今日の試合速報

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【J2:第42節 山形 vs 岡山】奥野僚右監督(山形)記者会見コメント(12.11.11)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
●奥野僚右監督(山形):

「まずはじめに、2012シーズン、今日をもってシーズンを終了しました。メディアのみなさまにもいろいろな形で応援ないしサポートしていただき、ありがとうございました。まずお礼を申し上げます。ありがとうございました(起立して一礼)。
今日のゲームにつきましては、またひとつ自分たちが学ぶべきチャンスをいただいた。前半19分に1人少ない状態になりました。じゃあ、それからどういう形でこの試合を勝ちに結びつけるのか、そういったところが試された試合だったと思います。当然のことながら、最終節どうしても勝ちたい気持ちがもちろんありました。そういった中でまた、今日は宮沢選手にとっても最終の試合。10人になったときの戦い方というのは、自然の流れでいうと我慢の部分が多くなります。そしてチャンスを皆で突いていく。前半は意思統一した中での攻守でなければならないといったところでした。しかしながら、前半19分から、失点が32分ですけれども、その32分に1点を取られてしまった。またここで新たな難しさが出てきました。バランスを崩せばチームはガタガタになっていきますし、反対に1-0で相手がリードしたことによって、相手の足が止まるんじゃないかと皆が予想して後半に入っていきました。立ち上がりから相手が少し停滞したところでボールを奪って、チャンスもつくることができました。そこでも1点がなかなか奪えなかった。そこで1点を奪えれば、また違った展開も見えてきました。またそこで時間が過ぎていき、後半15分過ぎくらいからチャンスをうかがうようになってきた。どうしても勝ちたい試合、また追いつきたい試合というものは、人数がかかってしまう。選手の意欲と同様、バランスを守備で崩した場面で、少し後手を踏んで相手に追加点を奪われてしまった。非常に難しい試合ではありましたが、今日学んだことというのは非常に意義のある1試合だったと思います。気持ちがはやる中でも、全員で意思統一をしながらプレーしていかなきゃいけない。それは人数が劣勢だろうが同数だろうが多かろうが、同じ作業になってきます。そこをもっと、感情にしたたかさというものをプラスして、次のゲームに活かしていければ、今日の1試合というものが意味あるものになってくる。どんな形でも、最低限の勝点をあげていきたい。そういうところで、今日本当にまたひとつ、大きな学びがあったと思っています。選手たちは90分間、劣勢のなか、非常に最後まで戦ってくれたと思います。その部分というのは、足を痙攣する選手が非常に数多く出た。痙攣したなかで戦ってくれた。最後まで1点を取りにいく姿勢を貫いてくれた。そういう部分がすばらしかったなと思います」

Q:総括ですが、前半戦を折り返して首位だったチームが、後半戦でなかなか調子が上がらなかった。前半の好調を維持できなかったのはどういう点に課題があるとお考えですか?
「まだ今日終わったところなので。いつでも自分たちは次の1試合1試合に向かっていった。そして、1試合1試合に勝点3をめざしていく中で、短期的な部分、中期的な部分、長期的な部分という形で選手の様子ないしチームの状態を確認しながら作業を進めてきました。しかしながら勝ち星があがらないときに、できたことがもっとあったかもわかりません。結果として、前半戦でいい勝点をあげられて、後半戦であがらなかったという事実がすべてですから、それを何かに原因を特定する必要もないと思います。原因というのは複合的にいろいろな要素が絡み合うと思うので、それを全体的に見たうえで、ひとつひとつ紐解いていき、具体的にどういう改善、課題を見つけて、また改善していけるかということを検証していければいいんじゃないかと思います。まだその作業まで至っておりません。結局、毎試合毎試合の振り返りのなかで思うところがあって、それをトレーニングに落とし込んでいったりしていくわけですけれども、それでも結果が出なかったというのが事実ですから、もっといろんな部分、いろんな角度から見ていければいいなと思います」

