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J2リーグ戦第3節で唯一8月17日に開催された対札幌戦(他の9試合は8月5日&6日&7日に開催)で0−4の大敗を喫した千葉。8月13日の第24節岐阜戦(MFファン ゲッセルとFW青木孝太の得点で2−0の勝利)と同様に試合の入り方が悪く、相手に主導権を握られて連続で得点機を作られた。主導権が取れなかった一因は、相手の特徴を考えて練習した千葉のプレスがうまくかからなかったこと。例えば、岐阜戦に向けた8月10日の紅白戦では『どういうふうに相手を追い込むか』『ディフェンスラインの裏にボールを蹴ってくる相手への対応』をポイントに、岐阜の布陣通りに選手を配置したサブ組にスタメン組がプレッシャーをかけるタイミングや連動の仕方を練習。だが、試合では蒸し暑さも影響してか選手の動きが非常に悪く、練習通りにはプレスがかからなかった。
続く札幌戦もプレスがかからずに序盤から相手にボールを支配され、岐阜戦はGK岡本昌弘の神がかり的ともいえるスーパーセーブの連発や岐阜のシュートの精度不足に救われて無失点だったが、札幌戦は連続失点となった。その札幌戦について、8月18日の練習後にMF佐藤勇人は「守備も攻撃もウチの選手の動きが少なかった。早い時間に失点して焦って、チームとして練習してきたことが出せなかった」と悔やんだ。また、竹内彬は「立ち上がりの入り方はみんな気をつけていたけど、先に失点してしまったことで自分たちのリズムをしっかり作ることができなかった」と札幌戦を振り返った。戦いを難しくさせた札幌戦の1失点目はCKからで、3失点目もCKから。最近の千葉はセットプレーでのゾーン守備の『穴』を相手に突かれて失点が増えている。失点阻止には、ゴール前に入るボールと相手の選手に対して体を張って守ることが必要不可欠だ。
富山はゴール前まで攻め込みながらもフィニッシュの場面の精度や工夫の不足でなかなか得点できず、第23節徳島戦は1−3(富山の得点者は黒部でPKによるもの)、第3節愛媛戦は0−1で敗れた。8月14日の第24節札幌戦は序盤から連動性の高い攻撃を見せ、FW黒部光昭が先制点を奪ったが、オウンゴールで失点。札幌よりも多く決定機を作りながらチャンスをモノにできず、終了間際の失点で1−2と逆転負けして3連敗となった。
今節は第24節で欠場したDFの池端陽介と福田俊介がスタメン復帰の予定で、第24節は3バックの中央だったDF江添建次郎がダブルボランチの一角に入ることが濃厚。第24節終了時は勝点17で19位だが、ダイレクトパスを織り交ぜたパスワークでビルドアップし、ここぞという場面ではペナルティエリアに4、5人入る攻撃は迫力がある。千葉のプレスに連動性がなければ、富山の得点の可能性が高まるだろう。
千葉はピッチに立つ選手の特長をもっと生かした攻撃をしたい。ダブルボランチの一角の佐藤勇が前線に出て行くことが千葉の攻撃には効果的だが、札幌戦は佐藤勇がディフェンスラインをカバーすることが多かった。その点について佐藤勇は「サンダー(ファン ゲッセル)はあまり走れなくて守備範囲が広くないので、自分が機動力のある札幌のブラジル人(FWジオゴ)をケアして下がって、前に出るには距離が遠くなってしまった」と説明し、「チーム全体で攻守のコンビネーションをもっと高めたい」と話した。今節は富山の3バックの両サイドのスペースを狙って、連係よくスピーディーに攻めきりたい。竹内は「連敗していたら優勝できないし、J1に昇格できない。ホームゲームでしっかりとリカバーしたい」と話した。オーロイ不在の影響は少なからぬ千葉だが、J1昇格争いを制するには踏ん張りどころの今節で内容のある結果を出し、成長することが重要だ。
以上
2011.08.19 Reported by 赤沼圭子















