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【J2:第34節 鳥取 vs 栃木】松田浩監督(栃木)記者会見コメント(11.11.06)

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11月6日(日) 2011 J2リーグ戦 第34節
鳥取 0 - 5 栃木 (13:03/とりスタ/2,111人)
得点者:20' 杉本真(栃木)、60' リカルドロボ(栃木)、84' 河原和寿(栃木)、90'+2 サビア(栃木)、90'+5 サビア(栃木)
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●松田浩監督(栃木):

「勝点3を取ることが一番大事でしたけど、それができてよかったと思います。ここからはとにかく、順位を落とさずに上げていかなければいけないという使命、目標の中で、絶対に落とせない試合だと思っていましたので、勝利できたことはよかったです。それと、大量得点で勝てたことは、得失点差のことも考えると大事ですし、これまでのうっぷんが晴らせたというか、流れを変えられるんじゃないか、というムードを作れたこともよかったと思います。
ただ試合を振り返ると、前半は、先制できたことはよかったですし、いい1点が入ったのですが、その後に不注意、不必要なミスが多かった。状態の良いチーム(が相手)であれば、そこから失点することも十分に考えられるシーンを作っていたことは反省材料です。そのあたりを次の試合に生かして頑張っていきたいと思います」

Q:先制するまでの流れは非常に良かったが、前節の北九州戦との違いは感じられたか
「先制するまではベンチでも、ムードというか、雰囲気があるな、と(感じていた)。勝っていたときの感じというか、先制するような試合ができるんじゃないかな、というムードは、確かに感じました」

Q:J1昇格の可能性が厳しくなってきた中で、そういうムードを作り出せた。監督から選手に、モチベーションを高めるためにかけた言葉などあるのか
「ここ何試合か、多少言葉は違っても、目の前の試合に勝ちたいか勝ちたくないか、ということだったし、プロなのだから目の前の試合に勝たなければいけない、ということもある。そういう原点に立ち返るというか、そういうことを言っていただけです。特に今週、それを口やかましく言ったわけではないです。前半、1点取った後に悪い時間がありました。その時間帯は、チームのバラバラ感のようなものを感じたし、また同じ轍を踏んでしまうのか、といったことが頭をよぎったんですけど、幸いなことに1‐0で折り返すことができたので、ハーフタイムにもう一度、そこの修正ができた。2点目が非常に大きかったと思います。特に今週言い続けたというより、本気になってくれた、ということなんじゃないかと思います」

Q:後半は大きなピンチを作られなかったが、そこは鳥取の攻撃がダメだったのか。それとも栃木がしっかり立て直すことができたのか
「2点目が危険な点差であることは認識していたと思いますけど、2点目が入ったことで、何か起こって1点取られても勝つ、勝てる、ということが目の前に近づいてきた、現実味を帯びたことがパワーになったんじゃないかと思います。勝ちたいという本能というか、そういうものを失いたくないという気持ちが、集中力をグッと高めた。ゲーム運び、攻撃中のリスク管理などで、鳥取のハメドなどの怖い選手をしっかりマークする、といった部分での集中力を高めたと思います」

Q:2点目はリカルド ロボにボールがこぼれたが、ゴールへの嗅覚が戻ってきたと感じるか
「そうですね。結果論かもしれないですけど、そういう風に考えられるし、そういう風に考えた方が得なのかもしれないですね」

以上
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