Q:先発の比嘉選手もすごくいいプレーをしていたと思いますが、1点ビハインドのところで宮沢選手を入れました。期待したところは?
「彼は中盤の位置で冷静に試合を見れる。そして展開もできる。また今日は、彼の力をチームに活かしてほしかった。本当に、それがすべてですね。あとは献身的な動きと、クレバーな部分を彼は備えていますから、全体を整えることと、そういった展開力であったり、あとはもう、力を貸してほしいという部分での起用でした。
(Q:投入のときに何か声をかけましたか?)力を貸してくれと、はい」

Q:シーズン終盤になるほど点が取れなくなりましたが、いまわかる段階で点が取れなくなった理由をどうとらえていますか?
「シュートを打つ本数が多少、最後のほうでは減ってきていると。それはどういうことかと考えたときに、相手がしっかりした守備陣形を整えた中での崩しであったり、思いきりのよさであったり、仕掛けであったり、精度であったり、すべてにおいてボールを大事にするという意識が多少強くなったと思っています。なかなかチームが勝てない状況でいたときに、考えたことはボールを失いたくない、奪われたくないというところで、前を向く作業が多少後ろ向きの作業になってくる。そこでやり直せればいいんですけれど、そういった姿勢というものがもしあったとすれば、それはチャンスにシュートが打てなかったり、前へ仕掛けられるチャンスで仕掛けられない作業になってきますね。常々、選手には積極的に仕掛けることと前を向くことをはたらきかけているわけですけれども、大事にする部分と、思いきりよくやる部分の兼ね合いの部分がうまく働かなかったかなというふうに思っています」

Q:試合後のセレモニーのあいさつのなかで、「今年蒔いた種が来年花を咲かせて…」という言葉がありましたが、来年も今年蒔いた種に水を撒いていく役割を果たしていかれるということでしょうか?
「そういうニュアンスで別に話したわけではありません。ですが、今年歩んでいくなかで、今年やってきたことが必ず経験となって、選手たちには蓄積されていく。それを活かしていかなきゃいけないという形で選手にもそういう気持ちを持ってもらいたいという思いです。けっして、今年1年やってきた取り組みというものが、何もなかったというようなことにはできません。そういつもりで話しました」

Q:チームのテーマとして「連」というものがありましたが、「連」はどの程度達成できたとお考えですか? どの程度達成できて、どの程度達成できなかったのか?
「非常に難しい質問ですね。発揮できた部分というのはかなり多かったと思いますね。それをパーセンテージで表現するのが適切かというと、そうは思わないんですけれども、本当に相手がすばらしくてやられたという試合は、数えるほどしかないですね。そういったなかで、それ以外の試合で、たとえば負けを引き分けに、引き分けを勝ち星につなげられなかったという部分が大きな自分たちの課題であり、そこで守備でも攻撃でも『連』の…いまおっしゃられたようにパーセンテージを上げる必要はあるなと。何点で合格点かというと、そういう点数で評価するような競技でもありませんから、ただ、勝ち星に結びつけられたら100点かと。でも、ゲームの中ではいい部分と悪い部分と当然ありますから…まとまった話にはならないですけれども、そういう意識が確実に浸透できた理解しています」

Q:シーズンを終わり、ご自身の去就についておうかがいしたいのですが、どう考えていらっしゃいますか?
「今日終わったところなので、まだ何もお答えできるような状況ではありません」

Q:先ほど、サポーターの前で涙をこらえていらっしゃいましたが、今年の悔しさを来年、もう1回晴らしたいというお気持ちはありますか?
「今日、本当にこみ上げてくるものがあって。当然のことながら悔しさもありますし、締めくくりでもありましたから、この試合に懸ける意気込み、自分だけじゃなく、もちろん選手たち、クラブ、サポーターたち、みんなの目標でしたからね。それが達成できなかったという思いから、今日こみ上げてくるものがありました。残念ながら思うにままならないことがあって、今日はマッチミーティングで、両チームともカードだったり退場が非常に少ないチームだというお褒めをいただいたんですけれども、結果として今日、自分たちがいっぱいカードをもらうようなゲームになってしまった。そういうところは本当に残念ですけれども、そういった部分でも、なんとか勝点を取っていきたかったなというところから出てきましたね。だから、当然悔しいのは悔しいですし、その悔しさというものを自戒の念も含めてありますけれども、そういうことは自分のなかでまた一度整理して、じっくり考えていかなければいけないものだなと思います」

以上
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着