今日の試合速報

開幕招待
開幕招待

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【J2:第24節 徳島 vs 水戸】プレビュー:余計な慎重さを消し去る積極性。それによって徳島は今節こそ水戸を勝利の方程式へはめこみたい。(11.08.14)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
8月14日(日)J2 第24節 徳島 vs 水戸(18:00KICK OFF/鳴門大塚チケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
スカパー!生中継 Ch179 後05:50〜
totoリーグに投票しよう!
----------

暫定順位(千葉が3節を未消化)とは言え、2位でリーグを折り返した徳島。「いい位置にいるのは間違いない」と美濃部直彦監督も語ったように、チームは今季の目標実現に向けて理想的なポジションへ着けていると言えよう。
しかし、好位置にいるが故、今節からのリーグ後半戦は一段と難しいものになる。相手は当然どこもさらなる研究を進めてくるであろうし、上位打倒への相当な意欲も燃やしてくるに違いないのだから。そして何より徳島には自分たち自身との戦いが難易度を増してのしかかってくるはず。特に、負けたくない、負けられないという心理から生まれる慎重さとどう対するかは重要で、もしそのコントロールを誤れば待っているのは恐らく望まない結果だ。

実際、前節(3節・8/5)すでに徳島はその苦い経験を味わってしまっている。首位に立って迎えた北九州との一戦、「最初からもっと積極的に点を取りに行く姿勢でガンガン行ってもよかった」と斉藤大介が反省を口にしていたが、前半チームはホームゲームらしからぬ大人しい戦い。パスのほとんどがセーフティな足元から足元、またボールを引き出す飛び出しや動き直しも皆無に等しく、攻撃においては迫力ある組織的形がほぼ見られなかった。集中こそしていた選手たちだが、首位という順位が知らずのうちに発生させたと思われる慎重さにまさしく縛られていたと言えるだろう…。その結末として、自分たちのゲーム運びへ持ち込めなかった徳島は首位の座を僅か1週間で明け渡してしまったのである。

その反省を踏まえれば、今節の水戸戦、徳島に必要となるのはやはり立ち上がりからの積極性。チームにはそれらをもって余計な慎重さを消し去ることがまず求められよう。その上で本来の持ち味である攻撃のスピード感と連動感を高め、今季の勝利の方程式にはめこむための先制点を奪いたい(今季ここまでに挙げた11勝は全て先制点からの勝利/先制して勝利できなかったのは1戦だけ)。
そこでカギとなるのが前線の選手たちだが、まず2トップの津田知宏、佐藤晃大には水戸DFライン裏のスペースを狙う動きが繰り返し要求されるところ。もちろん起点作りや組み立て参加のために一列落ちてくることも時には効果的だろうが、攻守が切り替わった時に素早くそのスペースを突くことの方が大きなプラス作用をもたらすと思われる。その飛び出しに対応させることで水戸の守備はブロックを形成し難くなるだろうし、そうした動きで彼らが縦のボールを引き出すことにより仕掛ける攻めには勢いが出ると見て間違いないだろう。さらにそこへ衛藤裕、柿谷曜一朗が左右の運動量も増やして絡めればチームはきっとトップギアに。手に入れたい先制ゴールへグッと近付けるのではないか─。いずれにしても、徳島の命運はゲーム序盤の積極性がどれほどのものかに懸かっている。

逆に、水戸は裏のスペースへ細心の注意を払った守備で徳島の攻撃を横繋ぎに押し込み、そこから勝機を切り開きたいだろう。そうした展開へもっていくことが出来たならいい位置でのボール奪取も十分狙えるだけに、それによる鋭いカウンターがひとつの狙いではと考えられる。ただ、そのカウンターには最後の精度という課題が。前節もそれを欠いたことで幾つかの好機を逃したことから、今節においてはその改善が勝利への必須条件となろう。前節終了後「点数を取ることが大事なので、点を取るプレーを心掛けているし、それをやっていきたい」とコメントしていた鈴木隆行をはじめとするアタッカー陣の修正力に注目が集まる。

さて、文章中段で今季の徳島の勝利の方程式について触れたが、実は唯一それを破られているのが水戸。リーグ再開初戦(8節・4/23)のことであった。その時は普通でない状況だっただけにメンタル面の勝負となったわけだが、背景や意味合いこそ違えど今節も徳島にとっては精神的部分が最も問われる戦いであるのは間違いない。選手たちは果たしてどれほどの気持ちの強さで積極性を示してくれるのか。見逃せないところだ。

以上


2011.08.13 Reported by 松下英樹
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着