込んだのだ。

川崎F側から見れば、この一戦は、運がなかったとも言える。ただ、攻守の集中力の差が、わずかではあるが、横浜FMのほうが上回っていたのも事実だろう。その差が「運」という形になって明暗を分けた、名勝負だった。

■この試合のHOT BALLER:中澤佑二(横浜FM)

以上

2011.07.04 Reported by 小林智明(インサイド)
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