8月17日(水) 2011 J1リーグ戦 第9節
鹿島 2 - 1 C大阪 (19:04/カシマ/11,251人)
得点者:52' キムボギョン(C大阪)、55' 大迫勇也(鹿島)、74' 増田誓志(鹿島)
スカパー!再放送 Ch308 8/19(金)深01:00〜
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ワンフェイント入れて中後雅喜の体重をずらしたあと、大迫勇也はすぐにボールを右へ持ち出した。そして、相手の足が届く前に鋭く右足を振り抜く。ペナルティエリア外から放たれた力みの少ないシュートは、ゴール左隅へ一直線に飛び、キーパーのキム ジンヒョンが一歩も動けない圧巻の同点弾となった。
「あの1点でペースを取り戻せた」
キャプテンの小笠原満男も手放しで賞賛するビューティフルゴール。相手に退場者が出ながらも先制点を許していただけに、鹿島が息を吹き返す貴重な得点だった。
試合は、基本的には鹿島が攻め、C大阪が守るという形で始まった。しかし、自陣からカウンターを狙うアウェイチームの守備を鹿島は崩せない。大迫勇也のオーバーヘッドシュートや、遠藤康のドリブルからのミドルシュート、増田誓志の前線への飛び出しなど、多彩な攻撃で攻め立てるもなかなかゴールを割ることができない。逆にシュート数は1本だったものの、サイドから攻めに入るC大阪の鋭利なカウンターがあわやという場面を作る。ポゼッションは鹿島が握ったものの、どちらが優勢とも言えない展開が続いた。
それは、38分に茂庭照幸が退場処分を受けても変わらない。むしろ、一人少なくなったことで守りを固めてカウンターを狙う戦いをより鮮明にしたC大阪に対し、鹿島は攻撃の枚数を増やさなくてはならず、守備に安定感のあるC大阪の方がこのままのやり方を続ければ、自ずと得点機が生まれる気運があった。
そこで、オリヴェイラ監督はハーフタイムに「相手が10人になっているので、後半の入り方、10人になったところでの試合の進め方を確認」する。しかし、「起こりうることが起きた」(岩政大樹)と言うように、52分に狙い通りのカウンターからキム ボギョンが先制点を奪ったのである。
惜しいところまでボールを運ぶも、あと一歩でゴールを割れていなかった鹿島にとっては痛恨の失点。守備が安定している相手から2点を奪うのは難しいと思われた。しかし、一つのプレーが戦況を変えた。先述したとおり、大迫がペナルティエリア外から目の醒めるようなシュートを決めて、同点に追い付いたのである。
前回、C大阪と対戦したとき、大迫は中田浩二からアドバイスを受けて気が楽になったと話していた。
「取られても良いから仕掛けろ』と言われてだいぶ楽になったところもあります。前は、ちょっと失わないようにしすぎたというところがあって。仕掛ける分はよかったですけど、あとは点ですね」
「あとは点」、と話していた得点についても山形戦でゴールを決め、仙台戦でも良いプレーを続けていた。それだけに、圧巻のゴールとはいえ納得度は高い。74分には、高い位置でパスカットした増田誓志からパスを受けると、相手を十分に引きつけ、ゴール前に走り込んだ増田へラストパス。これを冷静に増田が流し込み、試合を決定づける逆転弾も導いたのである。
1ゴール1アシストの活躍を見せた大迫に対し、オリヴェイラ監督は「もっとポテンシャルが高い選手だと思っている」と、さらなる飛躍を期待した。しかし、その鍵を握るのは「持続できるかどうか」と続けた。ただし、大迫本人も「続けていくしかない」と同じことを課題と捉えている。今後の活躍に期待したい。
厳しい試合となってしまったC大阪だが、一つの光明はリーグ戦初出場だった扇原貴宏がまずまずのプレーを見せたことだろう。杉本健勇とともに「彼ら二人が間違いなくセレッソの将来を背負って立つ選手だと思うし、レギュラーの座を取る日もそう遠くはないのではないかと思う」と、レヴィークルピ監督の期待度も高かった。
一時は降格圏目前まで順位を下げていた鹿島だが、4連勝で順位も6位まで戻してきた。首位の名古屋とは勝点12差とまだまだ先は長いが、大迫の活躍が続けば、さらに順位をあげていくことも可能なはずだ。また、怪我をしていた興梠慎三、田代有三も戻ってきた。大迫の活躍を目の当たりにして黙っているはずがない。チーム状態は上向きつつある。
以上
2011.08.18 Reported by 田中滋
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