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【J2:第11節 富山 vs 岐阜】プレビュー:初代アルプス王をかけての第2ラウンド。ライバルを倒して上昇気流に乗るのはどちらか(12.04.29)

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富山・岐阜・松本のダービー企画「TOP OF 北アルプス」の第2戦。第1戦(第6節)では富山が松本を3−0で下した。20位の富山、21位の岐阜が今季2勝目をかけてぶつかる下位対決の場とはなったが、ともにライバルを倒して巻き返しのきっかけにしようと必勝を期している。

富山は前節、昇格候補の千葉と1−1で引き分けて連敗を3で止めた。課題の守備を安定させるため、安間貴義監督は10年秋以来の4バックを選択した。DF足助翔が負傷してから紅白戦などで試してきた「流動的な3バック」。人数を増やして守りのスライドの負担を軽減しながら、攻める時にはアグレッシブに打って出る従来の3バックシステムの変則形だ。布陣は千葉の強力なサイドアタッカーに対して斜めに防御線を張る[4−3−2−1]だった。これは安間監督就任後の初戦だった千葉戦(10年10月3日・第29節)以来。当時、苦境を抜け出すために知恵を絞った戦術が再びチームに力を与えた。22本ものシュートを浴びたが1失点で耐え抜き、立ち直りの手掛かりをつかんだ。

昨季はアウェイでの千葉戦(8月21日・第25節)を0−0で引き分けて自信をつけ、次節でF東京を破る金星を挙げている。どうも千葉とは節目にぶつかる縁があるようだ。今年もここから反撃が始まる予感がする。まずは宿題でもあるホーム初勝利を目指す。
今回対戦する岐阜から新加入のFW西川優大は、富山には苦しい中でも目的意識をもって練習するよい雰囲気があると感じ、「新人だった09年の岐阜に似ている。あの時も序盤は苦戦したが次第に力をつけてホームで11戦負けなしを記録した」と話したことがある。「得点は取れている。新しいことにチャレンジしているからミスも出て失点する時もあるが、もう少し我慢強くなれば勝っていける」。古巣との対決を連勝の出発点にするつもりだ。

岐阜も富山と同じく1勝目を挙げるまでに苦労した。1年目の行徳浩二監督のもと、元日本代表のMF服部年宏、東京Vから移籍のMF井上平をはじめ新加入選手がスタメンの多くを占めている。第8節で4連勝中だった北九州を破って今季初勝利を飾っており、試合を重ねながらチーム状態を上げてきている。前節は横浜FCに0−2で敗れ、行徳監督は「前回ホームで勝ち、次に栃木と引き分けて、少し気の緩みがあったのかなという感じがする。また気を引き締めて次に臨みたい」と話した。富山と同様に2勝目にターゲットを絞り士気を高めてくるのは間違いない。

両チームともリーグ20位タイの16失点を喫している。特に富山はホーム4試合で12失点しており、前節でみせた安定した守りを継続することが勝利への条件だ。得点数は富山が11点で、リーグワースト5点の岐阜を上回る。富山としては攻め勝つつもりでどん欲に先制点、追加点を狙っていきたい。互いに勝ち慣れておらず、一方が終始優勢に進める展開は考えにくい。必ずあるチャンスとピンチでの集中力や粘り強さが勝負を左右するだろう。

以上

2012.04.29 Reported by 赤壁逸朗
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