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【J2:第9節 横浜FC vs 京都】山口素弘監督(横浜FC)記者会見コメント(12.04.22)

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●山口素弘監督(横浜FC):
「我慢強く、今日は戦おうと。粘り強く。京都は、非常にスキルの高いチームなんで。ただ、そこは粘り強くいこうということを言って選手を送り出してその通りに非常に粘り強くプレーしてくれたなという風に思います。厳しいところもありましたけどよくファイトしたなと思います。え〜、以上です(笑)」

Q:今までの試合と比べてミスが少ないという印象を受けたんですが選手間のポジショニングを修正したという感じでしょうか
「攻撃に関してはずっとしっかりとボールを動かそうということをやって、前節の湘南戦あたりからだいぶ自信を持つようになったのと、ディフェンスに関しては非常にこまめなポジショニングの修正であったり、そういうところをトレーニングもしましたし、選手同士も色々、話をしていたので非常にそういうミスが少なかったのかなと思います」

Q:守備の話に関連して、前で奪えなければ後ろでブロックを作ってでも相手に回させるというのは想定内だったと思いますが
「想定内ですね。当然、それは高い位置で奪えればそれにこしたことはないですけど、当然、相手も、先ほども言いましたが、スキルの高いチームでしたし、前節まではゴールの近くに行くと不安というかそういう面もあったんだと思うんですけど、そこをちょっと整理して割り切って『大丈夫、ブロックを作って大丈夫だよ』と。いつもいつも低い位置だと困るけれど割り切ってブロックを作って、ただ、ボールにはしっかりと誰かがプレッシャーをかけると。そこのプレッシャーが決まれば他の選手のポジションが決まるということは伝えていました」

Q:その手応えは
「いくつか、若干、危ない場面も当然ありましたけども、非常に良い応対をしたなと思います」

Q:球際などで選手たちの気迫を感じましたがそのあたりはどう評価されていますか
「そのあたりは今日、急にやったわけではなく日々のトレーニングから僕自身も100%でトレーニングに臨みますし、当然、選手にも100%のトレーニングをしてほしいので。それをトレーニングからやった結果、トレーニングから球際の強さというのは出ていましたのでそれがそのまま、今日のゲームでやっただけなので急に今日できたという感じでは僕は見ていないです」

Q:今季初勝利と監督ご自身の初勝利についての感想をお願いします
「まず、ずっと思っていたのが自分が勝ちたいというよりは選手を勝たせてやりたいと。さっきも言ったようにトレーニングから100%で取り組んでいますし、意外にマジメな子が多いので(笑)。そういうのを見ているとやっぱり、勝たせてやりたいなと。試合に出ている選手だけでなく、いつもメンバーを決めるのに悩むくらいやってくれていますんで、そういう意味では勝たせてやれてほっとしたという感じですかね。家に帰ったら自分と家族とで喜ぼうかなと思いますけど、今は選手を何とか勝たせてやれて、何とか今度は監督と呼ばれるかなと思います(笑)」

Q:大久保選手からは「ゴールデンウィーク、全勝する」という話もありましたが今後については
「そうですね。その前からもこの後の中2日の4連戦、それはずっと頭にありましたのでそれまでずっと調子のいい選手とか色々、トレーニングから組み合わせじゃないですけど競争させながらやってきたので。この4連戦の前にこういう京都という素晴らしいチーム相手に勝ったというのは選手は自信を持っただろうし、ただ、今日ぐらいやらないと勝てないということも十分わかったと思うので逆に次の4連戦は楽しみですけど」

Q:就任5戦目で段々と内容も良くなってきていると思いますし、監督が目指すチームに少しずつ近づいていると思います。選手として勝てない時期も経験されていると思いますが選手として勝てない4試合と監督として勝てない4試合とでは心境の違いはありましたか
「う〜ん…どうでしょうかね。着実に右肩上がりにはなっているという手応えはあったんですけど、前節も言いましたが勝てないとどうしても自分たちのやっていることに不安を感じたりとかそういう部分が選手は嫌でしたんで勝てるにこしたことはないですけど急に勝っても勘違いされては困るし、地道に、着実に力をつけながら勝ったということは良かったと思います。そろそろ勝たないと色んなところが騒がしいなという風には思っていましたので、それを止めてくれた選手に感謝しようかなと思ってますけど」

Q:騒がしいことにはならないと思いますが
「いや、そんなことはないでしょう。この職業、どうなるかはわからないし、僕自身も常に背水の陣じゃないですけど、選手にも伝えましたけど当然、責任は監督にあるので。ただ、やろうとしていることと向かっている方向は間違っていないと自分では自信をもってやっていますので僕の自信と選手の自信が上手くかみ合えばいいかなと思っています」

Q:J1では仙台とか鳥栖とかハードワークのチームが賑わせていますが今後、横浜FCもこれがベースになっていくのでしょうか
「そうですね。元々、技術というか、しっかりした選手というのはいるなという風に思ったのが最初でして、それプラス、さっきも言いましたが、非常にマジメな選手もいますので。ただ、100%力を出し切るとかそういう部分では限界というのは自分自身、作りたくないし、作ってほしくないというのもあってかなりトレーニングから追い込んだり、肉体的にもそうでしょうし、メンタル的にも追い込んで。こう見えて色々、うるさいもので、選手たちはもう少しで『うるさい、監督だな』と思うぐらいかもしれないですけど、要求とかは非常にどうしてもうるさくなってしまうのでそういうところではもっとやっていこうかなと思います。非常にハードワークがゲームでできるようになったのは当然、トレーニングでハードワークできているからだと思っています」

Q:GKを関選手からシュナイダー選手に代えて彼のビッグセーブが勢いをもたらしてくれたと思うのですが起用したのは閃きがあったのでしょうか
「まず1つ、起用したのは関が悪いパフォーマンスをしていたとかではなくて、これはGKだけではなくて全ての選手になんですけど、調子のいい選手、もしくは自分が考えて勝つ可能性がより高いと言いますかね、こういう戦い方をするからこっちの選手だなというのもありますし、シュナイダーに関しては非常に経験もありますし、コーチングの部分で色んなところが見えると。トレーニングでも調子が良いし、トレーニングゲームでもこのところ、非常に安定感ある素晴らしいプレーを見せてくれていましたので。フロンターレ戦とかジュビロ戦もそうですし。そういうところからも僕は、選手たちにも伝えていますが、見ているのでそれをそのまま、彼が非常に良いパフォーマンスを見せてくれた。それは僕の意見ではなくて当然、GKコーチ、他のコーチ、色々なコーチの意見も聞きながら最終的には自分が決断しました」

以上
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