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【J2:第28節 東京V vs 横浜FC】プレビュー:リーグ屈指のCBコンビ復活で、東京Vはついに猛追態勢完成なるか。『日本一走り勝てるチーム』標榜の横浜FCと国立で激突!! (11.09.18)

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9月18日(日)J2 第28節 東京V vs 横浜FC(18:00KICK OFF/国立)チケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
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まだまだ諦めるなかれ。この試合を入れて14試合を残し、昇格圏内の3位につける札幌との勝点差は8位東京Vが「9」、14位の横浜FCでも「13」と、どちらにもまだ可能性は十分残っている。とはいえ、残念ながら決して容易くひっくり返せる数字ではないこともまた事実。その両チームにとっては、「負けられない」ではない。「勝つしかない」が全てだろう。

その状況下、今節の東京Vには“財産”をテーマに注目してみたい。まず、この試合一番の見どころは、『去年から引き継ぐ財産』である。川勝良一監督率いるチームが去年から築き上げてきた東京Vサッカーのベースであり最高のストロングポイントは、何といっても堅守にほかならない。それを支えていたのが、土屋征夫と富澤清太郎のセンターバックコンビだった。だが、今季は両者のケガ、富澤のボランチ起用、深津康太・高橋祥平の若手台頭など、良くも悪くもさまざまなチーム事情から、ここまで一度も組むことができなかった。しかし今節、ついに黄金コンビが復活しそうである。2人が揃って口にするのは、「俺たちには、去年からずっと積み重ねてきたものがある」という、互いへの全幅の信頼の言葉である。「自分が動いたら、どこをカバーして、どこにいて欲しいのか。言わなくてもわかってくれている」(土屋)。つまり、阿吽の呼吸が土屋・富澤には出来上がっているということだろう。
彼ら2人を背後に置くボランチ佐伯直哉も、「(今季初で)久しぶりすぎて最初は『こんな感じだったな〜』って、思い出す作業からだったけど、すぐに感覚が戻った。去年一年を通して作ってきたコンビとまた一緒にできるのは楽しみ」と、心弾ませる。昨年から引き継ぐ財産に、森勇介、中谷勇介といった今年流を混ぜ合わせ、さらにバージョンアップしたDFラインを築いていきたいところだ。

そして、もうひとつのポイントが、『今後へ繋げる財産』を、わずかでも積み上げることができるかだろう。特に今節は、前節の草津とのスコアレスドローの反省から、まず“得点“が最大のテーマなだけに、どのような形で得点に結び付けていくか、着目したい。ただ、GK柴崎貴広ら何人かの選手も、無得点とはいえ「決してチャンスを作れなかったわけでもない」と語っている。川勝良一監督も、「縦に速い部分は悪くは無かった」としたが、課題として掲げたのが「横の連動がなかった」という点だった。「速さは大切だけど、90分間そればかりじゃ苦しい。作り直すところでもっと横のサポートをしっかり」を、今週の練習で最も重点を置いて取り組んだ。
あとは、決定的な場面で決め切れるかの精度ということになる。前節終了後、阿部拓馬はFWとして無得点への責任を重く受け止め、「単純なミスが多かった。ウチは、1点取るまでが苦しいのが課題。前半のうちに点がとれなくて、後半になっても焦らず、足を動かして崩せないと」と反省しきりだった。
ただ、他の選手たちは誰もが「得点が課題だけど、それはFWだけの問題じゃない」と、口を揃える。特に佐伯は、「形も作れているし、悲観的になる必要はない。別にFWが取らなくても、ボランチでもDFでも構わない。それこそ、セットプレーでもいい。とにかくネットを揺らすという執念を全員がもたなきゃいけない」と、語った。必ず勝点3を奪わなければいけない状況で、どのように得点し、勝利を手繰り寄せるか。結果を出しながら、今後の東京Vのための経験値としたい。

対する横浜FCは、前節7試合ぶりに黒星を喫した。試合後の会見で岸野靖之監督は「サッカーで言えば、チャンスを先に決めるかどうか、それだけだと思う」と語っており、東京V同様、訪れた決定機でしっかり決めきれるかが1つのテーマとなりそうだ。
また、横浜FCでは前節から、チームが掲げる『日本一走り勝てるチーム』の追求のため、毎ホームゲームでのチーム走行距離を計測し、HP上で公開するという取り組みを実施している。最初となった前節の結果は、試合には敗れたものの総走行距離では横浜FC(104.78km)vs愛媛FC(103.24km)と、上回っていたようだ。「走る」といえば、東京Vも決して引けは取らない自信がある。サッカーにとって走ることは基本中の基本と言えよう。ただ闇雲に走るだけではなく、いかに質の良い走りを全員ができるか。勝敗を分ける重要なポイントとなるだろう。
運動量と言えば、出場停止が明ける藤田優人の復帰は大きいと言えよう。特に今回の相手・東京Vは古巣とあり、さらに言えば前回の対戦では出場できなかっただけに、この試合に懸ける思いは一入に違いない。ルーキーだった東京V当時、GK土肥洋一、土屋、富澤ら諸先輩から厳しい叱咤を受け、貴重な経験を積んでいた姿は東京Vのサポーターの記憶にも新しいに違いない。成長した姿を、かつての戦友の前で示したいところだ。

 『勝利』、『1点』に、どちらがより執着できるか。昇格争い参入への思いの強さが観ている人に伝わってくる熱いゲームを期待したい。

以上


2011.09.17 Reported by 上岡真里江
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