今日の試合速報

開幕招待
開幕招待

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【J1:第33節 G大阪 vs F東京】レポート:G大阪が一時はホームで逆転に成功するも、守りきれずドロー。(12.11.25)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ホーム・万博記念競技場での最終戦。残留争いに巻き込まれ苦しい戦いが続いているガンバ大阪を後押ししようとスタジアムには19393人のファンが詰めかける。その期待に応えるかのように前半立ち上がりの7分。MF倉田秋、FWレアンドロと縦に繋いで最後はMF家長昭博がシュートを放つがこれはF東京のGK権田修一が落ち着いてセーブ。狙いの『先制点』が奪えない。しかもこの立ち上がりの時間帯はF東京のコンパクトに敷かれた守備をなかなか崩し切る事ができず、このゴールシーン以外は決定的なシーンを作り出せないまま時間が過ぎて行く。そんな中、先制点を奪ったのはF東京だった。左サイドのDF太田宏介が相手をきれいに交わしてクロスをあげると、ゴール前中央でFWルーカスがDFと交錯し、潰れた奥のファーサイドのスペースにつめたDF徳永悠平が思い切り良く右足を振り抜いてシュート。これがゴールに突き刺さり、F東京が先制点を奪う。

だが、残留争いの渦中にあるG大阪がこれで意気消沈するはずはなく、前への意識を強めた展開に。フィニッシュに繋がる前の段階でパスミスが出たり、相手の守備に引っかかる事が多かったためビッグチャンスはなかなか作り出せなかったものの、前がかりにゲームを進めていく。その前への意識がゴールに繋がったのは37分。好位置で得たMF遠藤保仁のフリーキックに合わせてMF家長がダイビングヘッド。試合前「チームの勝利に繋がる仕事をしたい」と意気込んでいたMF家長が、その気迫のままに頭でゴールネットを揺らし、試合を振り出しに戻す。

前半の追い上げムードのまま、後半も一気に畳み掛けたいG大阪だったが、後半、立ち上がりから攻勢に出たのはF東京。47分、左サイドの深い位置に抜け出したFW渡邉千真が放ったシュートはポストを直撃。こぼれ球につめたFWルーカスのシュートもゴール脇へ流れてしまう。更に勢いはとまらず、54分にはDF梶山のクロスを受けたFW渡邉が後方へパス。詰めたMF米本拓司が思い切り良くミドルシュートを放つも枠を捉えられない。61分にはG大阪のMF遠藤が敵陣深い位置から前方に出したパスをFWルーカスが奪い取り、シュートを放つがこれは相手DFに阻まれてしまう。そうして立て続けにF東京に訪れたビッグチャンスをなんとか耐え忍んだG大阪がようやく好機を見出したのは62分だった。途中出場でピッチに立ったMF佐々木勇人の、シュートともとれる強めのパスが前線のFWレアンドロのもとへ。その瞬間、F東京守備陣の厳しいマークにあうが、そのこぼれ球に詰めたMF家長が落ち着いて左足で決め、逆転に成功する。

だが、この日のG大阪は『いい時間帯』が長く続かない。実際、逆転に成功した後も、加速したのはF東京。G大阪選手の足が止まりはじめ、ボール、人に対するアプローチが効かなくなった状況を見逃さず、左右にボールを動かして揺さぶりをかけながら前がかりに試合を運ぶ。特に69分にMF石川直宏がピッチに立ってからは、その石川も含めて前線が躍動。MF石川による強烈なミドルシュートなど再三にわたってG大阪ゴールに襲いかかる。
「守り切れるか」「追いつけるか」という緊迫した展開の中、均衡を破ったのは、F東京だった。MF米本からのパスをゴールライン際からDF太田が折り返したボールに合わせたのはMFネマニャ・ヴチチェヴィッチ。右足で放たれたシュートは残念ながらバーに嫌われ跳ね返るが、こぼれ球につめたMF渡邉がきっちり頭で押し込み、同点に。以降も、足が止まり、足元にきたボールを跳ね返すことが精一杯という受け身の守備が続いたことでG大阪に追加点の匂いは殆ど感じられず。裏を返せば、そうしたG大阪の守備に対してF東京もチャンスを作りながらゴールに持ち込むことはできずに、2−2で試合終了。G大阪が渦中にいるJ1リーグへの生き残りを賭けた厳しい『残留争い』のゆくえは、12月1日の最終節(vs磐田@ヤマハ)に持ち越された。

以上

2012.11.25 Reported by 高村美砂
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着