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【J1:第26節 仙台 vs 新潟】レポート:スコアレスの時間に見えた余裕と焦り。勢いの差も見せ、仙台が3連勝を飾る。(11.09.18)

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9月17日(土) 2011 J1リーグ戦 第26節
仙台 2 - 0 新潟 (19:04/ユアスタ/16,046人)
得点者:58' 赤嶺真吾(仙台)、75' 梁勇基(仙台)
スカパー!再放送 Ch181 9/20(火)後09:00〜
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仙台は最近のリーグ戦において4戦連続で負けがなく(3勝1分)、新潟は5戦連続で勝ちがない(2分3敗)。勢いの差、と纏めてしまうのは乱暴な気もするが、この試合に限っていえば、両者の勢いや余裕の差が試合運びに表れた90分だった。

仙台の手倉森誠監督は、試合前日の共同囲み会見で「(第24節)山形戦のように早い時間に先制点を取って、最後まで走りきるサッカーをしたい」と新潟戦を展望していた。この展望は半分外れ、半分当たった。序盤は新潟がペースを握っていた一方で、最後まで走りきるサッカーをしていたのは仙台の方だった。
新潟にしてみれば、14日のJリーグヤマザキナビスコカップからアウェイでの試合が中2日で続き、しかも鈴木大輔、酒井高徳(以上U-22日本代表招集のため)、ブルーノ ロペス(出場停止のため)といった主力を欠く状態であったため、こちらとしても早めに先制点を取って試合を決めたいところだった。実際にプレーにそれが表れており、特に2トップに入ったミシェウとアンデルソンのキープに2列目の曹永哲と田中亜土夢が素早く絡む攻撃には迫力があった。
しかしブラジル人2トップのドリブルには鎌田次郎や田村直也が振り切られずに張り付き、代わって曹永哲が突破をはかろうとすれば同サイドの菅井直樹が食らいつく。菅井を抜けたと思ったら韓国代表の先輩・曹秉局のハードタックルが待っている。田中亜土夢がFKから放つ強烈なシュートも、林卓人のファインセーブでゴールに至らない。
相手ゴール前、所謂アタッキングサードの部分で精度を欠いてなかなかゴールできなかったのは仙台も同様だったのだが、焦りが見えていたのは新潟の方だった。そして仙台はこの隙を見逃さなかった。相手守備ブロックに綻びが出たと見るや「相手の間に入ることや、間を通すパスを意識した」という富田晋伍をはじめ、仙台の選手がカウンターを狙っていく。そして「前線との連動性が増した」(梁)という後半に仙台の勢いは増し、新潟を攻守両方で後手に回らせていく。「攻撃から(守備に)切り替わったときのリアクションというか、ポジショニングの修正をいち早くやらないと」と新潟・黒崎久志監督は試合後に反省した。

58分、仙台は太田吉彰がボールを運んでから「相手を疲れさせるボール回しをしたい」と松下年宏が試合前日に話していたようにじっくりパスを回し、勝負どころで富田がクロスをゴール前に送る。それを赤嶺真吾が折り返すと、先程まで曹永哲の相手をしていたはずの右SB菅井直樹が合わせる。これはシュートとしては枠を外れたものの、再び赤嶺の足下に届き、ワンツーが成立したところで赤嶺がフィニッシュ。仙台が先制した。
「失点してからもうひと踏ん張りしないと」。新潟・菊地直哉が振り返ったように、以後の流れはほとんど仙台が握るようになった。75分には太田の高速突破からのクロスに田中がペナルティエリア内で手で触れてしまいPKを献上。これを梁が確実に決めたため、点差は2点に広がった。仙台は88分に相手セットプレーからピンチを迎えたものの、林のファインセーブで食い止め、この場面以外は「走りきる」プラン通りに相手を押しこんで勝利。終盤には武藤雄樹がJリーグデビューを飾り、「勝点3以上に前に進むことができた」(手倉森監督)という成果を手にした。

ユアテックスタジアム仙台では19時キックオフのナイトマッチはこれが今季最後となる。夜空を流れる「天の川マッチ」と自ら銘打ったこの試合を制した仙台が、3連勝でさらなる上位進出に向けて弾みをつけた。

以上

2011.09.18 Reported by 板垣晴朗
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