●曹貴裁監督(湘南):
「お疲れ様でした。2週連続のホームで、今日は絶対に勝点3を取ろうという気持ちが僕自身も選手自身にも強くあったと思うが、内容的には今季でいちばん悪かったと思います。
自陣のゴール前に鍵をかけるということで言えば最後まで体を張った試合になったが、僕の指導がまだ行きとどいてないので、今日みたいなゲームで2点3点取り切るチームになっていかないととてもじゃないけど上には行けないとあらためて感じました。北九州さんは分析したとおり後ろからしっかりビルドアップするチームで、うちの3バックの脇に長いボールを入れながらけっこう掴みにくい相手だったが、そこのファーストボールの精度や、逆にいいプレッシャーで奪ったあとの次のプレーであれだけミスが多くては後ろの選手もラインを上げづらいと思う。よく監督が言う言葉でいうと、まだまだ経験不足だなと、僕も含めて、という感じの試合だったと思う。これほど勝ってうれしくない試合は人生でもそうないかなと思っちゃったりしています」
Q:遠藤選手をセンターバックに、大野選手をDFの左にするプランはありましたか。後半からはそのように変えましたが。
「ありました。後半はすこし島村が足を攣っている状況もあった。きょうの試合はタフになるのでそういうこともあるかなと思っていたので、本人にはどちらもやるかもしれないという話をしておいた。途中から3バックの後ろにいても、あいつは19歳だけど35歳ぐらいのプレーができると思っているので、スイッチの仕方も含めて心配していなかった。逆に下村が途中から入って、中盤のこぼれ球など体を張ってはね返してくれたことは、守備面でまたチームの力になりました。いかんせんというところは先ほど話したとおりです」
Q:キリノ選手が重そうに見えましたが。
「でも残り5分ぐらいの段階で、あれだけ前線と後ろが離れてる状況になると、ひとりで追いかけるのはちょっと、乳酸もたまりやすいし。そういう出方だったというだけで、コンディションが悪いということではないと思うが、もうちょっといい使い方をしてあげたらよかったなと思っています」
Q:今後先発もありますか。
「当然それは1週間の競争なので、途中から行くという形で決まっているわけではない。ゲームプランと相手の状況を見て考えたい」
Q:古橋選手をトップに上げて馬場選手をシャドーにして見事に当たりましたが、狙いは。
「前半からボールは動かせるが相手がトリプルボランチみたいにしているときのFW3人の距離感がいまいちよくなかった。フル(古橋)を先頭に置くことによって狭いエリアで起点になり、逆に賢治(馬場)や大介(菊池)、もしくはコバショウ(古林)や高山が飛び出せるような展開をつくりたかった。あの点はGKからのキックをそのまま賢治がフリックしてフルが裏に流れた。ぼくが思っていたのと逆のパターンだったが、彼は百戦錬磨の経験があるので、あのシュートはスーパーゴールだったという感じも含めて、よくチームを落ち着かせてくれた。ちょっと怪我があって先週は出なかったが、チームに非常にいい働きをしてくれた。たぶんホーム初ゴールで本人もホッとしたんじゃないかなと思います」
以上















