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【J1:第5節 鹿島 vs 仙台】プレビュー:ともに4試合未勝利の両チーム。先に浮上のきっかけを掴むのは鹿島か、仙台か?(11.07.17)

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7月17日(日)J1 第5節 鹿島 vs 仙台(18:30KICK OFF/カシマチケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
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それは突然の別れだった。
「さみしいね。一言くらい、言ってくれればよかったのに」。キャプテンの小笠原満男は、急遽スイスに旅立ってしまったカルロンとの別れを惜しんでいた。これまでわずか1得点に留まり、"助っ人"としては十分な働きをできなかったカルロンだが、ともに試合に出られない日々を過ごし、一緒に汗を流した。「いい奴でしたよ。不満を持つような態度は見せなかったし、グランドでも出さなかった」。

現在、クラブ幹部がブラジルに渡り、新たな選手の獲得を模索している。14位に沈む苦しいチーム状況を抜け出すためには、新たな戦力を模索するのは当然のことだろう。
しかし、ここが正念場と、闘志を燃やす選手もいる。
「とにかく結果を残したいですね。3人でがんばらないと、新しい外国人が入って来るかもしれない」。
大迫勇也はチームに勝利をもたらせないでいることに、責任を痛感していた。前節の名古屋戦では電光石火の先制点を奪ったものの、チームは逆転負けを喫したからである。「2点目を取れれば試合は決まっていた。(自分が)点を取ったけど、負けたんで意味ないです。もったいないで終わらせたくない。結果が欲しいです」。同じポジションの興梠慎三、田代有三も同じ気持ちだろう。名古屋に負けた後、一様に顔をゆがめ、首を振る彼らの姿があった。

そうした空気を感じ取ったのか、オリヴェイラ監督は今週、敢えて気分転換を目的としたレクリエーションを練習で行った。4チームに分かれ、クロスボールをワンタッチで繋ぎながら、地面に落とすことなくゴールを決めるゲームに興じたのである。得点の一番少なかったチームが罰ゲームを披露。西大伍やフェリペ・ガブリエルが見せるマイケル・ジャクソンのものまねに全員が大笑いしていた。「暗くなるのが一番良くない。チームの一体感や、みんながチームのためにやることが大事になる。あそこが良くない、ここが良くないと言ってたらバラバラになってしまう」。小笠原一体感がなくなることを一番危惧していた。
「戦術とか、システムとか、誰が出たとか、出ないとか、そういうことじゃなく、みんながチームのためにやることが大事。勝ったって修正点はあるし、良くないところをあげだしたら切りがない」。実際、試合に出られないとき、小笠原はサブメンバーに混じり、スタメンを勝ち取る努力を重ねてきた。その姿勢のおかげで、「ベンチも一体になって勝とう、という雰囲気になっている」とセカンドキーパーの杉山哲は言う。「満男さんが『チームのために一緒にがんばろう』と言ってくれた。あの一言で変わった」。その小笠原は前節、攻守に渡ってめざましい活躍を見せている。トンネルを脱するまで、あと一歩のところまで来ているはずだ。

今節の対戦相手となるのはベガルタ仙台。現在6位で、序盤の勢いにかげりが見え始めている。第18節の清水戦で初黒星を喫してから4試合勝利から遠のいている。失点12はリーグ最小であり、守備は相変わらずの堅守を誇っているが、攻撃力が上向いてこない。ここ最近未勝利の4試合で奪った得点はわずかに1つ。得点力不足は深刻だ。ボール保持率で相手に劣ることが多いだけに、運動量が必要な戦いが暑さにやられてしまっている。以前のような鋭い攻撃は回数が減ってきた。
そうした条件に、これまであげた6勝のうち4試合が完封勝ちであることを考えると、仙台は1-0で逃げ切るゲームプランを練ってくると思われる。ただ、そのために必要なピースが鹿島戦に揃いそうだ。古巣との対戦となる柳沢敦が戻ってきそうなのである。彼が前戦でパスを引き出し起点を作れば、赤嶺真吾や梁勇基の攻撃力もより生きてくるはずだ。鹿島としては、柳沢に自由を与えないことが勝利へのポイントとなるだろう。
 
互いに4試合続けて勝利がない。先に勝点3を掴むのはどちらだ。


■この試合注目のHOT BALLER:小笠原満男(鹿島)

以上

2011.07.16 Reported by 田中滋
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