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【J2:第35節 町田 vs 富山】プレビュー:いよいよサバイバルレースが大詰め。J2残留を賭けて、“6ポイント”を争う大一番だ!(12.09.23)

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J2は22枠の“定員”が埋まり、今季からJFLとの入替が開始される。JFLはJリーグ準加盟のV・ファーレン長崎が、AC長野パルセイロと僅差の首位争い中だ。クラブライセンスの付与を前提に考えると、長崎が1位なら自動昇格、2位でも入替戦参加となる。もう一つの準加盟クラブであるカマタマーレ讃岐は、残り11試合で“2位以内”からの勝点差が現在15ポイント。つまり昇格は順位的に厳しい。最下位回避が即ち、J2残留の目安だ。

J2の22位、つまり最下位に沈んでいるのがFC町田ゼルビアだ。20位・富山、21位・鳥取とは勝点4の差が開いている。そこまで無様な戦いをしている訳ではなく、8月・9月のリーグ戦8試合は、2勝4分け2敗という結果を出した。しかし今季の夏場は岐阜、富山、鳥取という、“ボトムズ”のライバルが、それ以上のペースで勝点を重ねている。たとえば前節のJ2は、下位4チームが1つも負けていない。特に好調なのがカターレ富山で、32節の愛媛戦から現在3連勝中。しかもすべて無失点勝利で、順位を22位から20位に上げている。そんな富山は間違いなく順位以上の難敵だ。堅守と終盤までの粘りに加えて、ベテランFW黒部光昭を中心とした、1トップ2シャドーの攻撃が脅威となる。

アルディレス監督も「おそらくこのシーズンで一番重要な試合になる」と、富山戦に向けて気を引き締める。ただし町田の課題は立ち上がりで、直近のリーグ戦4試合は全て、前半に先制を許してしまった。町田のパスサッカーは、相手のプレスがタイトな時間帯に、なかなか守備を攻略しきれない傾向がある。GK修行智仁は「前半の最初は向こうもガンガン来て、ガチガチになる」と試合展開を読む。そして「0-0で進んでも悪くない、段々自分達のペースになる、と思ってゲームを進められればいい」と説く。町田にとって勝点3はノルマだが、焦りから生まれる無理な攻め、相手のカウンターを避けねばならない。また先制を許すと、町田の持ち味が更に出しづらくなる。「失点すると相手は下がる。ウチがつないでいるところをカットしてカウンター、という流れになる」(北井佑季)からだ。

慎重に戦うことと、守備的に戦うことは違う。「なるべく相手のコートで最初からできるようにしたい」と語るのはボランチの太田康介。問題は“ただつなぐだけ”で中途半端に終わってしまうことで、勢いを持って敵陣に入り、積極的に打つ姿勢はあっていい。ただし町田が不発に終わった直近の数試合を振り返ると、“攻守の切替”に物足りなさがあった。先発が予想されるFW勝又慶典は「取られたらすぐ取り返す気持ち」の必要性を強調する。ボールを失った後の素早い寄せ、帰陣が、攻めつつもカウンターを避けるためのポイントだろう。

町田にとって大きいのはイ・ガンジンの復帰だ。8月に町田へ加入すると、直後の3試合連続完封に貢献した頼もしきセンターバックである。左足指の負傷でスタメンから離れていたが、スパイクの皮を切る“改造工事”が奏功して、木曜のトレーニングマッチは問題なくフル出場。「彼がいるだけで試合が変わった。ここまでやれるとは思ってなかった」とアルディレス監督も絶賛するプレーを見せた。本人は大一番での実戦復帰を前に、気負う様子がない。「90分の間に必ずチャンスが来るから、まず後ろを安定させたい」と落ち着きを強調してみせる。

残留を争う両クラブにとって、勝点3の獲得は同時に、“ライバルから勝点3を奪う”ことを意味する。たとえば最下位・町田から見ると、“勝点1差”と“勝点7差”では、残り7試合において課せられるハードルが全く違うものになる。町田にとって、この試合は昇格してから迎える最大の試練だ。

以上
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