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【J2:第35節 千葉 vs 東京V】プレビュー:新監督就任後、テクニカルな攻撃サッカーと自信を取り戻した東京V。千葉はミスを恐れないメンタルの強さと攻守のハードワークが勝利へのカギ。(12.09.23)

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前半にミスから連続失点し、前半終了間際にFWリカルド ロボが退場した第33節の富山戦は0−2で敗れた千葉。続く前節(第34節)の北九州戦もまた試合開始直後からのミスの連続が響いて失点を重ね、今季最多の3失点。試合開始わずか6分でのDF青木良太の退場によるさまざまな影響もあって攻撃の組み立ても思うようにいかず、少なかった決定機も1つもモノにできず、2試合連続で同じような試合内容の無得点で敗れた。今季2度目の連敗で5位に後退し、今節は千葉と同じ勝点57で6位の東京Vとの直接対決となる。
東京Vは第28節から1分4敗という成績に川勝良一前監督が辞任。高橋真一郎コーチが監督に就任して迎えた天皇杯2回戦はHOYO大分に3−0(得点者はMF梶川諒太、FW飯尾一慶、FWジミー フランサ)で勝ち、J2リーグ戦第33節は福岡に先制点を許したが、この試合がJデビュー戦だった高校3年生のMF中島翔哉のゴールで引き分けた。だが、東京Vらしいテクニカルなパスワークと連動性の高い攻撃的なサッカーを披露し、それは前節・愛媛戦の3−0(得点者はFW阿部拓馬=PK、FWアレックス、MF西紀寛)での勝利に結びついた。今季最悪のどん底状態の2試合を経験した千葉に対して、上り調子の東京Vは5試合勝ちなしの時期に失いかけた自信を取り戻して今節に臨む。

だが、「連敗のダメージは大きかった」と選手が率直に語る千葉であっても、北九州戦の翌日の練習後にFW荒田智之は「まだJ1昇格を狙えるところにいるので、チーム一丸となってここからもう一回やらないといけないなぁと思います。J2優勝でのJ1昇格を目指してきたので、それをやっぱり達成したい。残り8試合、最後まであきらめずに頑張ります」と話した。そして第33節は負傷欠場し、前節はベンチ入りしたものの出場がなかったDF山口智は「僕はまだJ2優勝が頭の中にあるんです」と言う。第34節終了時の首位の甲府との勝点差は11と大差になっても、J2優勝でのJ1昇格はあきらめていない。

だが、千葉がJ2優勝でのJ1昇格を狙うには、今節の勝利が必要不可欠だ。山口智は「開幕前から東京VがJ1昇格争いの強力なライバルだと思っていた。東京Vは相手にとってイヤらしいところを突いてくる。でも、ウチは負けた前回対戦(第20節で千葉の得点者はFWオーロイ、東京Vの得点者はFW杉本健勇/現・C大阪、阿部=PK)の借りを返さないといけない」と話し、荒田は「東京Vは強いし、うまいと思います。でも、ウチは十分やれると思うんですよ。ボクは前回対戦には怪我で出場できなくてチームに貢献できていないので、試合に出たら貢献したいです」と話した。東京VはダブルボランチのMF中後雅喜と梶川が攻撃を組み立てるため、彼らを自由にさせないようにしたい。また、東京Vは左右のサイドハーフと2トップが自在にポジションを入れ替え、オーバーラップが得意な右サイドバックのDF森勇介も絡んでゴール前に攻め込む。千葉は一対一の局面で相手に負けずに、ゴール前に入る選手をつかまえることが重要だ。そして、シンプルに相手のDFの背後を狙う形とパスをつないで相手に揺さぶりをかける形をうまく組み合わせて攻めたい。イージーなボールロストは攻守の切り替えの早い東京Vにカウンター攻撃のチャンスを与える。ミスをなくし、東京Vを上回る攻守の切り替えが必要だ。

連敗をピッチの外で見ていた山口智は「メンタルの弱さが出て、ミスを恐れてプレーしている。こうなったら開き直ってやることも必要」とメンタル勝負の部分も語った。前節の終了後、スタジアムに居残りをした千葉サポーターに木山隆之監督が願ったとおり、千葉サポーターは必ず千葉の選手を後押ししてくれる。東京Vのように華麗でなくてもいい。泥臭くてもいいから、千葉らしいハードワークを見せて勝利で声援に応えてほしい。
 
以上

2012.09.22 Reported by 赤沼圭子
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