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【J2:第32節 松本 vs 草津】反町康治監督(松本)記者会見コメント(12.09.02)

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●反町康治監督(松本):

「少し消化不良の試合だったかなかと思いますね。我々の悪いところが出てしまった試合でもあるかなと。
昔、ブラジルで指導したことがあるんですけど、向こうでは0-0なら遅延しても笛を吹かないんですね。ただし1-0で勝っているチームが遅延したら全部カードを出すんですね。要は勝っているチームが試合を遅らせたら、それは全部イエローだよと。それってもっともじゃないですか? 今日のプレーアクチュアルタイムは短いんじゃないかなと思いますね。僕はこれまでの指導で『遅延行為をしろ』とか『ファウルで止めろ』とか言ったことはありません。それは自信を持って言えます。だから福岡戦みたいに最後にやられるんですけど(笑)。ただ、やはりスポーツにはそういったかけがえのないところもあるんじゃないかな、と。試合に勝てば官軍ですけど、敗者の弁も少しは聞いてもらいたいですね。もちろん今日は自分たちが悪かったことは大前提ですけど。

話を元に戻しますけど、言い方を変えると向こうの術中にはまってしまったゲームでしたね。向こうは今日の試合を見ても、ペナルティーエリアの前まで運んで、そこで決める。中にはあまり入ってこないし、入ってくる人数も少ない。ボランチは絶対に入ってこない。ただそういったチームであることは充分分かっていて話もしてきましたが、やられているのを見ると僕の力不足かなと。2点目は、8月は何で良い成績だったかというと、セットプレーでやられなかったからです。単純にそこの差で、悪い兆候が出始めたのはそういうところだと思います。たくさんの応援をいただき、ブーイングが出てもおかしくない試合でしたが、温かい応援をしてくれて感謝しております。次に恥ずかしい試合をしないようにやっていきたいです。次は天皇杯なので、少しメンバーも考えて競争意欲のある選手を導き出せるように良い準備をしていきたいと感じています」

Q:草津が試合前にエンドを替えてきたが、その影響はありましたか?
「それだけこの雰囲気が独特で相手にとってやりづらい証拠なんですよね。その一言に尽きるでしょうね。だからと言ってそこが勝負を大きく左右しているとは思えないですよ。湘南の時に浦和とやった時にエンドを替えてやった試合もありますが、勝てなかったですよ。自分たちの実力がまだまだ足りないということなんですよ」

Q:悪いところが出てしまった、というのは?
「向こうはもう奪ったボールをクリアでいったん逃げて、そこでラインを押し上げてそこからスタートするじゃないですか。そうするとこっちの切り替えの瞬間の行けるタイミングとか奪うタイミングとかが失われちゃうんですよね。で、長いボールからのセカンドボールを拾われてしまって守備のリズムも出来ないし、攻撃も向こうの小林と林がアウトサイドにずっとついてきて、6バックなんですよね。そうすると前半見ていても分かるようにダブルボランチの脇ががら空きなんですよね。そこを自分たちで怖がってしまって入っていけない試合展開ですよね。それは向こうの術中にはまってしまったと。拾われてシュート打たれて、セットプレーで(加点された)。今日はつまらないファール多かったですよね。で相手にボールをあげて、一番背の高いやつにヘディングされたという、それだけの試合でしたね。向こうのストロングな部分と我々のウィークな部分が重なって、こういう試合になった原因ですね」

Q:鐡戸選手は負傷による交替のようですが?
「状況は変わりますから、色々なことを考えながら、選手やシステム変更などを考えています。今日は、塩沢は少し怪我があり足が止まるのは早かったですよね。スビンもゴールに向かうエネルギッシュなプレーをしてもらえれば良かったが、今日は物足りなさを感じてしまいましたね。鐡戸はどうでしょう。これ以上やると悪化する筋肉系のものだったので、長引いてしまうとシーズンが終わってしまうので、止むを得ないと思います」

Q:木島徹也選手のプレーについて?
「いつも通りです」

Q:前節・今節と2失点。最近堅守が崩れているのでは?
「集中力の欠如と言ってしまうとそれまでですが、少し見てしまうのが多いですね。例えばボールの保持者にチャレンジしていない状況ですから、今日もサイドの同じところに2人いるわけですよ。でもどっちかが行かなくて横に逃げられてしまう。このシステムはそこがウィークなのは分かっています。でも、そうは言っても後ろに2人いるわけですから、そこは少し改善しないといけないですよね。そのシチュエーションをやらないといけない感じはします」

Q:昇格争いのチームに勝っていても、下の順位に勝ちきれないのは、メンタル的な部分なのでしょうか?
「単純に言うとまだ実力がないということですね。あとは、ボールをくれる相手にはこっちも苦労するんですよ。例えば自分たちがボールを保持しているときに実力で崩す力があるか。今日なんか攻めあぐねてバスケットみたいに周りでボールを動かしているだけじゃないですか。そうならないイメージ作りはハーフタイムでも言ったんですが、なかなか解消出来なかったですね。今日なんて松下がうちにいればあそこからシュート5、6本打って1本くらい入っているんじゃないですか。そういう個の力と言うとそれで終わっちゃうんですが、そこを打開できるような力はまだ残念ながらないかも知れないですね。皆さんが順位予想をして、上位、中位、下位と分かれるということは、そういうところなんですよね。戦力とか色々なものを踏まえたうえで、だいたい皆さんの予想通りになる。実力や歴史のあるチームかどうかとか、ダヴィのように決定機を逃さない選手がいるかとか、それは否定出来ませんよね」

Q:一桁順位を狙うためには、勝ちきれないゲームをなくしていかなければいけないが。
「我々としては、コメントすることは出来ない立場ですから。どことやっても我々よりは上なんですよ。30試合やってきていますが、ボールのポゼッションで勝った試合は3試合だけなんですよ。ボールを動かす力、コントロールする力は1年生ですからそんなに高くないんですよ。そういう立場にいる我々が何を信条としてやっていくかというところからスタートしていますから。言い方を変えると、そこから今度は何が出来るかというところが我々の大きな課題であるかも知れませんね。そうでないところの部分で何が出来るか。全体的に実力がないという言い方になるかも知れませんね」

以上
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