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8月もいよいよ終盤に近づきつつある今週末。ここで開催される第25節では、前節の勝利で勝点を34へと伸ばし5位に浮上した札幌と、同23で14位の京都が激突する。開場は函館市の千代台公園陸上競技場。札幌の、毎年恒例の函館でのホームゲームだ。
札幌は前節、ホームで千葉に4−0のスコアで快勝。開始直後にCKのトリックプレーから高木純平が先制点を挙げると、その後は内村圭宏がヘッドで2得点。そして終了間際には古田寛幸が今季初得点を挙げて内容でも結果でも千葉を圧倒した。7月23日の前回対戦ではまったくなす術なく0−2で敗れていただけに、「『倍返し』ができた」と内村も満面の笑みで振り返った。見事なまでのリベンジ達成にチームは意気上がっている最中である。しかもその勝利で2年ぶりとなる3連勝も達成。「昨年夏にボクが移籍をしてきてから、最もチームに勢いがあるタイミングかもしれない」と高木純も手応えをにじませている。「ここからさらに連勝をしていきたい」とどの選手もポジティブなメンタルでこの函館での試合に挑んでいけるはずだ。
しかし、指揮官・石崎信弘監督はガッチリと手綱を引き締めている。千葉戦後の会見で「千葉に勝ったことは素晴らしい」とした上で、「勝ったことでホッとするんじゃなしに、チャレンジャーとして気持ちを切り替えていきたい。評価されるのは、次の試合を終えてから」とキッパリ。確かに昨シーズンも一昨シーズンも、札幌は好ゲームをした直後の試合で突如として低調なパフォーマンスをしてしまうことがしばしばあった。「調子の波が大きすぎる」と指揮官が漏らすことも頻繁。3連勝を果たした次は、その壁を乗り越えるタイミングではないだろうか。様々な意味で、重要な一戦となりそうだ。
一方、対する京都の前節はホームで北九州に1−0のスコアで勝利。ここ最近、調子が上向いていた北九州との接戦を制し、「応援してくださった方の声援が届いた」と大木武監督は地元、西京極での勝利に手応えを掴んだ様子だ。
今シーズン序盤の京都は個々の能力が高いながらも、なかなかその力を出し切れず、低調な戦いを続けてしまっていた印象が強い。しかし、ここにきて失点も減り、非常に安定感のある戦いができているように感じる。
そしてその戦いを支えているのが、宮吉拓実、伊藤優汰、久保裕也ら若きアタッカー陣の奮闘だろう。特に宮吉については大木監督が「試合勘が戻ってきた」と今後のさらなる活躍に期待を込めているし、伊藤優汰は前節に貴重な決勝点を挙げている。今シーズンはJ1から降格した年でもあり、そのタイミングで成績がなかなか伴わないことで周囲からの重圧も当然あるはず。そうしたなかでアグレッシブに躍動する若い選手たちの活躍というのは、チームに予想もつかない勢いを持ち込む可能性もある。現時点でこそ14位という順位だが、ここから先、いくらでも上位に食い込めそうなポテンシャルをこのチームは秘めていると言っていい。京都にとっても、さらなる勢いを生み出すためにも、非常に重要な一戦となるはずだ。
さて、そうして迎える函館での一戦。焦点となりそうなのは札幌のメンバー構成だろう。前節、守備的MFでコンビを組んだのは宮澤裕樹と芳賀博信だが、この試合は宮澤が累積警告による出場停止で、芳賀は久しぶりに先発復帰した前節に再発した負傷の影響で、この試合の出場は微妙な状況。場合によっては前節と守備的MFが一変してしまう可能性もあるため、このポジションの組み合わせには是非とも注目して欲しい。
京都のほうはこの試合も若いアタッカーたちが前線にならぶことが予想されるため、顔ぶれの変わった札幌の守備陣をフレッシュなアタッキングで翻弄することができれば、勝機も十分に見出せる。
5位と14位との対戦だが、試合の結末はまったく予想がつかない。それが今シーズンのJ2である。
以上
2011.08.20 Reported by 斉藤宏則















