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【J2:第41節 愛媛 vs 草津】プレビュー:愛媛は草津を相手にホーム最終戦でゴールを奪い、6戦負け無しを7戦に負け無しに伸ばせるか。(12.11.04)

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愛媛にとって、2012シーズンのホームゲームは次の草津戦が最後の試合となる。そのホーム最終戦を前に、今週は愛媛県内でも冷え込みが厳しくなり、冬の到来を感じさせている。また、金曜には大木勉の引退も発表されるなど、シーズン終幕の雰囲気も強まってきた。草津の方では既に副島博志監督の退任が発表されているが、今後はどのチームもチームを去る選手やスタッフが発表されていくことになる。このメンバーで、このスタッフで残された試合をどう戦うのか。チームとしても、個人としても、シーズンのラストは来年以降につなげるための試合になる。

その点で、バルバリッチ監督が帰国した愛媛は青野慎也コーチの下で現在6戦無敗のサッカーを前進させられるか。青野コーチはこの結果について「フォーメーションが変わって、守備の人数が5枚になった。そのオーガナイズができたことでスペースが埋まり、誰がプレッシャーにいって誰がカバーするのかということがはっきりした。それが結果にもつながっている」と分析。守備面に関しては手ごたえを感じている。数字で見ても、無敗の6試合中4試合で完封、残りの2試合はそれぞれ2失点で合計4失点を許しているものの、そのうち3失点はセットプレー。流れの中で失った失点は6試合でわずか1点ということを考えれば、守備のオーガナイズには自信を持っていい。今回対戦する草津が得点力に欠けることを考えれば、愛媛がより意識すべき課題は攻撃になる。

この攻撃面に関して「攻撃のアクションを起こす時、どこでスイッチを入れるのかはっきりさせたい」と青野コーチは指摘。守備の際に中盤の両サイドが最終ラインに入る今のやりかたでは、ボールを奪った場合にボールをつなぐのか、それともカウンターに移るのか選手全員が同じ判断をできなければ攻撃への切り替えがスムーズにいかなくなる。特に、カウンターを選択する場合は一瞬の迷いも許されない。4得点を奪った町田戦のように、カウンターを繰り出せる状況と、その判断が噛み合えばフィニッシュまで持ち込めるコンビネーションが今の前線にはある。それだけに、奪った時はまずカウンターを意識できるか。松下裕樹や櫻田和樹といった経験豊富な草津のボランチを、一気に置き去りにする場面を狙いたい。

また、カウンターができなかった時はサイドチェンジが鍵になる。これまでも、ピッチの幅を目一杯に使って相手のブロックをずらし、前野貴徳と石井謙伍が両サイドから攻撃を仕掛けた。前線3枚の動き出しをおとりにして、空いた逆サイドへの大きなサイドチェンジからスイッチを入れるプレーも今の攻撃の形。カウンターにしても、サイドチェンジにしても、狙いを出してなおかつそれをゴールにつなげる精度を高めることが愛媛の課題。攻撃面でその進歩を見せられれば、ホーム最終戦での勝点3に近づけるはずだ。

一方の草津としては、愛媛のカウンターをケアしつつ攻撃のチャンスをうかがいたい。アレックス ラファエルが出場停止、後藤涼の怪我などマイナス材料はあるが、チャンスを得た選手は来シーズンにつなげるプレーができるか。残された数少ないチャンスをものにできるかどうかという点は草津の選手だけでなく愛媛の選手たちにもいえること。ピッチに立った全選手が今季の集大成ともいえるプレーを見せ、シーズンラストにふさわしい好ゲームを展開してくれることに期待したい。

以上

2012.11.03 Reported by 近藤義博
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