8月21日(日) 2011 J2リーグ戦 第25節
大分 1 - 0 岡山 (19:05/大銀ド/10,806人)
得点者:54' 森島康仁(大分)
スカパー!再放送 Ch185 8/23(火)前05:00〜
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3−4−3のシステムを採用するチーム同士の対戦は、「膠着した試合になり互いに崩せなかった」(影山雅永監督)。
大分はビルドアップからサイドを経由して攻撃し、岡山は最終ラインから前線へフィードを送る。両チームが勝利への糸口を見いだすべく、至るところで主導権の奪い合いを繰り広げたが、決定機を創出した数は少なかった。前半の決定機は、20分の森島康仁のロングシュートがバーに当たった1本のみ。
互いに、3バックの弱点を埋めようとWB(ウイングバック)が最終ラインに加わったため、スペースがなく手詰まりする場面が多々あった。
スコアレスで折り返した後半、大分の攻撃が活性化する。ボールを奪うと、相手の最終ラインと中盤の間に顔を出す前田俊介に預けた。「間延びしていたのでスペースがいっぱいあったし、マークも厳しくなかった」とは前田。51分、53分と絶妙な位置でボールを受け、緩急をつけたドリブルからスルリとパスを通し、立て続けにチャンスを作った。54分には敵陣でストヤノフのパスをカットすると、またも自ら仕掛け、十分に相手を引きつけパスを流すと、後ろから走り込んできた森島康仁がゴール左隅に蹴り込んだ。
ビハインドを負った岡山は、流れを変えようと61分に石原崇兆、66分には千明聖典と勢いのある攻撃の選手を投入する。攻撃のギアが一段上がり、速い攻撃からチャンスを作るが、人数を割いてゴール前を固める大分の守備を崩せなかった。「ドリブルで仕掛けたり、パスで崩せればよかったのだが」と妹尾隆佑は悔しがったが、「ウチはどこよりも走り、ハードワークの部分で絶対負けてはいけないのが大前提」(影山監督)の部分で大分を上回ることができなかった。
この日の大分は先制してからの守備意識がいつになく高かった。前節の熊本戦で逆転負けし、その前の湘南戦もリードしながら追いつかれ、2試合続けてリードを守れなかったこと。CBの阪田章裕、作田裕次がケガで出場できず、この日のフィールドプレーヤー全員がDFを本職とする選手がいなかったことから、いい意味で守備への危機感が常に付きまとっていたのだ。
攻から守の切り替えを早くすること、球際で負けないこと、ハードワークを厭わないこと。大分からはこうした気持ちが見てとれた。
田坂監督が言う。「ウチは全員攻撃•全員守備のコンセプトで戦っているので、誰が出ても、どのポジションに配置されても変らない」。この日のような「選手全員が戦う姿勢を見せてくれた」なら、けが人が出ても、体調不良者、出場停止者が出ても、同じパフォーアンスを見せてくれるだろう。
以上
2011.08.22 Reported by 柚野真也















