第17節の勝利を足がかかりに、第18節の愛媛戦、第20節の福岡戦を引き分け、徐々にリズムを掴みつつあるFC岐阜。とはいうものの、第19節の東京V戦では1−4と敗戦を喫し、第18節、第20節も含めて点を取れそうでなかなか得点できない、勝てそうで勝ちきれない…という足踏み状態が続いています。
そんな中、岐阜の財務危機が続く状況下で、クラブの強化や管理に充てるために実施している「ストライカー(強化費支援)募金」が話題に。新規選手の獲得や所属選手への勝利給に充てられるという募金は、6月9日のホーム愛媛戦終了時点で、30万円を超える額にのぼっているそうです。まさにサポーターの愛の結晶です!
また、岐阜は県内の全市町村からサポートを受け、岐阜県全域をホームタウンとするクラブチームでもあります。今回の財務危機に際しても地元の岐阜経済界が支援を決めているというニュースが報じられるなど、官民挙げての応援・支援が続けられています。
雨がしとしとと降り続いていた第18節ホーム戦、スタジアムの内外に“FC岐阜愛”が溢れていました。前半1−0と愛媛にリードを許してハーフタイムを迎えた時のこと。岐阜名物の屋台村へ足を運び、人気の飛騨牛コロッケ屋のおとうさんに「1点入れられちゃいましたよ〜」と弱気発言をすると、「1点1点、一歩一歩だな。1点取って、勝点を取って、まずは最下位から1つ順位を上げること」。スタジアムの外にいるため観戦ができず、いつも歓声の大きさに耳を傾けながらゲームの流れを推し量るおとうさん。熱い思いは、スタジアムの中のサポーターと同じです。その後、試合は岐阜が追い付き、1−1で終了。惜しくも引き分けに終わりましたが、すでに試合を終えていた町田が敗れたことで岐阜は念願の最下位脱出! 雨が降る中、選手の出待ちをするたくさんのサポーターの姿、その愛情の深さにも胸を打たれました。
いよいよ、6月24日第21節は、ホームで町田を迎え撃ちます。勝点差はわずか1。いわずもがな、再び最下位転落の危機にさらされる、絶対に落とせない大事な一戦です。ぜひスタジアムへ足を運び、溢れんばかりのサポーター愛で、岐阜の背中を押しましょう!
以上
J’s GOALニュース
一覧へ【J2日記】岐阜:経営危機も吹き飛ばせ!サポーター愛、郷土愛(12.06.22)
愛媛戦後にファン・サポーターにあいさつする岐阜イレブン
スタジアムの外から応援を続ける、飛騨牛コロッケ屋のおとうさん
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