スカパー!生中継 Ch182 後06:20〜
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首位を走るガンバ大阪との勝点差が、鹿島は14で、名古屋が4。残り試合が9であることを考えると、上のチームを追いかけるためには勝点3が必要な状況だ。激しい試合となることはまず間違いないだろう。
特に、鹿島は絶対に勝たなければならない。
「相手は上位だし、負けたら3位になるのも厳しくなる。勝つしかない」
試合の鍵を握る田代有三は、必勝を誓った。
目下、3試合連続得点中と絶好調なだけでなく、11ゴールをあげてリーグ得点数の自己記録を更新している。得点ランキングでも4位につけ、日本代表へ収集すべき、という声もチラホラ聞こえるようになった。だが、怪我から復帰後、前々節の福岡戦では先発したものの、それ以外はすべて途中出場を余儀なくされてきた。
そこに巡ってきた大きなチャンス。これまで先発だった興梠慎三や大迫勇也のように、パスをうまくキープして攻撃に繋げることを意識するのかと思われたが、田代の頭のなかはとてもシンプルだった。
「自分としては結果を残す人が一番だと思う。点を取ることにこだわりたい」
鹿島のFWに課される役割は多岐にわたる。守備ではファーストディフェンダーとしてセンターバックにプレッシャーを与え、攻撃に移れば相手が敷く守備の隙間に入り込み、起点となることが求められる。それが出来なければ攻撃の形はつくれず、下手な形で奪われると逆襲を食らいかねない。だからこそ、どうしても堅実に役割をこなしたくなるところだが、点取り屋として覚醒した田代にブレはなかった。
「次、(点を)取ったらホンモノですね」
名古屋ゴールをこじ開けるための秘策も練り、4試合連続ゴールを狙う。
前節、柏に1-2で敗れ、2試合連続のアウェイ戦となる名古屋だが、とても万全の状態とは言えない状態だ。まず、ストイコビッチ監督が前節退席処分を受けたため、今節はベンチに入ることができない。また、闘莉王と中村直志も怪我を抱えており、試合出場は五分五分といった状況だ。ただし、ゴールマウスには、楢崎正剛が戻って来る。ゴール前の高さと堅さは相変わらずだろう。
両チームの対戦時、試合展開としては、鹿島がボールを保持する時間が多くなる。どうしても中盤の枚数が違うため、名古屋が3トップを採用する限り、基本的には1人多い鹿島がパスをまわすことになるだろう。
ただし、前線には14得点をあげるケネディがいる。12得点の玉田圭司もすばらしいが、「基本的にはケネディ。そこを抑えればある程度限定できる」(中田浩二)というのが鹿島側の見解だ。前回の対戦でもケネディが1ゴール1アシストと存在感を示し、2-1で名古屋が勝利をおさめた。今回も、ケネディが試合を左右する選手となることは間違いない。
鹿島は、小笠原満男が左中指を骨折した影響などでベンチスタートになる可能性が濃厚だ。しかし、"秘密の切り札"として土居聖真がベンチに入ることになるだろう。瞬間的な速さで勝負できる土居の存在は、名古屋守備陣にとっては厄介なはずだ。
「相手も自分のことを知らないだろうし、逆にチャンスだと思う。出るとしたら後半、相手の足が止まったときだと思う。かき回せたらいい」
鹿島ユース出身の土居だけに、出場したときには注目して欲しい。
以上
2011.09.17 Reported by 田中滋















