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前節(第22節)は、フクダ電子アリーナでの対戦は相性が悪い(J公式戦は1分2敗、天皇杯は1敗)札幌を相手に、前線からの組織的な守備が機能し、終始ボールを支配した千葉。失点ゼロで試合を終えることを狙って終盤はボールを回し、ミスを犯すことなく無失点勝利を獲得したのは、チームの成長といえる。だが、その一方で、26本ものシュートを打ちながら、得点はMF村井慎二のミドルシュート、DFマーク ミリガンのロングスローからのDF竹内彬の2点だけというのは、やはり決定力不足といわざるを得ない。得点シーン以外に、普通であれば決まってもおかしくないシュートをMF米倉恒貴が1本、村井が1本、マーク ミリガンが1本、FW深井正樹が1本打ち、札幌のGK李昊乗のファインセーブに阻まれる不運もあった。だが、J1昇格争いを勝ち切るうえで得失点差を稼ぐことを考えれば、千葉の選手のシュートが精度を欠いたのは、修正すべき反省点だ。
千葉は、横浜FCとは6月19日の第17節で対戦し、1−1で引き分けた。横浜FCの前線からの厳しいプレス、それを受けた千葉の選手の様子を見た千葉のドワイト監督の指示があったにしても、攻撃はロングボール一辺倒になってしまって苦戦。横浜FCのDF柳沢将之からボールを奪った深井のパスからFWオーロイが得点して先制したが、終盤にゴール前の混戦でボールをクリアできずに横浜FCのFWカイオに得点を許した。
そのカイオは、前節(第22節)の北九州戦で、18分、ファウルを受けた際の報復行為で退場処分となった。立ち上がりから立て続けにシュートを打つなど試合の入りはよかった横浜FCだが、早い時間から数的不利な戦いを強いられた。それでも、意図した守備的な戦いの中でも、前半の失点直後にFW西田剛がCKから得点。だが、後半のアディショナルタイムに北九州のFW池元友樹にループシュートを決められ、惜しくも競り負けた。
今節はカイオが出場停止のため、横浜FCはFW難波宏明のスタメン出場が濃厚だ。難波は交代出場の前節では、北九州のGKのポジションが前目と見るやロングシュートを打つなど、ガムシャラに思い切りよくゴールを狙ってくる。チーム全体としても、守備的な戦いをせざるを得なかった前節のうっぷんを晴らすべく、攻撃的に挑んでくるだろう。
千葉は、横浜FCの圧力を受けてもディフェンスラインを下げずに全体をコンパクトにして、パスワークを断ち切りたい。また、横浜FCは今節も千葉に単調なロングボールの攻撃をさせようと、前線から連動したプレスを仕掛けるはずだ。千葉は、プレスをかけられてもパスをしっかりつないで攻撃しなければ、前回対戦の二の舞になりかねない。今節の千葉はMFファン ゲッセルが出場停止明けだが、前節はボランチで今季初スタメンの村井が活躍したため、ドワイト監督がMF佐藤勇人の相棒に誰を選択するか注目だ。だが、誰と組むにしても、千葉が中盤の主導権争いを制するには、佐藤勇の奮闘が欠かせない。佐藤勇が守備に追われることなく攻撃的にパスワークに絡み、ゴール前に飛び出して行けるようであれば、試合は千葉のペースといえる。
千葉は、前節の組織的な守備と長短のパスを織り交ぜた攻撃を、引き続きできるかがカギだ。J1復帰をJ2優勝で達成したいなら、いい戦いぶりが続かないという『幼さ』から脱し、コンスタントに強さを発揮する『成熟』したチームへ成長しなければならない。
■この試合注目のCOOL BALLER:佐藤勇人(千葉)
以上
2011.07.29 Reported by 赤沼圭子















