スカパー!生中継 Ch186 後06:50〜
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リーグは折り返し地点を過ぎて今節は21試合目となる。例年、この時期になるとある程度のポジションがみえてくるが今季は下位を除いて多くのチームが肩をぶつけながらひしめき合う展開となっている。とりわけ中位は稀にみる大混戦で、8位東京V(勝点29)から17位岡山(同23)までの10チームが勝点6の間でしのぎを削っている。今節は12位草津(同26)と11位湘南(同27)が勝点3を目指してぶつかる。ともに勝てば1ケタ順位が視野に入るし、負ければ大きく順位が後退する可能性を秘めるだけに激しいバトルが予想される。
前節アウェイでFC東京に破れた草津は最近5試合で2勝1分2敗。ラフィーニャ・ショックは乗り越えたがチームとしてはまだ安定した戦いができているとは言えず1戦1戦が正念場となっている。安定したゲーム運びができていない要因としてはチームとしての戦いや攻撃が確立されていないことが挙げられる。エース・ラフィーニャの離脱によりチームの方向転換を余儀なくされたため厳しい面も当然あるが、そろそろ理想の組み立てからのゴールシーンをみせてほしいところだ。会心のゴールが生まれればチームのレベルは上がっていく。リーグ終盤を考えればスタイルの確立が急務といえるだろう。
攻撃のキーマンは後藤涼だ。ラフィーニャ移籍後は前線の位置で起用されることも増え最近5試合で草津が挙げた2勝においていずれも決勝ゴールをたたき出している。後藤の運動量と献身的なプレーはチームスタイルの原点とも言える。ゴールに近い位置で起用されることでその得点感覚も戻り始め、ゴール量産体勢に近づきつつある。後藤は一度ゴールを奪い始めると立て続けにゴールネットを揺らす特性を持つ。「ラフィーニャと同じ仕事はできないが自分のプレーを120%やってチームの勝利に貢献したい」と話す後藤をFWの主軸に据えても異論はないだろう。
また、ややよどみ気味なチームの空気を一新させるプレーヤーの出現も待たれている。今ゲームに対して特別な思いで臨むのは、古巣との対戦となる小林竜樹とリンコンだ。小林は昨季で湘南を去った後、タイで武者修行を積み7月下旬に草津へ加入。09年にもレンタルで草津に在籍しただけに違和感はない。登録直後から3試合連続で出場しコンデションも上がってきた。小林は「湘南ではボランチでもプレーしたし経験を積ませてもらった。いまは早く草津の勝利に貢献するプレーがしたい」と気持ちを込める。一方のリンコンは今季草津の補強の目玉として加入したがいまだチームスタイルにフィットせず結果を残せていない。このままでは補強自体が無駄になってしまうだけにクラブとして起用法を考える必要がある。湘南戦はリンコン復活の場としたい。
対する湘南は苦しいシーズンとなっている。草津は5月29日に平塚で湘南と対戦したが0対2で完敗を喫した。その内容から昇格レースの主役になりそうな予感がしたが、栃木、徳島、千葉らライバルとの連戦で痛恨の5連敗。その後の6戦は2勝3分1敗と泥沼からは脱したが、シーズン終盤を考えるとこれ以上上位から離れるわけにはいかない。1戦1戦が昇格への関門となっている。草津・副島監督は「湘南は順位的にはうちよりもひとつ上の場所だがチーム力は高い。点を取る部分で苦しんでいるだけで守備は堅いし、簡単な試合にはならない」と話す。湘南は、草津の長所を消してくることが予想されるだけに草津はそれを乗り越えるタフな戦いが求められる。
今月14日、草津に吉報が届いた。下部組織であるアマチュアチーム草津U23(県リーグ3部)が天皇杯予選準決勝でtonan前橋(関東リーグ1部)を3対1で下して初の決勝進出を決めた(決勝は28日)。U23は、J2昇格を果たし本拠地を前橋へ移したトップチームに代わり草津温泉で活動を続けるチームで、クラブの原点とも言える。U23の躍進は、明るいニュースが乏しいクラブに光を届けた。トップチームも負けてはいられない。6月は最高5位まで順位を上げ昇格圏内に迫る勢いだったが7月に停滞すると、ラフィーニャの移籍も影響し周囲のトーンは一気に下がっている。湘南も一戦一戦が瀬戸際だが草津もまた1試合1試合が勝負であることを認識してピッチへ出る必要がある。このムードを払拭するにはホームで勝つしかない。
以上
2011.08.20 Reported by 伊藤寿学















