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【J2:第23節 湘南 vs 熊本】プレビュー:前節敗戦の両者、上位に食らいつくためにも落とせぬ一戦。ファーストゴールはどちらに。(11.07.31)

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7月31日(日)J2 第23節 湘南 vs 熊本(19:00KICK OFF/平塚チケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
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つまり、安定的な強さを備えるのは容易ではないということだろう。もっと直截にいえば、まだまだ力不足だということだ。前々節のホームゲームで、その時点では首位だった千葉に快勝した湘南だったが、前節はアウェイで大分に屈した。

「前への推進力がなかった」大分戦で4戦ぶりにフル出場した永木亮太が視線を落とす。
「FWが孤立してしまい、中盤も前に出て行けず、コンビネーションがなかった。自分たちの簡単なミスが多かったことも大きい。もっと中盤でテンポよくボールを動かさなければ相手の守備を崩せない。自分自身の反省を含めて、まずはもっと走らなければいけないと思っています」

同じくミスに肩を落としたのは菊池大介である。
「早い時間にミスをしてしまい、大分戦ではミスを取り返そうと執着しすぎたのか、同じことを繰り返してしまった、いつもなら切り替えられるはずが、まったく立て直すことができなかった。あんなふうに頭のなかがぐちゃぐちゃになったのは初めて。いままでサッカーをやってきたなかで、個人的にいちばんよくない試合だった」

ミスにフォーカスしすぎるのは危うかろう。チャレンジの意志と表裏一体だからだ。ただ、本来あるべき躍動感や思い切りのよい連動性をも殺いでしまうような不用意なミスなら駆逐していきたい。安定的な強さ、指揮官が折に触れて喩える「幹」を太くするには、敗戦を肥やしにしていく必要がある。そして前節に得た学びを、今節できるかぎりピッチに映したい。

今節平塚に乗り込む熊本と迎え撃つ湘南には通じるデータがひとつある。先制したゲームはともに6勝2分と負けを知らない。ここまで熊本は6勝8分3敗、湘南が6勝4分7敗という戦績だから、勝利には先取点が不可欠ともとれる。もちろん裏を返せば、劣勢をも覆せるだけの強さの獲得が、両者のさらなる課題ともいえる。

熊本は前節、アウェイでF東京に敗れた。前半、先制を許すとともに数的不利を強いられ、最終的には0−5という大敗を喫している。立ち上がりからホームチームに圧倒されもした。反面、組織的に築かれた守備ブロックはコンパクトで、GK南雄太の好守を含めて中央の堅さは目を引いた。防戦一方のなかにも、F東京戦以前まではリーグで2番目に少なかった失点数が頷けるだけのエッセンスは散りばめられていた。

今節は熊本が根占真伍、また湘南は石神直哉が出場停止となる。「ゲームの入り方が大事だ。ここ最近は安定してきたが、ファーストシュートや、願わくばファーストゴールを大事にしたい」反町康治監督はひときわ嗄れた声で週末のポイントのひとつを挙げた。少なくともここまでは先取点が結果を大きく左右してきた両チームにとって、今節も1点目の重みはいっそう増そう。湘南にあっては、躍動感をもって、ディフェンスをゴールに結びたい。

熊本のコンパクトな守備を前に、永木は「サイドをうまく使うなどしてなんとか崩したい」と語った。また菊池は言う。「相手をうまく揺さぶってスペースを効果的に使いたい。大分戦で反省したことを繰り返さないようにしたい。あの敗戦のあとだからこそ真価が問われると思っています」。

今月は「cool 5」ということでキープレイヤーを一名挙げることになっている。ただ、こと湘南においては、誰が鍵を握るというより誰しもが鍵を握っている。ひとりでもその鍵を落とすようなら逆襲の夏は覚束ない。逆に、ベンチ内外を含めて皆が束となれば、本来の躍動も目覚めよう。

■この試合注目のCOOL BALLER:菊池大介(湘南)

以上


2011.07.30 Reported by 隈元大吾
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