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【J2:第41節 千葉 vs 松本】プレビュー:『J1に行きたいという強い気持ち』をプレーで体現したい千葉。松本のカウンター攻撃を封じ、サイドのスペースを突いて得点したい。(12.11.04)

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千葉はプレーオフ出場圏内ギリギリの6位で迎えた前節(第40節)、勝点差2で千葉を追う8位の山形と対戦。第38節から大分、湘南と続いたJ1昇格争いのライバルとの対戦は苦戦して1分1敗だったが、山形戦では2−0のスコアできっちりと勝点3を獲得した。その一戦では攻撃のキーマンのMF兵働昭弘が累積警告による出場停止で今季初の欠場。千葉にやや硬さが見られた前半は山形のサイドアタックに苦しめられ、千葉は攻めてもフィニッシュまでなかなか持ちこめなかった。だが、50分に千葉の最初のCKでDF竹内彬がヘディングシュートを決めて先制し、交代出場のFW荒田智之が88分にクロスに合わせて追加点を奪い、接戦を見事に制した。前節終了時で2位の京都とは勝点差4と本当にわずかではあるが、J1自動昇格の可能性を残した状況で今節を迎えている。

松本は第33節から7試合負けなし(5勝2分)と快進撃を続け、第39節終了時に今季最高順位の9位に浮上。その時点で6位の千葉とは勝点差6でプレーオフ出場圏をうかがう位置につけた。第33節からの7試合では、7−1と大勝した第35節鳥取戦でハットトリックを決めるなどFW船山貴之が4得点、DFながらも飯尾和也が3得点で、チーム全体で16得点とどこからでも得点する多彩な攻撃を披露。その一方で7試合での失点数は4と守備の安定も光っていたが、前節(第40節)の栃木戦は開始早々にマークミスで失点。サイドから仕掛けられた時にゴール前中央へ入ってくる選手へのマークが甘くなる場面が見られ、終わってみれば3失点。MF大橋正博のアーリークロスにFW塩沢勝吾が合わせてのゴール、FKのクリアボールを拾った船山のダイレクトシュートによるゴールが生まれたが、2−3で競り負けた。プレーオフ進出の可能性が潰えたが、リーグ戦終了時に一桁順位にいるという目標を目指して戦う。

前回対戦(第9節)では、千葉がクロスの精度を欠いてGKに簡単にキャッチされる場面も目立つ中で15本のシュートを打ちながら、シュートの精度を欠いたり、松本の粘り強い守備に阻まれたりしてノーゴール。84分にCKからのこぼれ球からDF多々良敦斗が決勝点を奪い、松本が1−0で勝利を収めた。

今節では、松本はチーム最多の12得点をあげている船山が累積警告で出場停止となるのが痛い。だが、2試合連続ゴール中の塩沢など好調な選手がいるし、特定の選手に頼る得点パターンではないのは心強い。また、J1昇格へのプレッシャーが過度にかかりがちな千葉に比べ、松本は精神的に余裕を持って伸び伸びと戦える点も好材料だ。

兵働が出場停止明けで復帰する千葉は、選手が口々に語ったように攻めたらシュートで終わって、シュートの本数を増やすとともに相手にカウンター攻撃のチャンスを与えないようにしたい。松本の反町康治監督は試合中に4バックに変更することがあるものの試合のスタートは基本的には3バック。千葉は3バックの横のスペースを有効に使い、そのスペースをケアしてきたら、その分空いてくる中央や逆サイドを突いて攻めたい。前回対戦や今季の千葉の勝ち試合の傾向を考えると、千葉は先制点奪取で優位に立つことが重要だ。また、守備では前の選手を追い越してゴール前に入る選手をしっかりマークしたい。

『負けられない』ではなく『勝たなければならない』千葉にかかるプレッシャーは非常に厳しく、過酷なものだ。だが、それに打ち勝つ精神的な強さ、前節の試合後にDF竹内彬が語った「全員が持っているJ1に行きたいという強い気持ち」を体現したプレーがあってこそ勝利は得られる。松本サポーターもかなり多く来場するようだが、それに負けない千葉サポーターの大声援が選手を強く後押しして、勝利へ向かわせてくれるはずだ。

以上

2012.11.03 Reported by 赤沼圭子
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