10月23日の第32節草津戦で木村祐志選手が今季初ゴールを決めた。過去に天皇杯でのゴールはあるがJリーグでのゴールは初めて。「ブレ球で狙った」という技ありの直接フリーキックがネットを揺らし、北九州に流れを呼び込んだのでした。
で、そのゴールで木村選手がもみくちゃにされるのなら分かるのですが、ゴール後に披露されたのはゆりかごダンス。
今のところ特徴的なゴールパフォーマンスがない北九州なので、そうしたパフォーマンス自体が異例なのですが、それにしてもなぜゆりかごダンス? 木村くんに子どもでも? と思われた方もいたはず。
そこで事の真相を27日に本人に聞いてみました。
と、その前に。
記者から「ゴールおめでとう」と口々に祝われた木村選手が「ありがとうございます。みんなから言われるんですよー」とはにかんでいたのをお伝えしておきます。またこの日の前日に行われた岐阜戦ではカウンターから追加点を決めたほか、直接フリーキックも放ち、右にそれるもゴールを脅かしていました。このことについては「感覚が良くなってきている。もっと決められるようにします」と話してくれました。
で、本題の真相です。実は「ダイさんのところに子どもが産まれたので。ロッカーが隣でいつ産まれるのかとか話してたんですよ」とのこと。ダイさんとは宮川大輔選手のことで、古巣草津と対戦する数日前に第3子が誕生したばかりだったのです。
ちなみにこのパフォーマンスについては事前に話し合っていたわけではなく「ゆりかごとかできたらいいよね」という話がロッカールームで雑談程度に出ていただけ。それでありながら、選手揃ってのはパフォーマンスが披露できたあたりは、北九州のまとまりの良さを示しているのかも。
次の試合も楽しみですが、今度はまた違ったパフォーマンスも見てみたいですね。
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2011.10.28 Reported by 上田真之介













