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【J2日記】千葉:本当の『10,000人プロジェクト』(12.05.10)

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5月6日のJ2リーグ第13節・愛媛戦の後半の途中、その試合の観客数(10,967人)が場内アナウンスで発表されると、試合中にもかかわらず千葉サポーターからは拍手が起こった。それもそのはず、千葉は3月25日のJ2リーグ第5節・徳島戦でのヒーローインタビューの中で、兵働昭弘選手が「(僕たちは)これからも勝って、勝って、素晴らしいゲームを展開していきたいと思います。(その日の観客数が8,337人だったため)8,000人だと寂しいので、次に来る時は新たに友だちを2人連れてきてください。10,000人のお客さまをお願いします!」と発言したことをきっかけに、ホームゲームで10,000人以上の観客を集めようと『10,000人プロジェクト』を行っていたからだ。

第5節のあとの千葉のホームゲーム第8節・岡山戦を前にした4月11日。千葉のクラブスタッフとサポーター有志が、千葉が発行するフリーペーパー『JEF PRESS』と『チケットは駅でキャンペーンチラシ』をフクダ電子アリーナの最寄り駅のJR蘇我駅で配布したことは、以前のJ2日記に書かせていただいた。だが、岡山戦の観客数は残念ながら9,056人と10,000人には届かなかった。すると、クラブはその時点までのホームゲームの平均観客数が8,958人で、10,000人超えの試合は1試合だけ(開幕戦の山形戦で11,479人)だったこともあり、次のホームゲームの第10節・富山戦で『10,000人プロジェクト』を実施。そのプロジェクトは、シーズンシートオーナーやジェフユナイテッドクラブ会員の方が2人以上の友達を連れて試合観戦に来ると、シーズンシートオーナーやジェフユナイテッドクラブ会員の本人、そして友達にプレゼントがあるというものだった。しかし、富山戦は平日(金曜日)の19時キックオフで、しかも天候が雨になってしまったこともあり、観客数はその日に開催の試合の中で最多ではあったが6,235人にとどまった。

そのため、クラブは愛媛戦で再び『10,000人プロジェクト』を実施。そして前述のように10,000人を超える観客が来場し、フクアリでは目標達成の喜びを表す拍手が起こったのだった。千葉のオフィシャルサイトでは、プロジェクト参加人数が富山戦では129名だったこと、そして愛媛戦では80名のシーズンシートオーナーとジェフユナイテッドクラブ会員が178名の友達を連れてきたことがお礼の言葉とともに発表された。

愛媛戦での目標達成には、シーズンシートオーナーやジェフユナイテッドクラブ会員の方の努力ももちろん大きかったと思う。だが、個人的には、クラブが実施した特典付きの『10,000人プロジェクト』の対象者ではなくても観客を集めようと努力した千葉のサポーターやファン、遠路はるばるやってきた愛媛サポーター、さらにもしかしたら『10,000人プロジェクト』なんて全く知らずに初めてフクアリに来たかもしれない観客も含めた10,967人の全員に感謝の言葉を述べたい。千葉のオフィシャルライターでもなく、1996年から千葉のオフィシャル媒体で仕事をさせていただき、このJ's GOALで千葉の担当をさせていただいているだけにすぎないライターが感謝するのは、何だか僭越な感じでおかしいかもしれない。でも、10,967人の全員が空席が少ないスタンドと多くの声援が作ることのできる素晴らしいスタジアムの雰囲気の演出者だと思うし、そういった雰囲気の中での好ゲームを取材し、記事を書けるのは記者冥利に尽きることだと思うからだ。
サポーターに集客をお願いする特典付きのプロジェクトをやらなくても、フクアリについ足を運びたくなるような魅力があり、常に10,000人以上の観客が集まるクラブになる。その時こそが、本当の『10,000人プロジェクト』を千葉が達成した時ではないだろうか。

最後に…
開始が遅れた後半が始まるまで強風と雷雨の中でも応援を続けた千葉と愛媛の両サポーターの皆さん、本当にお疲れさまでした。記者席から見ていて感動しました。ああいう声援があるから、選手は頑張れるのだと思います。千葉サポーターからは懐かしい応援歌も聴くことができて、市原臨海競技場を思い出して楽しかったです。

以上

2012.05.10 Reported by 赤沼圭子
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