スカパー!生中継 Ch184 後05:50〜
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富山がリーグ後半の初戦をホームで迎える。19位から巻き返して目標の13位を達成できるかどうか、ここからが正念場だ。地道なトレーニングの成果を勝点によって示していきたい。札幌は今季最高の6位まで浮上してきた。変則日程のため、今節が2週間ぶりの試合で、その後は中2日で千葉、中3日で京都とぶつかる。J1昇格圏を目指す勝負の3連戦がスタートする。
富山は前半19試合を終えて4勝5分10敗(得点15、失点28)。昨季の折り返し時は18試合5勝1分12敗(得点19、失点34)で19チーム中17位だった。比較すると、戦績や順位だけでなく、接戦が多いわりに勝点が伸び悩んでいるところも似ている。また、中位グループとの差が小さく、希望をもって後半戦に向かうという状況も同じで、1年前を思い出させる。昨季は挽回がかなわずに低迷した。今季は同じ轍を踏むわけにはいかない。
キャプテンのDF足助翔は「安間監督のもと、チームは確実に成長している。そのスピードは早くはないが決して遅くもない。勝つことを体が覚えていけば勝点はおのずと増えていく」と言う。DF西野誠も「昨季は課題を修正できないまま試合を重ねてしまった感じだった。今季は問題点を明確に意識しながら段階的に成長できていると思う。つなぎの部分は向上しており、今はクロスのクオリティーアップに取り組んでいる。中位との勝点差は詰めていける」と語った。ここまで苦戦しながらも前向きに練習してきた。その蓄積を結実させて昨季との違いをみせていきたい。
今回は前節の愛媛戦に続いてボランチに2人が並ぶ[3−2−4−1]のフォーメーションで臨む可能性が高い。[3−3−3−1]で3列目の左に入るMF谷田悠介が負傷したため、MF江添建次郎ら調子の良い選手を生かす布陣を考えたという。ボールホルダーに厳しくプレスに行き、スペースは縦横のスライドで埋めていくという守り方に変わりはない。愛媛戦の前半は、本来は固いはずの中央にくさびのパスを通される場面があったが、江添とMF平出涼がうまく修正して後半は無失点に抑えた。「ピンチは失点時を含めて2回だけだった」と安間貴義監督も及第点を与えている。
楽しみなのは両ウイングハーフでの先発が予想されるMF木本敬介と西野のプレー。守備を最優先にしつつ、攻撃でも重要な役割を果たさなければならない。「前節の内容には満足していない。タイミングを判断し、ゴール前に飛び込んでいくプレーを増やしていきたい」と木本。サイド突破からのクロスについても、安間監督は精度の向上を要求。「チームが次の段階に進むためにクオリティーを求めていく。要求できるレベルにまで成長しているからだ」と期待を寄せている。
札幌は7月を3勝2分1敗で乗り切り、課題とされる夏場に順位を上げてきた。新たにDF岡山一成、ブラジル人FWのジオゴを獲得。11日はさらにブラジル人のFWダニエル・レモスの加入を発表した。4季ぶりのJ1復帰を目指してムードの高まりを感じさせる。
今回はFW内村圭宏が出場停止のため、ジオゴの先発も考えられる。187cmの長身で、10日の中京大学との練習試合でも2得点を挙げて仕上がりは上々のようだ。前回6月26日の富山戦は、後半に押し込んだが攻め切れずに0−0で引き分けている。総得点16は19位・富山の15と差がなく、決定力不足の解消へ新外国人への期待は大きい。また、前回は富山の局地的に人数をかける守りに苦しんだ。プレッシャーをかいくぐってパスをつなぎ、相手3バックを揺さぶることができるかどうかで、現時点の実力がはっきりするだろう。
富山の安間監督は「コンサドーレはいい選手がそろっている強いチーム。今後、もっと上位に行くと思う」と一目置く。「高さのある選手が多く、セットプレーの強さが失点の少なさ(総失点14はリーグ2位タイ)につながっている。ワントップに当てて、2列目の近藤(祐介)君や古田(寛幸)君がどんどん走り込んでくるところが特長。そこをしっかりマークし、前半を無失点に抑えて勝機を広げたい」と話した。
以上
2011.08.13 Reported by 赤壁逸朗















