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【J2:第13節 松本 vs 湘南】プレビュー:"反町遺産"が揃う首位湘南を相手に、新しいことはせず。J2を席巻する攻撃サッカーを松本のディフェンスが封じる!(12.05.05)

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前節の徳島戦ではCKからエリゼウにヘッドで決められ5試合ぶりの敗戦となったが、試合そのものは主導権を握る展開だったこともあり、やろうとしているサッカーの方向性は間違っていないものと映る。反町康治監督も「少しずつの成長は見られる」と手応えを掴んでおり、ストロングポイントでもある攻守の切り替えの早さは徳島を圧倒していた。もちろん敗北という結果は事実で、決定機はあったが決めきれなかったことが敗因の一つではある。ただし決定力不足は全世界のクラブの課題だけに、そこはトレーニングからの積み重ねで打開するしかない。指揮官も「特別新しいことはしない」と常々口にするように、ストロングポイントを更に磨き上げることで、J2でも安定した戦いが出来るようになる。今は時間がかかっても、一歩一歩着実に成長を続けて行くしかない。ある意味、我慢の時だ。

ホームの松本のストロングポイントがハードワークならば、アウェイの湘南のストロングポイントは、やはりリーグでもトップを走る攻撃力(第12節終了現在、25得点)となろう。反町監督も「どこからでも点が取れる」と警戒するように、圧倒的な得点力を持つ選手に依存するというスタイルではなく、前線の馬場賢治から最終ラインに入る遠藤航まで各ポジションの選手がバランス良く得点を上げているのが強みだ。フォーメーションは松本と同じ3-4-2-1だが、選手の顔ぶれを微妙に替えて競争心をあおるのが曹貴裁監督の手法のようだ。湘南は直近3試合で1分2敗の勝点1に終わっているだけに、これ以上ずるずるといくことは許されず、勝点3を狙って、眼の色を変えて積極的に挑んでくる。前がかりに来た相手の空いたスペースを突くのは松本の得意パターンだけに、今節は攻守に切り替えの早いチームが有利な展開になるだろう。

さて、松本と湘南の戦いとなると、どうしても触れずにはいられない点が一つある。それはやはり反町監督の存在だ。
昨シーズン、再びJ2での戦いとなり新たなチーム作りを迫られた反町監督は若手の抜擢に着手。スカウト網を駆使し、監督曰く「優しい声をかけて(笑)」チームに招き、遠藤航・高山薫・永木亮太などのプロ1年目となるルーキーを大胆に起用。また、ハン グギョンや菊池大介含め、伸び盛りの若手を育成した。結果、シーズン14位と順位こそ振るわない形となったが、その時に蒔いた種がこうして芽を出したことになる。
"反町遺産"の躍動について、監督自身は「それはあまり関係ないでしょう」とあえて気にしない素振りを見せているが、「監督含め、湘南で仕事をしてきたスタッフは絶対勝ちたいだろう」(喜山康平)と選手たちは意識している様子だ。もちろん湘南の選手も自らの成長を見せようと、意気込んでの松本入りとなることは間違いない。

開幕以来、得点を続けている湘南。しかし、京都の連続試合得点を止めたように、松本の守備組織が万全に機能すれば、湘南の連続試合得点にストップをかけることは決して無理な相談ではない。

以上

2012.05.05 Reported by 多岐太宿
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