スカパー!生中継 Ch185 後06:50〜
☆totoリーグに投票しよう!
熊本 7,778票vs徳島 13,013票⇒どっちが勝つ投票(20日12:40現在)
----------
前節の大分からの初勝利で連敗は止めたが、ここで満足するわけにはいかない。夏休み期間のホームゲームは今節が最後。苦しかった夏場の戦いを糧とするためにも、前節の勢いを維持して上昇気流に乗りたいところである。そんな中で迎えるのは、現在2位と好調の徳島。しかも熊本は、ここまで中盤を支えてきたエジミウソンと、左サイドで起点となっていた原田拓が出場停止という状況。まさにチームとしての総力が問われる一戦だ。
今週は2日のオフを挟んで新たな気持でトレーニングに臨んだが、オフ明けの17日の練習後には、高木琢也監督が選手たちを車座に座らせて約15分、また非公開となった19日の練習後にもそうした時間を設け、特にメンタル面での緩みを指摘したようだ。
「連敗していた先週の練習では気持ちも追い込まれていたけど、前節勝ったことで、少し気持ちが抜けている部分があったかもしれない」と吉井孝輔は言う。大分戦で見せたような諦めない姿勢と全員でのハードハークは、熊本のベースには欠かせない要素。そしてそれをピッチで表現するには少しの緩みも許されない。特に過去の戦績が決して芳しいものではない徳島が相手となれば尚の事である。
その徳島は前節、立ち上がりから激しいプレスをかけてくる水戸に対して手を焼き、前半にFKを与えて先制を許した。それでも柿谷曜一朗のゴールで追いついて引き分けている。さらに斉藤大介の加入によって大きな展開が加わったことで、横の揺さぶりと縦への推進力を組み合わせたバリエーション豊かな攻撃を展開。また中盤との連携も含めて、攻撃から切り替わった段階でも高い精度で守備が整備されている印象だ。
お互いに先制した試合では非常に負けが少ない(徳島は1敗、熊本は無敗)ことから、先制点が勝敗を分ける大きなポイントになることは確か。熊本は前節の大分戦同様、また徳島と対した水戸の戦い方もヒントに、立ち上がりはある程度割り切ってロングボールで相手を押し下げつつ、前からのプレスでリズムを掴みたいところ。加えて攻撃では、整った守備ラインを崩すため、さらにエリゼウ、三木隆司を中心とした高さのある最終ラインに対し、単純なクロスで勝負するのではなく、積極的な仕掛けが有効となる。前節は大迫希を先発で起用し、また両サイドの西森正明、吉井もボールを引き出す動きを見せていたが、出場停止がある中で高木監督がどういったメンバーをチョイスするのかも興味深い。
先制点を挙げることで精神的にも優位に立てるのは間違いないが、徳島は柿谷を始め津田知宏ら攻撃陣は個の力で状況を打開できるうえ、ドウグラスや島田裕介ら流れを変えることができる選手も揃っており、90分を通じて警戒が必要。水戸戦の同点ゴールは大きな展開から高い位置での守備でボールを奪い返して作りなおしたもので、熊本としては中途半端にボールを奪われるようなことは避けなければならない。加えて速い切り替えのために、攻撃時の守備の意識、守備時の攻撃の意識をどれだけキープできるかも鍵となるだろう。
ここまでの対戦成績は2勝1分5敗と負け越しているが、それが結果に直結しないことは、選手たち自身が1週間前に示してくれた。結果を左右するのは、90分間ピッチの上で持っている力を出しきれるかどうかだ。
以上
2011.08.20 Reported by 井芹貴志















