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【J1:第10節 新潟 vs F東京】レポート:F東京が要所を抑え2得点、連敗を3で止める。新潟は連勝、そしてリーグ戦ホーム初勝利ならず(12.05.07)

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F東京が2-0で新潟を破り、リーグ戦の連敗を3で止めた。後半6分に梶山陽平のゴールで先制すると、26分には谷澤達也がダメ押しの2点目を奪った。新潟はシュート数わずか3本と効果的な攻撃ができず、無得点に終わった。

F東京の選手たちが、自在に試合をコントロールした。「ホームであろうと、アウェイであろうと、試合を支配できるチーム」。ポポヴィッチ監督が誇らしげに言う。
中盤付近でボールを持つと、複数の選手が飛び出しを狙う。サイドでボールをキープしているときは、バイタルエリアに人数をかける。前半は新潟のブロックにかかり、相手を脅かす場面は少なかった。ただ、流動的でアグレッシブな攻撃を継続する。その結果が後半の2得点だった。新潟の守備を押し込んだところで、椋原健太が右サイドで仕掛ける。梶山の先制ゴール、谷澤の追加点ともサイドの崩しから中央に走り込んだものだった。

「前半、我慢していればいけると思っていた」。梶山が言うように、焦れずに自分たちの形を作り続けたことが会心の勝利につながった。リーグ戦はここまで3連敗。この間の得点はわずか1だった。
2日、ACLグループリーグでブリスベンを4-2で下した。失点こそし たが、攻撃のリズムをつかんだことが手応えになった。「監督からはシュートチャンスを逃さないように、常に言われている」と梶山。この試合のシュート数は8本。際立って多いわけではないが、いずれも打つべき場面で打ったもの。連敗を止めた以上の手応えが含まれた勝点3になった。

新潟は対照的に勢いをつかみそこねる結果だった。前節はアウェイで広島を1-0で下した。今季はまだ、ホームでのリーグ戦は未勝利。ここで白星を挙げて連勝することが、上昇のきっかけになるはずだった。
シュート数はわずか3。ここまで固さを誇っていた守備は、F東京の精度の高い攻撃にゴール前をあっさりと割られた。「相手との質の差が出た」。菊地直哉は厳しい口調で言った。

形を持っている相手に対し、新潟が作ったチャンスは相手のミスからカウンターが成立したときが多かった。意図的でない分、ゴール前に攻め込んだときのイメージは共有できていなかった。
なにより、昨季まで新潟がお家芸にしていた、高い位置のプレスからボールを奪う形はほとんどなかった。ブロックを作った堅実な守備で相手をしのぐことは、前節まではある程度できていた。だが、そこから攻撃の形を作るプランは見えてこなかった。先制されると前がかりになるのは、焦りの表れでもあった。
「前でボールを奪って勢いをつけて攻撃する。それがうちのサッカー。基本になる守備ができていないから、そこからつながる攻撃の回数も減ってしまう」。右サイドバックの内田潤は自戒を込めて言った。スコア以上に相手との内容の差を痛感させられる敗北だった。

上昇の土台ができたF東京と、勢いに乗れなかった新潟。次節に向かうメンタル、克服すべき点にも大きな開きがある結果になった。

以上

2012.05.07 Reported by 斎藤慎一郎(ニューズ・ライン)
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