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【J2:第16節 町田 vs 水戸】プレビュー:2連敗の町田と3連敗の水戸。夏場の勝負どころに向けて“リスタート”を切れるチームはどちらか?(12.05.27)

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FC町田ゼルビアは、6日の富山戦で終了間際に追いつかれて引き分け。“勝点2を失う”試合をしてしまった。すると続く千葉戦、大分戦に連敗して現在は20位だ。“結果”を見ると、昇格したてのクラブという格に見合ったレベルかもしれない。しかし内容は間違いなく結果以上のモノを見せている。前節がその典型で、大分の田坂和昭監督をして試合後に「終始町田のペース」と振り返るほどだった。ただしセットプレーから2失点で、町田は1−2の惜敗を喫してしまっている。

町田はほぼ全て試合で、ボールの保持率が相手を上回っている。大分戦は「しっかりボールを回し、相手がずれたところにボールを入れることができた」(津田和樹選手)という内容だった。ボールを持つだけでなく、相手の嫌なところで動かす場面も増えてきている。攻撃についていえば、次の課題はラストパス、フィニッシュのイメージと質だろう。

“フィニッシュ”の部分で、一足早くJに適応しているのがMF鈴木崇文選手だ。彼は4月30日の横浜FC戦でハットトリックを決めると富山戦、大分戦でもゴールを決め、5戦5得点と絶好調である。2列目からFWと絡み、前を向いてゴールに向かうプレーが、チームに足りない“あと一歩”を表現している。鈴木崇文選手は茨城県出身で、水戸の小澤司選手は桐蔭学園高時代のチームメイト。「水戸は多少なりとも縁があるので、絶対に負けたくない。ホームはまだ点を取っていないので、自分が結果を残すという気持ちを持ちながら、チームのために頑張りたい」と意気込みを見せる。

町田は控え選手の底上げもある。北井佑季、大竹隆人の攻撃陣は、23日のトレーニングマッチでそれぞれ2得点。大竹は、国士舘大4年の時に水戸の柱谷哲二監督から指導を受けた。「すごい熱い監督。4年生の時が一番成長できた」と闘将との接点を振り返る。大竹は水戸のDF塩谷司選手も国士舘大の同級生で、「普通にJ1へ行くんじゃないですか?」とその能力を認める。そんな恩師、仲間の前で大竹も今季初出場をぜひ果たしたい。
水戸ホーリーホックは3連敗と苦しんでいる。柱谷哲二監督は「3連勝4連勝したところで、『俺たちはやれるんだ』と思ってしまった」「単純なミスが多い。致命的なミスをすると、リズムが変わっておかしくなってしまう」とチームの苦境を分析する。しかし3連敗中といっても、GW期間中には3位まで上げたチームだから、地力は十分。チームを建て直し、いいサイクルに戻すきっかけとして、町田戦は重要な一戦となる。

市川大祐選手にとっても、町田戦は恩師との再会だ。市川選手は清水エスパルスユースに在籍していた17才の春に、アルディレス監督から抜擢され、そのまま日本代表へと駆け上っていった。ワールドカップ日韓大会で活躍した名SBを発掘した当のアルディレス監督に聞くと、「自分の見ていた選手と再会することは喜びです。ただ友情とは別に、我々には勝点を取るという使命が残っている。相手がどうこうではなくて、自分たちのサッカーをする」と、感傷を抑えたコメントだった。友情は友情で、勝負は勝負。縁のある相手だからこそ、各選手はいつも以上に熱いプレーを見せてくれるだろう。

以上
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