9月17日(土) 2011 J2リーグ戦 第28節
愛媛 0 - 5 F東京 (18:04/ニンスタ/4,269人)
得点者:28' 田邉草民(F東京)、45'+2 今野泰幸(F東京)、53' 羽生直剛(F東京)、71' ルーカス(F東京)、84' 永里源気(F東京)
スカパー!再放送 Ch185 9/18(日)後10:30〜
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終わってみれば、愛媛はホームゲームでは最多となる5失点で完敗。バルバリッチ監督が就任して以来、4点以上を奪われたのも初。2試合連続の完封で取り戻しつつあった堅守も、F東京の猛攻を前にして崩れ去った。ただ、失点をするまでに関して言えば、試合前に愛媛が想定していた範囲内の展開ではあった。F東京にボールを保持されるものの、前線で福田健二とジョジマールが体を張り、齋藤学が2列目から飛び出してゴールに迫っていた。9分にはその齋藤が、ゴール正面から右に流れながら森重真人と今野泰幸のマークを外してシュート。わずかに左にはずれ、齋藤はピッチを叩いて悔しがったがドリブルで右にステップを踏みながら得意の形で決定機を迎えた。
しかし、立ち上がりはロングボールを多く使っていたF東京がよりパスを繋ぎ始めると、徐々に愛媛の最終ラインが押し込まれていった。そしてルーカスを起点に、あるいは羽生直剛が素早いリスタートから愛媛のゴールを脅かすと、先制点が生まれたのが28分。右に流れたルーカスがGKとディフェンスラインの間に絶妙の折り返しを入れると、ファーサイドから入ってきた田邉草民が押し込んだ。ゼロで抑えて我慢をして、好機をうかがいたかった愛媛としては、何とかここで踏み止まりたかった。その後も福田がゴール前に飛び込み、さらには大山俊輔のミドルシュートでチャンスを迎えていただけに、ゲームを決めるアクシデントが起こってしまったのが前半終了間際だった。愛媛は前野貴徳が2枚目のイエローカードで退場になると、直後のフリーキックから今野の今季初ゴールで追加点を許してしまった。
「あの時点で試合はほぼ終わってしまった」とバルバリッチ監督は振り返ったが、1人少なくなった愛媛に対してF東京は反撃のチャンスすら作らせなかった。数的有利を生かし、圧倒的にボール支配率を高めてF東京は次々と加点。後半8分にゴール前のワンツーから羽生が抜け出して3点目を決めると、26分にはルーカスがPKで4点目。最後は徳永悠平のクロスに永里源気が飛び込み5点目。ゲームを通じて中央、サイドから愛媛を攻略し、多彩な攻撃で2試合連続の大量得点を奪った。今野がゴールを決めたことで、F東京は今節のスタメン中GKの塩田仁史を除く全フィールドプレーヤーが得点を記録。その塩田が試合終了直後に負傷退場したことは気がかりだが、どこからでもゴールを奪えるこの得点力は、今後対戦するチームも手を焼くことになるだろう。
一方の愛媛にとっては厳しい結果になってしまったが、これも受け入れなければならない現実。「立ち上がりはいい戦いはしていたが、少しずつマークがズレてきていた」と池田昇平は試合を振り返ったが、10人にならなくとも、それまでに力の差は歴然としていた。アウェイの1−1でぼやけていた「違い」を目の当たりにしたわけだから、あとはそれを糧に上を目指し続けるしかない。「2度とこういう試合をしないためにも、反省をして、切り替えて、前を向いていきたい」と大野和成は声を振り絞ったが、チーム全員が同じ気持ちを胸に、次節のアウェイ岐阜戦(9/24@長良川)に臨んで欲しい。
以上
2011.09.18 Reported by 近藤義博















