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【J2:第24節 鳥栖 vs 鳥取】プレビュー:J2ディヴィジョン新参の鳥取が、最古参の鳥栖に挑む。新たな歴史がここから始まる。 (11.08.14)

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8月14日(日)J2 第24節 鳥栖 vs 鳥取(19:00KICK OFF/ベアスタチケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
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1999年にJ2ディヴィジョンが創設されて、サガン鳥栖は幾多の歴史を飾ってきた。なかなか勝てないシーズンもあったが、ここ数年は上位に名を連ねる活躍も見せる。いまだJ1への昇格経験はないが、サッカー史の一端を負ってきた。そして、今年の4月に念願のJ2リーグ加盟を果たしたチームが、ガイナーレ鳥取である。その新参の鳥取と最古参の鳥栖が、同じ土俵で初めて対戦するのが今節である。

今節を迎えるまで、鳥栖は7勝6分6敗で7位につける。第15節徳島戦(6月4日ベアスタ)で追いつかれて引き分けた試合以降、思うように勝点を上積みできていない。その間、2勝5分4敗は、悲願の昇格を狙うチームにしては寂しい戦績である。一方の鳥取は、5勝4分10敗で18位につけている。初参戦の苦しみを味わっているようにも見えるが、第17節湘南戦では4−0、第21節草津戦では5−0と爆発的な得点をあげて快勝している。ここまでの得失点差−1は、堂々たる戦績といえる。その新旧の対決が、ベストアメニティスタジアムで行われる。

鳥取は、実に良く走るチームである。運動量が豊富というだけでなく、好機とみると畳み掛け、危険と見ると全員が下がって守備をする。しかし、走るチームに見られがちなバランスの悪さは感じない。芯が一本通っているからである。その役目を負っているのが、MF服部年宏であり、GK小針清允である。アンカーの位置に入る服部年宏が攻守のバランスを取り、小針清允が最後尾で守備を統率する。ここがしっかりしているからこそ、サイドDFまでを含めて実に良く走り回るのである。最前線のハメドが縦横無尽に動くことで、左右のMF鶴見聡貴と小井手翔太が中に入りやすくなり、相手守備に絞りどころを決めさせない。MF実信憲明も積極的に攻撃に絡んでくる。ペースを握れば、爆発的な攻撃力を発揮するのもうなずける。前節の栃木戦(第3節8月6日栃木グ)でも、敗れはしたものの後半の決定機は鳥取が多かった。前半からあのペースをつかむことができていれば、首位争いをしている栃木といえ勝ちきることはできなかっただろう。栃木の松田浩監督に「ピンチが多過ぎた感じもするが・・・」と言わしめた攻撃は、鳥栖にとっては要注意といえる。

迎え撃つ鳥栖は、好機に決めることができずに守備力で、負けずに済んでいる試合が続いている。試合を重ねるたびに、相手の中盤へのチェックが厳しくなり、得意とするサイドからの攻撃の機会が減少している。セカンドボールを拾ってもFWまでの距離が遠ければ、中盤を経由しないとボールを奪われる可能性は高くなる。シーズン当初のように、コンパクトな陣形から一気に攻め込む形を出したいところである。とはいえ、鳥取の人数をかけたプレスをまともに受けては得点機会が激減するのは間違いない。鳥取のプレスを受ける前にサイドを使って鳥取の守備を広げるか、プレスを受ける前に一気にDF裏を狙うカウンター攻撃で攻めたいところである。

いずれにせよ、両チームのボランチの出来次第でチームの勢いに差がつく展開が予想できる。ボランチのボールを拾う位置、展開する方向など、注意しながら観戦する事をお勧めしたい。

文末であるが、少しだけボランチの特徴を抜き出しておきたい。鳥栖は岡本知剛と藤田直之、鳥取は服部年宏と実信憲明の先発が予想される。相手の攻撃の芽を摘む役目を負うのが、岡本知剛(鳥栖)と服部年宏(鳥取)になるだろう。藤田直之(鳥栖)と実信憲明(鳥取)は、攻撃の基点と2列目からの攻撃参加が多くなりそうである。このボランチのマッチアップを制した方が主導権を握り、チームに勢いを与えるといえるだろう。ベテランの服部年宏(鳥取)と若い藤田直之(鳥栖)の駆け引き、これからの成長が楽しみな岡本知剛(鳥栖)と実信憲明(鳥取)の一騎打ちは、これから始まる鳥栖対鳥取の歴史の一ページを飾ることになるだろう。

ボールを引き出す動きがあれば、ボールで選手を動かすこともある。そこには、出し手と受け手の共通した“思い”がないとボールはつながらない。その“思い”の先にはゴールがあり、相手にその“思い”を悟られなければよりゴールは近づく。試合の目的は“勝つ”ことであり、プレーの目的は“ゴール(シュート)”である。サッカーの歴史は長いが、不変の“思い”である。

以上


2011.08.13 Reported by サカクラゲン
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