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【J2:第37節 甲府 vs 徳島】プレビュー:2手先は考えない。王手とするためには目の前の徳島に勝つしかない(12.10.07)

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前節は徳島対京都の試合が台風の影響で10月25日に延期となり、甲府の昇格がらみの計算が難しくなると思っていた。しかし、「(徳島、湘南とのホーム連戦で甲府が)2連勝すればJ1昇格決定」、「2連勝すればJ2優勝が決まる可能性もある」ということが分り、さぁ大変。もうちょっと先の話だと思い込んでいたので、心の準備というか徳島戦の向き合い方が定まらない。ただ、浮かれる訳にはいかない。徳島に勝たないと何も始まらないのだ。土曜日は心と身体を温めて、熱くアラートな状態で日曜日を迎えたい。

「(練習態度は)悪くはないが、凄くアラートじゃない選手がいて、福田なんですけどね。彼を怒ったように見えたと思いますが、彼を通じて全員に言ったんです。『我々の目標を果たすために、そこそこではなくエクセレントなトレーニングの時間を過ごす以外に何があるのか』ということです」(城福浩監督)。甲府の選手は誰も緩んではいないし、いい雰囲気で練習もできているけれど、より高みを目指すためには必要な儀式だったと思う。まだ何も成し得ていない。ここで足をすくわれるわけにはいかないのだ。

内容は厳しい部分もあったが9月を4勝1分で乗り切った甲府。ここ2節はアディショナルタイムの劇的ゴールで勝っている。甲府に負けた北九州や栃木は、「この内容で何で勝てないんだ」という想いで悔しさにまみれたはず。でも、連勝するというのはこういうことなんだろう。相手も必死。そういうチームと戦って、いい内容で勝ち続ける方が不思議なのだ。逆に、勝てないときはいい内容でも勝てない。かつての甲府は後者の思いを何度も味わったことがある。それだけに今節も覚悟はできている。快勝することが目標だが、そうならなかったときにどう戦うかが重要になる。対徳島、という狙いどころはもちろんあるがフェルナンジーニョを軸に崩してゴールを決めたい。対戦したチームからは、「ダヴィ頼み」なんて言われることもあるし、なんだかんだ言ってもダヴィが決めているのだが、どうせなら「フェルナンジーニョ頼み」って言われるくらいの凄さを見せつけたい。

15位の徳島は前節のホームゲームが延期となり、コンディショニングが難しかったのではないかと思う。それでもドウグラス、アレックス、ジオゴら強烈なFW陣がいて、甲府のディフェンスラインはフィジカル勝負に持ち込まれれば厳しくなる。J1昇格プレーオフ圏内入りは厳しくなったが、だからこそどう戦うかが問われる徳島の思い切りの良さが怖い。前節はプレーオフ圏内入りを目指す栃木のモチベーションの高さが試合を難しくしたが、今節は徳島の思い切りの良さが出たときにそれを感じることになりそうだ。元々、J1を狙える陣容を持っているチームだけにポテンシャルは高い徳島。「来年に繋げる」ためには、今、首位を倒すことが自信に繋がるはず。

試合が始まってみたら意外と硬くなるのか、甲府らしく戦えるのかはやってみないと分らない。ただ、甲府はサブの選手が紅白戦で徳島のプレーを想定して、レギュラーのために真摯にプレーする状況。一丸となってJ1昇格、J2初優勝に向けて進んでいる。緊張感と期待がごちゃ混ぜとなる試合になりそうだが、最後まで信じきる戦いで徳島に勝とう。

以上

2012.10.06 Reported by 松尾潤
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