今日の試合速報

開幕招待
開幕招待

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【J2:第13節 岡山 vs 岐阜】プレビュー:緩めない。切らさない。連戦のラストゲームに、個の力を出してくる岐阜を迎え、岡山はチームスピリットを見せつけることが出来るか。(12.05.05)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
「うちの選手たち、よう走るわ」。これが前節横浜FC戦翌日の岡山・影山雅永監督の言葉だ。このゲームでは後半22分、左ワイド・田所諒からのクロスをFW川又堅碁が決め、この1点を守って岡山が勝利した。川又をはじめ、右ワイドで3試合ぶりに先発出場した石原崇兆、左ワイドの田所ら、出し惜しみすることなく走った。岡山はこれが今季6つ目の無失点試合で、3月25日の山形戦から8試合連続で負けていない。

対する岐阜は、第8節北九州戦に勝利し、第9節栃木戦を引き分けた後、横浜FC、富山、水戸に3連敗中。3試合連続で得点がなく、現在はリーグワーストの5得点にとどまっている。水戸戦では佐藤洸一と、清水から期限付き移籍で加入した樋口寛規がトップで先発し、「洸一をターゲットに脇を樋口が抜けるイメージだった」と岐阜・行徳浩二監督。しかしセットプレーから失点すると、後半、佐藤に代えて、ルーキー・中島康平を入れる。中島はフィジカルの強さを生かして決定機を作ったが、ゴールは遠かった。勝利した第8節は、ベテラン服部年宏と李漢宰のダブルボランチのバランスがよく、岡山で昨季プレーしたトップ下の山崎正登、左右のサイドハーフの廣田隆治と井上平が中に絞ってパスコースを作り出すことが出来た。DFラインを高く保ち、中盤でボールを回し、両サイドバックの攻撃参加を可能にした形は、岐阜が目指す攻撃の一つと言える。

岡山は横浜FC戦で守備的には3段階の準備をしていたという。「植田龍仁朗、後藤圭太がマッチアップに勝てなくて、こぼれ球が危ないという場面が出始めたら他の手段を取るつもりだったが大丈夫だった。竹田忠嗣もしっかりカバーを取って、中林洋次も前を狙っていたので、ほとんど拾えていた。相手はそれ以上の出方をしなかった。うちの最終ラインは、危なげなかった」(影山監督)。岡山が引いて9人でブロックを作って守り、カウンターを狙うだけなら、それほど人をワクワクさせることはない。前半からボールを持つ選手と周囲の選手のサポートの動きは流動的で、岡山らしさが出ていた。影山監督は、「後半どうやって点を取るかなと。攻撃に集中させようと思って、金民均入れた。ゴールはピンポイントのクロスから生まれた素晴らしいゴール。そしてあの前段階の一連の流れはよかった」と続けた。

横浜FC戦の後半20分のリスタートプレーから振り返ると、岡山・川又へのボールを横浜FC・八角剛史が奪い、ハーフウェイライン手前の大久保哲哉に付けようとするが、これを後藤圭太、澤口雅彦の2人がかりで奪い返す。そしてボランチ・千明聖典から右の石原へ、中央の澤口、金、再び千明。千明は左へ送り、植田から田所、そして田所の正確無比なクロスを川又が決めるまで、各選手のどの動きにも「チームとしての共通認識」という以上の美しいスピリットが宿っていた。

岡山は連戦のラストを飾るホームゲームで、このスピリットを見せつけたい。影山監督は、「服部、李のボランチに、うちにいた山崎も2列目にいて力のある選手がいる。侮る理由なんてない。スーパーショットを決められたこともある。強い選手たちを念頭において、自分たちの良さを出していきたい。それとチームで戦うということ。全員攻撃・全員守備ということは、お互いにカバーし合うことが出来る。全員がハードワークすることで勝利したい」と話す。

以上

2012.05.05 Reported by 尾原千明
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着