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【第92回天皇杯 3回戦 佐川SH vs 千葉】プレビュー:佐川SHが見せる大人のパスワークサッカーに、千葉の若手が奮起して挑む一戦。注目は中盤での主導権争いとセットプレーの攻防(12.10.09)

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9月8日の天皇杯2回戦では、J1の神戸を相手にMF嶋田正吾、MF清原翔平のゴールで2−1の勝利を収めた滋賀県代表のSAGAWA SHIGA FC(以下、佐川SH)。昨季は2年ぶり3度目(佐川急便東京SC時代を含む)の優勝を果たしたJFLで連覇を目指し、10月7日の第28節終了時は首位のV・ファーレン長崎(以下、V長崎)とは勝点差10の3位だ。第28節Y.S.C.C.戦はMF宇佐美潤が先制ゴールを奪うも後半に同点とされたが、宇佐美、FW竹谷英之が追加点を取って3−1の勝利した。第28節終了時の総得点は50点でリーグ3位、昨季は12点でチーム最多得点の清原が今季はすでに12得点で、JFL得点ランキングで6位につけている。

スピードとテクニックが光る清原は、天皇杯2回戦ではショートコーナーからのクロスに頭で合わせて得点。天皇杯3回戦でも、まずは細かいパスをしっかりとつないでリズムを作る佐川SHらしい攻撃でゴールを狙い、セットプレーのチャンスでは天皇杯2回戦の2点目のシーンのように持ち前のバリエーションを生かして得点したい。また、天皇杯2回戦では不在だったキャプテンでありゲームメーカーのMF山根伸泉(昨季のJFLのMVP)は、JFLでは9月18日の第25節から出場して2試合連続で得点している。

千葉は、9月9日の天皇杯2回戦は戦力の底上げを図る意味も含めてJ2リーグ戦でスタメン出場の機会が少ない選手を多く起用。その時点でJFL2位だったV長崎と対戦し、優位に試合を進めながらも決定力不足で、FW大塚翔平のゴールのみの1−0の勝利となった。10月7日のJ2リーグ戦第37節・草津戦はFW荒田智之とMF田中佑昌のゴールで2−0の勝利。高い位置でボールを奪う守備、サイドのスペースを突く攻撃が機能しての5試合ぶりの勝利で、J1自動昇格圏内の2位の湘南とは勝点差2の4位だ。

10月14日の第38節から大分、湘南、山形とJ1昇格争いのライバルとの直接対決が続くこともあり、天皇杯3回戦では疲労の蓄積が激しい主力選手を休ませる。負傷及びコンディション調整のためDF山口智、MF佐藤勇人、FWの荒田と藤田祥史の選手登録を抹消し、千葉U−18所属のDF秋山翔、MFの佐藤遵樹、鳥海晃司、和田凌を追加登録した。3回戦に向けて、千葉の木山隆之監督は10月8日の練習後に「(出場機会を得る)彼らがどれだけ奮起するか。佐川SHは力のある大卒選手が多くいて、長くプレーしている社員選手も多い。規律のある、いいサッカーをする大人のチームで、天皇杯2回戦で神戸は佐川SHに完全にやられていたと思う。手強い相手にウチの選手がどれぐらいやれるかがカギだけど、もちろん勝ちに行く。若手選手の奮起がJ2リーグ戦への力になる」と話した。

試合のポイントは、互いに激しくプレスをかける中盤でどれだけ主導権を握れるかということと、セットプレーでの攻防になるだろう。木山監督は「点がなかなか取れないと後ろの選手は苦しいだろうけど、そこで耐えきれるか。先に失点すると練習試合でよくあるように崩れてしまいかねない。先に点を取ることを考えてやらないといけない」と話した。千葉はV長崎戦では相手のプレーの精度不足に救われた場面もあっただけに、まずはミスで隙を作らないこと、隙を作ってしまったらカバーし合うことが必要だ。

佐川SHはJFL連覇、千葉はJ1自動昇格という今季の目標達成に向けて、勝利で弾みをつけたい一戦。平日の夜に集まったファンに白熱した好ゲームを見せてくれることを期待したい。

以上

2012.10.09 Reported by 赤沼圭子
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