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【J2:第13節 徳島 vs 熊本】プレビュー:前節掴んだ10試合ぶりの勝利を無駄にはできない!徳島は攻守の切り替えスピードを上げて連勝を果たせるか!?(12.05.05)

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2節(3/11)の勝利から約2ヶ月近く、徳島は本当に苦しんだ。悪い内容ばかりではなかったにもかかわらず結果の出ないゲームが続き、選手たちは9試合にもわたったその状況に悩みもがいたと言えよう。だからこそ、前節掴んだ10試合ぶりの勝利はチームにとって非常に意味深いもの。「今日の勝利でまた上を向いてやれます」と試合後には西嶋弘之も語っていたが、メンタル面も含め非常に難しい状況下でもそれに打ち勝ち掴み取ったその勝利は、気持ちを立て直し再出発を図るための大きなキッカケとなるであろう。

しかしながら戦いの内容がまだまだ十分でなかったのも前節の事実だ。中でも何より苦戦の原因となっていたのは攻守の切り替え部分。チームとしてそれのスピードを上げられなかったことで、徳島の攻撃はほとんどが時間のかかった遅攻となり、対した松本にはきっちりと守備ブロックを敷かれてしまっていた。そのため徳島は流れの中で決定機を生み出すことが全く出来ず。CKから奪った得点により勝利こそ得たものの、攻撃面は活性感のない低調な状態だったと言わざるを得ない。
それだけに、今節においてはやはりその切り替えのスピードアップは不可欠。徳島はボールを奪ったすぐ後の前へ出る速さを何としても高め、整い切らない相手守備組織を突いて展開を仕掛けなくては。そしてそれの実践によって多くのアタッキング場面で数的優位を取り、効果的なフィニッシュまでの形を作り出さなければならない。

さらに、今節対するのが守備力を向上させている熊本であることもその必要性をさらにクローズアップすると言えるのではないか。
熊本も徳島同様、今季序盤は攻撃面に深い悩みを抱えている。5節、6節でこそ連続3得点という結果を残したが、7節から突如ゴールが遠くなり、その後前節まで6試合にわたって自らのスコアを動かせていない。ただ、その得点力不足を補うように、守備には急速な成長がハッキリ。寄せの早さや球際の厳しさ、ボールへのアプローチ力が目に見えて向上し、その結果として9節からの3試合では無得点ながらしぶとく勝点1を奪取したのである。前節でこそ東京Vに2失点を喫したものの、火の国の戦士たちが守りのクオリティを高めているのは間違いないと言えるだろう。

と、このような熊本の状況から見ても、やはりしっかり形成された守備ブロックに挑むのは得策でないはず。徳島には早い攻守の切り替えからの攻撃が求められよう。そこでそのためのキーマンとして注目されるのが前節に続きボランチでの先発出場濃厚のエリゼウだ。開幕直後はセンターバックとしてピッチに立っていた背番号4だが、小林監督によってボランチへコンバート(2008年の来日当初はボランチのプレーヤーであったため元のポジションに戻ったとも言える)。9節からその位置でピッチに立ち始めると、中盤でのタフな守りとともにボールを奪ったところからのパワフルな持ち出しを積極的に披露しているのである。やや直線的過ぎることもあるとは言え、今のチームにおいては前への推進力を強く感じさせる貴重な存在とあって、その彼のプレーがこの一戦でも繰り返し見られればチームにはきっと前への勢いが生まれるに違いない。

「次が大事だと思います」とは前節終了後にキャプテン鈴木達也が残した言葉だが、まさしくその通り。意味ある勝利から中2日で迎える今節の結果は徳島にとって今後を占う大きなものになると思われる。連勝できれば巻き返しの浮上も現実味ある話となるが、もし前節を単発の勝利としてしまうようならそれの可能性は全く薄れてしまう。
果たして、選手たちはこれから自分たちが前進していく道を切り開けるか。GW最終日のこの一戦は徳島の今季の運命がかかった決戦と言っても過言ではないだろう。

以上

2012.05.05 Reported by 松下英樹
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