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【J1:第33節 鳥栖 vs 浦和】プレビュー:「ここまで来たら、好不調は関係ない」とエース豊田が力強く宣言。個人技に勝る浦和と3位以内をかけたホーム最終戦。鳥栖は勝利で史実に記念すべき足跡を。(12.11.24)

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過去を積み上げたからこそ現在がある。そして、素晴らしい将来を迎えるためには、現在において手を抜くことはあってはならない。
長いリーグ戦も、ゴールが見えて来た。
ここまで積み上げてきた勝点で今の順位がある。偶然でも奇跡でなく、自分たちの手で積み上げた勝点なのだ。
そして、今節を含めて残り試合は2試合となった。最大でも積み上げることができる勝点は6しかない。
どのチームも同じだが、直接対決となれば片方のチームは勝点6を上積みすることはできない。
そんな状況を、3位浦和と5位鳥栖が迎えている。勝点差はわずかに2。勝利した方が上位に名を連ねることになる。
名古屋の結果次第ではあるが、3位にとどまることができるのか、3位に浮上することができるのか・・・全国のサッカーファンが注目する一戦が、ベストアメニティスタジアムで行われる。

迎え撃つのは今季J1初昇格を果たした鳥栖。大方の予想を覆しての快進撃をここまで見せてきた。しかし、FW豊田陽平は「ここまで来たら、好不調は関係ない」と言い切る。残り2試合だからではない。手に届くところに3位という大きな戦果があるからである。初昇格のクラブであろうが、少ない予算で戦ってきたクラブであろうが関係ない。ここまで勝点を積み上げてきたのだから、その資格があるのである。
泣いても笑っても、今季のホーム戦は今節が最後。ぜひとも勝点3を上積みしたいと思うところは、万民の一致するところである。

対する浦和とて、その思いは同じであろう。数々の栄華を飾ってきたチームであっても、今季の栄華を手に入れたわけではない。3位以内で終わるのか、以下でシーズンを終了するのかでは大きな違いがある。
浦和が、初昇格クラブの後塵を拝することを誰もが許すことはできないだろう。ここでは、敗者になることは許されない。

鳥栖は、出場停止からMF金民友が戻ってくる。彼のテクニックは、浦和の選手に決して引けを取らない。サイドで起点を作り続けてくれるだろう。MF水沼宏太も野田隆之介も好調を維持している。サイドDFの丹羽竜平も磯崎敬太も、機を見ての攻撃参加は健在である。
「トヨ(豊田陽平)からのこぼれ球をいかに拾えるかがポイント」とCB小林久晃は今節を予測する。サイドで多くの起点ができれば、それだけ鳥栖の優位さは上がることになる。豊田陽平にボールが入ってからの2次攻撃に注目しておきたい。

浦和は個人技に勝るチームである。
マルシオ リシャルデスや原口元気、梅崎司と攻撃的なポジションに入る選手は、一人ででも結果を出すことができる選手である。浦和はいい形で彼らにボールを渡したい。ピッチ幅を有効に使って、鳥栖に狙いどころを絞らせず、一瞬の隙を突いて鳥栖ゴールに迫りたい。

今節のポイントは、“選手間同志の距離”である。
鳥栖はできるだけコンパクトにして、争点に人数をかけてボールを奪いたいし、奪ったボールを運びたい。浦和のボールを持った選手に、どれだけ多くの人数をかけてプレッシャーをかけることができるのか。サイドに追い込んだら、逆サイドに展開させないようにコースを限定させていきたいところである。豊田陽平にボールが入ったら、そのボールをできるだけ多くの人数でサポートを行い、確実にシュートにつなげることができればおのずと勝機が見えてくる。
浦和は両サイドを使いながら鳥栖の守備を広げていきたい。鳥栖のハードワークは覚悟の上だが、まともに受けて立つよりは、相手が来る前にボールを動かすことで、守備にほころびを作りそこを突きたい。鳥栖が争点に人数をかけることができるのか、浦和がそこをかわすことができるのか・・・。
今節のターニングポイントは、“選手間の距離”をどれだけ自分たちのペースで取ることができるのかにかかっている。

積み上げた勝点は減ることはない。
奪ったゴールは、相手を苦しめた数値である。
そのゴールをみるために、スタンドからは激励と叱咤の声援を送る。
結果が問われる勝負の世界。
その結果の証人となる機会もあとわずか。
ともに戦おう。来たるべき将来のために。
サッカーは、目で耳で口で楽しむことができるスポーツなのだから。

以上

2012.11.23 Reported by サカクラゲン
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