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【J1:第9節 G大阪 vs 名古屋】レポート:上位決戦らしい手に汗握る攻防戦は、引き分けで終了。(11.08.18)

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8月17日(水) 2011 J1リーグ戦 第9節
G大阪 2 - 2 名古屋 (19:03/万博/15,951人)
得点者:45'+1 ラフィーニャ(G大阪)、56' ブルザノビッチ(名古屋)、74' キムスンヨン(G大阪)、85' ケネディ(名古屋)
スカパー!再放送 Ch183 8/18(木)後09:30〜
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時折、名古屋の鋭い攻撃にゴールを脅かされるシーンはあったとはいえ、ホームのG大阪が『首位』獲りの決意を示すべく、立ち上がりからゲームを支配し、果敢にゴールを目指した前半。ケガから復帰のMF二川孝広を中心に、好調の2トップ、FWイ グノ、FWラフィーニャが息のあった連携を示しながら、パスサッカーで名古屋を翻弄する。展開としてはいつゴールが生まれてもおかしくはなかったものの、実際に、ゴールが生まれたのは前半アディショナルタイム。FWイ グノからの縦へのロングクロスはぴったりとFWラフィーニャの足元へ。名古屋DF陣に囲まれたFWラフィーニャは左のDF下平匠に一旦ボールを預けて、再びパスを受けると、やや距離のある位置から狙いを定めてシュート。それがゴール右上隅にきれいに吸い込まれる。G大阪としては、ホームの地で、ゲームを支配しながら先制点を奪うという理想的な展開。一方の名古屋は、前半の終盤立て続けに得たコーナーキックのチャンスも武器である『高さ』を活かし切れず、アウェイで手痛い失点を喫して前半を折り返す。

後半、先に勢いを示したのは名古屋だった。ビハインドを負う展開が選手たちを走らせたのだろう。前半とは一転、個々が運動量を増やし、ジワリジワリとG大阪ゴールににじり寄る。立ち上がりの52分には、絶好の位置でフリーキックのチャンスを得るがFW玉田圭司の蹴ったボールはわずか左へ。その後もしばらくの時間帯は名古屋がリズムを掴む。同点弾が生まれたのも、その支配している時間帯でのこと。56分、FW玉田圭司のシュートを一度はG大阪DF高木和道が必死に防いだものの、こぼれたボールにつめたMFブルザノビッチの放ったシュートは、GK藤ヶ谷陽介の股をぬいてゴールへ。ハーフタイムに「闘う強い精神力を出していこう」と指揮官のゲキを受けた名古屋イレブンがその声に応えるかのように闘志を漲らせる。

上位同士の対決らしく、ここから試合はよりヒートアップ。湿度の高い厳しい環境下でお互いがハードワークをみせ、一歩も譲らない攻防戦をみせる。特にホームのG大阪の『攻撃』への意欲は凄まじく、得意のパスサッカーでボールを繋いで名古屋ゴールにゆさぶりをかける。60分には、右サイドのMF二川からのクロスにニアでMFキム スンヨンがあわせてゴールかと思われたが、これはオフサイドの判定。一瞬沸いたG大阪ファンが静まり返ったのもつかの間、74分にはMF二川のクロスにFWイが頭であわせて放ったシュートは名古屋GK高木義成の好セーブに阻まれたものの、こぼれ球につめたMFキム スンヨンが右足でゴールネットを揺らし、スタンドを再燃させる。

それでもここで試合を終わらせないのが、名古屋が現時点で首位に立っている理由だろう。G大阪がMFキム スンヨンに代えてMF金正也を投入し、5バック気味にシステムを敷いた直後の85分。後半は殆ど存在感を示していなかったFWケネディが、FW玉田からのパスに反応。G大阪DFのクリアミスも誘う形でゴールを奪い、粘り強く2-2に追いつく。その後も5分のアディショナルタイムも含めて、互いに緊迫した空気を漂わせながら追加点を奪おうとゴールを目指したが、それ以上のゴールは生まれず。スタジアム全体を覆った夏の『暑さ』に負けじと、手に汗握る『熱さ』をみせた上位決戦は互いに勝点1ずつを分け合って戦いを終えた。

以上

2011.08.18 Reported by 高村美砂
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